引き寄せの法則がうまくいかない時にこそ実践して欲しい幸せを引き寄せる方法

  • 2017年10月27日
  • 2020年5月21日
  • 幸せ
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引き寄せの法則を実践してみたけど思ったように実現しない。
自分はこのまま幸せにはなれないのだろうか。
イメージや感謝が足りてないのではないか。

今回は引き寄せの法則を記事にしてみます。

私は何かのテーマで文章を書くときに、
その言葉で検索してみることがあるのですが、
引き寄せの法則を検索して思った正直な感想。

「引き寄せ引き寄せってどんだけ引き寄せたいんだよ笑」

あなたが今幸せじゃなかったり満たされなかったりするのは、
望む現実がここにないからではありません。
今の現実を真っ向から否定しているからです。

詳しくは本文に譲りますが、
引き寄せの法則によって”現実”がほしいのか、満たされた気持ちで幸せになりたいのか。
(満たされていないから”現実”がほしいという場合、その”現実”はやってきませんが)

両者は関係しているようで、関係がありません。
もし、満たされた気持ちや幸せがほしいという場合は、読みすすめてみてください。
「何が何でも”現実”が欲しいのだ」という場合は、ここでページを閉じてくださいね。

それでは、今回も「こころにまるを」では、引き寄せの法則をどう位置づけていくのかご覧ください。

1.引き寄せの法則とは

まず、引き寄せの法則とは何かについて。
簡単に言うと、イメージしたものが現実になっていくという話です。

引き寄せの法則については、
引き寄せの法則の本質とやり方はこの1記事で完ペキ!に詳しくまとまっていたので参考にしてみてください。

ざっと読んで私が思ったのは、何か苦しい。
リアルに想像するとか、否定的な言葉を使うなとか、
感謝しなければいけないとか(感謝はしようと思ってするものではない)。
その結果出てきた言葉が、冒頭の「引き寄せ引き寄せってどんだけ引き寄せたいんだよ!!笑」

という私も10年くらい前に引き寄せの法則を試したことがあります。
「マーフィーの法則」「思考は現実化する」などを実践してみて何の効果もなかった。
というより、そもそもイメージすることが大変で続きませんでした。

それから今に至るまでに心の世界に出会い、
自分の中にある「幸せを遠ざけるブレーキ・心の偏り(不足感・劣等感・罪悪感など)」を
ただひたすら外しフラットになっていき、
自由で「自分はこれでいいのだ」と満たされた気持ちを感じるようになりました。

こうして心がフラットになっていくと、
引き寄せの法則やイメージングなんて意識することなく、
望むものがどんどん現実になっていくのを目の当たりにするようになります。

もうすぐ起業して3年になりますが、心理カウンセラーだけで食べていけるようになり、
LINE@(LINEを使ったメルマガ配信)の登録者も1万を越え、作ったアプリは4万ダウンロードされ、
今度、ラジオに出演してきます。
いずれ本も出したいなと思っているのですが、たぶん遠くない未来に実現すると思います。

そんな経験を踏まえ、引き寄せの法則を血眼になって実践しようとするより、
先に、心をフラットにして幸せの中で生きたらいいのではないかと思います。

幸せな状態になったら何を引き寄せなくても幸せですし、
結果的に自分の望むものが現実になっていることを目の当たりにしていきます。
この記事でも、その方針に沿って書いていきます。

2.引き寄せの法則で何が引き寄せられているか

それでは、少し引き寄せの法則の話に戻っていきます。

この記事を読んでいる方の中には引き寄せの法則を実践しているけど、
いまいち効果がないという方が多いのではないでしょうか。
(というか、効果を感じている方がなぜこの記事を見ているのか気になります笑)

引き寄せの法則を使っているのになぜ、その効果がないのか。
それは、引き寄せの法則で引き寄せられているのは自分の望みではなく、
その望みの下にある自分が当たり前に信じていること(前提)が引き寄せられるからです。

「望む」ということは、「今それが手元にない」という前提に立っています。
この「今それが手元にない」が実現しているだけだということです。

もっと言うと、その望みを引き寄せることで、自分は何を得ようとしているのか、
何を避けようと、何から逃げようとしているのか考えてみてください。

・お金を得て安心感が得たい、お金がないという不安を感じたくない
・成功して周りから認められたい、ダメなやつだと思われたくない
・結婚して愛してもらいたい、孤独や惨めを感じたくない

これらの「自分が当たり前に信じていること(前提)」はそれぞれ

  • 今ここには安心感がない(このままでは不安だ)
  • 素の自分はダメなやつだ
  • 自分は孤独な人だ惨めな人だ

と、考えているということです。
何かを望むということは、この考えを出発点や前提にしています。

そして、この出発点や前提が引き寄せられて、

  • お金を稼げず不安を感じる
  • 成功できずにやっぱり自分はダメなやつだと確認する
  • 結婚に至らず孤独や惨めな気持ちになる

が現実化するということです。

この「自分が当たり前に信じていること(前提)」がマイナスに偏っていると、
マイナスの現実を引き寄せるということです。

だから、この前提をフラットにすることが先決です。
もっと言うと、引き寄せの法則は前提(心の偏り)がフラットになって
初めて使える魔法だと捉えてもらったらいいと思います。

3.引き寄せないことに許可を出す

ということで、前提や心の偏りをフラットにしようということなのですが、
「引き寄せの法則を使うためにフラットにしなければ!!」と力めば力むほどフラットから離れていきます。

なぜなら、「このままでいい」「ここに全てがある」と思っていたら、
何を引き寄せる必要もないからです。
逆に引き寄せを強く求めれば求める程、「今のこの状態はダメだ」と強く思っているということです。

だから、引き寄せの法則は諦めてください。
もう何も引き寄せなくていい、と自分に許可するということです。

それは、諦めると「引き寄せられるから」という目的のためではなく、
引き寄せの法則自体を諦めるということです。

そもそも、今、自分の手元にないものなんて必要ないものです。
今あるもので十分でそれ以上何もいらないのです。

それを「引き寄せだ」と言って手に入れる。
きっと、手に入れた先でも次の何かを求めて手に入れようとする。
気持ちはどの瞬間を切り取っても「まだまだ足りない」と感じている。

「この『まだまだ足りない』という気持ちの状態」が幸せではないということです。
水を飲んでも飲んでも喉が渇いているということです。

引き寄せの法則なんて、そもそもあなたに必要ありません。

そこに気づいて、「今は今で悪くない」とわかったところから、満たされたところから、
オプションとして望んでいるものが実現していくという話です。

4.前提や心の偏りをフラットにする

では、最後に前提や心の偏りをフラットにしていきます。

そもそも、このフラットな状態とはどういう状態かというと、
「自分はこのままでいい」「足りていないものはない」という状態です。

だから、これ以上手に入れてもいいし手に入らなくてもいいし、
望んでもいいし望まなくてもいい、
やりたければやってやりたくなければやらない。

そんなルールや禁止・不足感がない状態をフラットな状態と言います。

そして、このフラットな状態にどう持っていけばいいのかというと、
「もう自分はこれでいいのだ」「自分に足りないものなんてないのだ」ということにする
そうやって、今の自分にOKを出してみてください。

今の自分がOKだったら、きっと、

  • やりたくないことはやらず、やりたいことをやっていると思います
  • 成長を求めないと思います
  • 人の意見よりも自分の気持ちを大事にすると思います

平たく言うと、本能に任せて自分優先で自分を満たしながら生きるはずです。
だから、自分の気持ちを優先して、自分を満たしてみてください。

しかし、そうやって行動に移そうと思った時に、様々な抵抗やブレーキを感じるはずです。

  • これをしなかったら相手に悪いかな(罪悪感)
  • 断ったら相手に嫌われそうで怖いな(嫌われる人前提)
  • あの人に比べたら自分は劣っているから成長しないわけにはいかない(劣等感)
  • 何もしなかったら将来が不安で仕方ない(妄想)
  • 自分が楽に幸せに生き始めたら、あいつを苦しめることができなくなってしまう(復讐・被害者)

実際にやってみようと思うと、色々なブレーキが出てきますよね。
逆に言うと、私たちの行動の動機は、歪んだ前提や心の偏りを一時的に埋めるためということが実に多いのです。
(引き寄せで引き寄せたいことも、もしかしたらこんな動機からなのかもしれません)

このブレーキは多岐にわたるため、一つ一つ紹介して解消法を説明はしませんが、
一つだけ、どのトピックにも使える強力な方法を紹介します。

それが「許可」です。

行動を起こす時のブレーキというのは、
つまり、「こうなりたくない」「こうなりそうで怖いから二の足を踏む」ということです。
だから、その「こうなりたくない」という怖い状況を自分に許可してみてください。

  • 相手に嫌な思いをさせてもいい
  • 相手に嫌われてもいい
  • 自分は劣っていていい
  • 将来、大変なことが起きてもいい
  • 復讐をやめてもいい、被害者というポジションを捨ててもいい

そして、状況を許すと同時に、「そんな自分を自分が許す」ということです。
親切にできない自分も、嫌われる自分も、ダメな自分も自分だけは嫌わず可愛がると決めることです。

すると、その怖い状況になっても大丈夫だと感じている自分に気づきます。
この「行動して自分を許可して大丈夫だと気づく」を繰り返していく内に、
自分の生きやすい世界が広がっていきます。
満たされた気持ちを感じていることに気づいてもらえると思います。

幸せは、引き寄せた理想の未来にあるのではなく、
今、ここにあるのです。

自分の心の偏りに向き合わずに済む現実を望むことを一旦諦め、
心の偏りに向き合い、そんな自分を自分が受け入れ始めたところから幸せは広がっていきます。

ですので、ぜひ自分がシンプルに感じる
好き嫌い・やりたいやりたくないという気持ちを優先して行動してみてください。
そして、その際に湧いてくる怖さや嫌っている自分を受け入れてみてください。

5.まとめ

今回は引き寄せの法則をテーマにしましたが、引き寄せる方法については全然触れませんでした。
しかし、本当に求めているものは現実という「カタチ」ではなく、「幸せ」や「満たされた気持ち」だと思います。

実際、「カタチ」が私たちを幸せにしてくれることはないのです。
幸せを受け取れる器を先に作ることで、既に幸せは自分の元にあったことに気づきます。
ぜひ、先に幸せ受け取れるベースを作ってみてください。

そうやって何でもない日々に幸せを感じていると、
結果的に望んでいたことがどんどん実現していく、ただそれだけのことです。

前半で載せたリンクに書いてある感謝というのも、
「感謝をしよう」ということではなく、何もない日々が幸せに感じだしたら、
事あるごとに、感謝の気持ちが自然と湧いてきます。
感謝はしようと思ってすることではないのです。

というわけで、引き寄せの法則がうまくいかないなら、
引き寄せの法則を諦めて、まず幸せになったらいいというお話でした。

そして、ふと思ったのですが、この記事を引き寄せましたよね!?
もしかしたら、すでに幸せを引き寄せられてるのかもしれません。

ここまで読んで、もしそれでも望む現実を引き寄せたいと感じる場合は、この記事を100回くらい読み直してみてください。
派手な飛び道具じゃないところに本当に大事なことがあります。

また、引き寄せたいもの一つとして、結婚もあると思うので、
結婚したい、結婚できないと悩んでいる方は、
結婚できない悩みの終わらせ方と幸せ体質の作り方も参考にしてみてください。