結婚できない悩みの終わらせ方と幸せ体質の作り方

  • 2016年5月6日
  • 2020年5月17日
  • 幸せ
  • 1736回
  • 0件

付き合ってもいつも結婚するに至らない。
いい人が見つかっても、中々いい関係にならない。
自分が好意を寄せる人に限って振り向いてもらえない。

「私ってなんで結婚できないのだろう」

結婚できない自分を見て落ち込んだり、自分を責めたりすることはとても辛いことだと思います。

もしかしたら、あなたは「結婚」に向けて様々なことに気を使っているかもしれません。
しかし、その頑張りの方向性が誤っていると「幸せ」からどんどん遠ざかります。

「結婚」を使って自分を責めるのではなく、
結婚の先に思い描いている「幸せ」を先に手に入れてしまってください。
そうしたら、「結婚」はただの手段となり、冷静に自分や相手、周りのことを見渡せるようになります。

この記事では、「結婚」はあくまで手段であり「幸せ」が最終的な目的だというスタンスを貫きながら、
「結婚できない」心の内側を深ぼり心のブレーキを外していきます。

1.結婚できないことはそもそも問題ではない

結婚について、心の中を深ぼっていく前に、
まず、「結婚できない」ことはそもそも問題ではないと覚えておいてください。

もしかしたら、結婚できないと幸せになれないと思い、問題に感じるかもしれません。
両親に「まだ結婚しないの?」と聞かれ、苦しく嫌な思いをするかもしれません。
子どもを産める時間を考えるとタイムリミットが近づくようで焦りや不安を感じるかもしれません。

でも、それらを踏まえた上で結婚できないことは何の問題でもありません。

この世に「こうしなければいけないこと」なんてありません。
結婚しなくてもいいし、子どもも埋まなくてもいい。
誰かに何か言われることが嫌だったら、「その話やめて」と言えばいいのです。

実は、問題なんて最初からないのです。
「こうするべき」と無意識に考えて、それに反することを「問題」と捉えるだけで、
そもそも問題は起きていないのです。

「こうするべき」に囚われていると、どんどん今が窮屈で苦しいものになっていきます。
幸せになるための結婚なのに、苦しいものになるのです。

そうであるならば、一旦「結婚しなくてもいいんのだ」と手放してしまってください。
結婚なんてしなくてもいくらでも幸せになれるのですから。

2.もしかしたら自分を責めたいのかも

と、ここまで読んでみてどう感じましたか?
「そうは言っても、結婚しなきゃダメでしょ」と感じるのであれば、
もしかしたら自分を責めたいのかもしれません。

結婚できない自分はダメだ、魅力がない、どうせ嫌われる、
と、自分を責めたいのかもしれません。

そんなときは、自分を思いっきり責めてみてください。
「自分を責めたい」と思いながら自分をちゃんと責めていないと、
自分がダメだと感じる環境に無意識に身を置いて、「現実」を目の当たりにしてはちょこちょこと自分を責めます。

ダメな自分を責めたいのであれば、ちゃんと自分を責めてあげればいいのです。

  • 私はなんてダメなんだ
  • 魅力がないし、気が利かないし、いつも嫌われてばかりだ
  • なんて面倒な女なんだ

そして、自分を徹底的に責めたら、そんな自分でもいいと許してあげてください。
「あなた」と一番多くの時間をともにしているのは、あなた自身です。
そんな自分から四六時中ダメだしをされて、「あなた」はとても傷ついて悲しい思いをしています。

一番大事なはずの自分をいつも否定してきたのです。
もう、許してあげてみてください。

どんな自分でもたったひとりの大事な自分のはずです。
理想通りの自分ではない、そんな自分を許してあげてみてください。

あなたが一番欲しいものは、実は優しい旦那さんでもなく、幸せな家庭でもありません。
自分に優しくしてもらうことです。
あなたに許してもらって、安心してくつろげる空間に身を置くことです。

ぜひ、自分が自分を許してあげてください。

3.心理的なブレーキを外しておく

それでは、いよいよ「結婚できない」気持ちを深ぼっていき、心理的なブレーキを外していきます。

3-1.「できない」を「したくない」と言い換えてみる

今まで、この記事でも「結婚できない」という風に表現してきましたが、
「結婚できない」を「結婚したくない」と言い換えてみてください。

そして、あなたが「結婚したくない」と感じるのはなぜかを考えてみてください。

  • 自由がなくなるから
  • 一人でいる方が楽だから
  • 自分の両親と同じようにきっと不仲になっていくから
  • 自分がダメな人だということが露呈するから
  • 両親に寂しい思いをさせるから

「結婚したいしたい」と言いながら、実は「したくない」気持ちも持っているのかもしれません。
実際に、「結婚したくない」理由をあげてみてどう感じましたか?
考えていく中で「確かに嫌なこといっぱいあるな、結婚なんてしなくていいや」と感じた方もいるかもしれません。

そう、「結婚できない」のではなく、「結婚したくない」だけということも往々としてあるのです。

それでも結婚したいなと感じるのであれば、
その結婚をした際のデメリットを先に受け入れてしまってください。

  • 自由がなくなってもいい
  • 面倒くさい思いをしていい
  • けんかをしてもいい
  • 自分のダメなところがバレてもいい、それで嫌われてもいい
  • 両親に寂しい思いをさせてもいい

物事は表裏一体なので、メリットだけ享受するのは不可能であり、
デメリットを遠ざける限り、望む状態は手に入りません。

先に、自分が嫌だなと感じることを引き受けてしまってください。

3-2.相手の愛情に気づく

二人の関係をうまくいかせよう、相手に不快な思いをさせないようにしようと、
頑張れば頑張るほど、相手の愛情に気づかなくなります。
「私がこんなにやっているのに」と不満が溜まっている場合もあるかもしれません。

冒頭でも触れた通り、結婚は目的ではありません。
結婚を目的にするあまり、そのゴールに固執し頑張れば頑張るほど「幸せ」という本当のゴールは遠ざかっていきます。

では、どうしたらいいのか。
それは、好きにやったらいいのです。

わがままで冷たくて、
不安いっぱいで弱くて、
気分屋で振り回して。

そんな自分でいたらいいのです。
本来の自分でいて相手がそれを許してくれたら、ありがたいと深く感じます。
愛されている実感に包まれます。

そんな人と一緒にいたらいいのではないでしょうか?
自分が頑張らないと成り立たない関係なら、あなたにとって必要のない関係なのかもしれません。
そんな関係を捨てる気持ちで、一度自分の好きにやってみてください。

と、ここまで読んでみて、
自分が好きにやったら、みんな自分のことを嫌いになって去っていくのではないかと感じたかもしれません。

しかし、あなたのことをそんなに嫌っているのはあなたぐらいです。
あなたが隠しているところもすでにバレているし、それでもいいと思ってあなたのそばにいてくれています。
男性は想像以上に優しいのだと思います。

相手に受け入れられそうな自分を作り上げていくのではなく、
まず、自分がそのままの自分を受け入れてみてください。
すると、相手も当たり前のようにあなたを受け入れてくれます。

3-3.自分の両親に認めてもらおうとしない

私たちは、無意識に親から受け継いだ価値観を正しいものだと思い込み日々生活しています。
今も、親の善悪正誤の価値観に大きく影響されているということです。

これは、結婚についても同様で、親の価値基準に合う人から相手を選ぼうとしているのかもしれません。
しかし、冷静に考えると親がどう思うかより、自分がどうしたいか誰といたいかの方が圧倒的に大事なことです。

「親の価値観を越えていくのが子の役目」です。
自分の気持ちが動く人、自分が一緒にいたい人とぜひ一緒にいてください。

自分の人生だから好きにしていいのです。
自分の心の声を聞いてみてください。

3-4.男に勝とうとしない

「相手からしてもらうと負けたような気がする」と感じ頑張ると、そこから競争が始まります。
競争相手に対しては甘えられないし、思ったことをそのまま言うことができなくなります。

大事にして欲しい相手には、ぜひ負けてみてください。
「負けたくない」と思った瞬間にすでに負けているのです。

無駄に戦って、相手の優しさを遠ざけるのではなく、
もう降参と開き直って相手の愛情を受け入れてあげてください。

負けても勝ってもあなたの価値は変わらないし、何がどうなるわけではありません。
いつも競争を挑んでしまう方は、もう負けてもいいかなとこっそり降参してみてくださいね。

4.今を楽しむ

「結婚」へのブレーキを外す話については、以上です。

ただ、結婚は相手のあることなのですぐにということではなく、タイミングがあることだと思います。
そのタイミングが来るまで、ぜひブレーキを外して楽しんでいてもらえたらと思います。

繰り返しになりますが、結婚はただのイベントです。
あなたの幸せを左右するものではありません。
一人でいて幸せな人は結婚しても幸せだし、逆も然りです。

要は、今この瞬間を楽しめるかが大事なのだと思います。

だから、自分自身を誰よりも愛して、大事にしてもらえたらと思います。
自分を大事に扱っていると、周りも自分を大事にしてくれます。

「結婚」というカタチを整えるのではなく、
自分を許して自分を大事にして、今、楽しいことをしてもらえたらと思います。

5.個人的な考えも少し

以前、「男性は一緒にいる女性が幸せかどうかを自分の責任として考える」という言葉を目にしました。
一緒にいる女性が幸せそうだったら男性は自分の力で幸せにできたのだと感じ、
女性が悲しそうだったら自分のせいなのだと思うということです。

この言葉を見たときに、確かにそうだなと感じました。

だから、男性は女性に幸せでいて欲しいのだと思います。

何かしてもらった時に何かを返そうとするのではなく、
遠慮して相手に合わせて思っていることを我慢するのではなく、
相手のためを思って無理をするのではなく。

ただ自由に、楽しんでほしいのだと思います。
楽しんでいる姿が一番魅力的だし、自分の庭で心地よくしてくれていたらとても嬉しく感じます。

ですので、自分の幸せや楽しさ、居心地の良さを一番に考えてみてくださいね。
あ、でも、「幸せそうにしなきゃ」と思うと、またこんがらがるので、自然でいいと言うことです。

弱っているときはそう言って欲しいし、困っているときは頼って欲しい、
聞いて欲しいときは、ただ聞いてと言って欲しい。

そのまんまでいいということです。

6.まとめ

今回は、「結婚できない」心の内側を深ぼり心のブレーキを外す方法を紹介しました。
ここで説明した内容は、「結婚」だけではなく「幸せ」に通ずるところが多いので、
ぜひ、行動に移し、腑に落としてみてください。

本文では長々書きましたが、
自分を大事にして幸せそうにしている人、弱さを表現してくれる人を、
まぁ男はスルーしないよなと感じます。

ぜひ、そんな「ありのまま」を体現して、「ありのまま」を受け入れてくれる人を見つけてもらえたらと思います。

また、「私なんてどうせ誰かも愛されない」と感じる方は、
誰からも愛されないと感じる理由と幸せな考え方を選ぶ方法を読んでみてください。