いつも彼氏に気を使って、なんとなく心の距離を感じている。
彼氏としばらく付き合っていると一人になりたいと思っている自分に気づく。
本当は自分全開で付き合いたいが、彼氏に好かれる自分を演じてしまう。
『彼氏』に疲れた。
彼氏と一緒にいることや付き合っていることにいつの間にか疲れる。
恋愛がいつもそんなパターンだと、戸惑うかもしれません。
どうしたらくつろいで安心できる関係を築くことができるのかと右往左往するかもしれません。
この記事では、「彼氏に疲れる」のはなぜかについて解説しながら、
「幸せな彼氏との付き合い方」について説明していきます。
ぜひ、相手に合わせて疲れを溜める付き合いから、
ありのままの自分を受け止めてもらい、幸せを全開で感じてみてください。
1.彼氏といてなぜ疲れるのか
まず、彼氏といてなぜ疲れるかについて説明します。
一言でその理由を言ってしまうと、「相手に合わせすぎているから」です。
彼氏を嫌な気持ちにさせないため、
関係を良好に保つため、
嫌な女だと思われないために、
相手に合わせて、それで疲れや不満が溜まっています。
相手に大事にされない、自分のことを分かってくれない、母親代わりのように感じる。
その不満は、自分が大事にされることや自由にくつろぐことより、
相手との関係やどう見られるかを優先しているということです。
本来、くつろいで安心して自由でいられるはずの彼氏なのに、
相手に合わせすぎることによって、とても疲れる人間関係になってしまっているのです。
2.幸せな恋愛のスタンス
では、どうしたら彼氏と一緒にいても疲れず、愛されている実感を感じることができるのでしょうか?
それは、「疲れる関係」の逆をやってみるということです。
「相手に合わせる」から「自分の欲求に合わせる」ようにシフトしていけばいいのです。
もっとわがままでもっとやりたい放題でいいということです。
そもそも、恋愛や結婚の目的は「相手とうまくやること」「自分をよく見せること」ではありません。
そんなことより、あなたが幸せを感じることが大事です。
そして、それは自分で思っている以上に自分本位に振舞ったとき、その幸せを感じるセンサーが働き始めます。
我慢や自己犠牲の中では、幸せは感じません。
ぜひ、もっともっと自分本位でわがままでいいということを覚えておいてください。
そして、それは相手を蔑ろにすることとは違います。
自分を大事にするからこそ、相手が自分自身を大事にすることに理解できるのです。
自分は自分を大事にする。
相手も相手自身を大事にする。
そして、お互いに「相手に何かしたいな」と自然に思ったときにそうすればいいのです。
3.ありのままのわがままな自分を出していくことへの怖さ
と、ここまで読んで、「わがままにすること」「自分本位にやってみること」に、
抵抗や怖さを感じたのではないでしょうか?
もし、簡単に出来そうだという場合はこの章を読み飛ばしてください。
この章では、この抵抗や怖さの正体を探っていきます。
3-1.ありのままな自分への抵抗や怖さを探る
まず、以下の質問に答えてみてください。
<質問>
- ありのままの自分を彼氏に見せると、彼氏からどう思われそうですか?
- そして、彼氏との関係はどうなっていくと思いますか?
少し時間をとって考えてみてください。
もしかしたら、冷たいと思われるかもしれないし、男っぽいと思われるかもしれないし、
わがままだなぁーと思われるかもしれません。
そして、その結果、愛想を尽かされて別れることになるかもしれないし、
嫌われてしまうかもしれません。
この質問で何がわかるか、
それは、あなたがありのままの自分のことをどうダメ出ししていて、
ありのままの自分だとどうなりそうだと妄想しているかがわかります。
1.の質問では、ありのままの自分をどうダメだししているかがわかります。
自分のことを「冷たい」「男っぽい」「わがまま」だと思っていて、
そして、「それではいけない」とそんな自分を責めているのです。
2.の質問では、そんな自分だと相手はどうするだろうという妄想を、
自分の頭の中で繰り広げているということです。
この「ありのままの自分に対する咎め」と「どうなりそうかという妄想」が、
彼氏にありのままの自分を出すことへの抵抗や怖さになっているのです。
3-2.ありのままの自分を受け入れる
では、次に、この「ありのままの自分を出すことへの抵抗と怖さ」と解消していきます。
方法は、「ありのままの自分を受け入れる」です。
あなたは、自分のことを「冷たい」「男っぽい」「わがままだ」と責めているかもしれませんが、
それを責めているのは自分だけです。
猫がわがままで冷たいのと同じように、あなたもあなた自身でいいのです。
それを咎めて、「隠そう」「違う自分になろう」とするから疲れるのです。
だから、自分自身に「冷たくてもいい」「男っぽくてもいい」「わがままでもいい」
「料理も嫌いでいい」「掃除も面倒くさくていい」と、
自分に何度も何度も語りかけて、一つ一つ許可を出していってみてください。
そして、それと同時に、少しずつ「冷たいところ」「わがままなところ」「不精なところ」を出していってみてください。
すると、「それでいいんだ」「元々、そのままでよかったんだ」という現実を目の当たりにします。
また、「嫌われそう」「別れ話をされそう」などの想像はあくまで「妄想」なのです。
あなたの頭の中で繰り広げられているものなのです。
彼氏や彼氏の愛情を見くびってはいけません。
世の中は自分が思っているよりももっともっと優しいのです。
彼氏はあなたを幸せにしたいと思っています。
その思いに反して、「嫌われるから」と縮こまって疲れを溜めているなんてバカヤローです。
ぜひ、自分が選んだ彼氏を信じて、飛び込んでみてください。
そして、もし、ありのままの自分を見せて嫌われるようなら、
その彼氏はあなたにはふさわしくなかったということです。
あなたのありのままを受け止めてくれる男性を見つけにいってください。
いづれにしても、「ありのままの自分は素敵だ」ということ、
「自分は愛される存在だ」ということを覚えておいてください。
4.男という生き物
最後に、わがままに振舞うことについて、参考になるのではないかと思うので、
男という生き物について説明していこうと思います。
女性の方は、何かしてもらったり愛情を注いでもらえることに、大きな幸せを感じるのではないでしょうか?
一方で、男性は何かしてあげたい生き物なのです。
「愛情を注いでもらう」のではなく、「自分の愛情を受け取ってもらいたい生き物」です。
ここ、大事なので繰り返します。
自分の愛情や優しさを受け取ってもらえたとき、とても嬉しく満たされる生き物なのです。
逆に、自分が渡した愛情を遠慮されたり拒否されたりしたら、とても悲しい気持ちになるのです。
そして、また、近くにいる人が笑っていたら自分が幸せにしたんだと、
泣いていたら自分が悲しませたんだと勘違いする生き物でもあります。
要は、女性側からしたら、「やりたいようにやって自分を満たしていたらいい」ということです。
男は、その「やりたいように」を勝手に応援して満たされ、
あなたの嬉しそうな表情をみて、温かい気持ちに包まれるのです。
だからといって、男性を喜ばせようと嬉しくもないことを嬉しいと言ったり、
困ってないのに頼る必要もありません。
嬉しくないときは嬉しくない顔をしていたらいいのです。
すると、男性側が勝手にカスタマイズしていきます。
ホント、相手ありきは辞めて大丈夫です。
それよりも、自分はどうしたら満たされるのか、どうしたら幸せを感じるのかを見つめてみてください。
そして、彼氏にそれを伝えて、愛されてみてください。
それが、我々男性の喜びだったりします。
ギブ&テイクではなく、一方的にもらってみてくださいね。
5.まとめ
今回は、彼氏といて疲れる理由とどうしたら幸せな恋愛になっていくかについて説明しました。
相手のためや恋愛関係を維持するために頑張っていると、どんどん疲れや不満を溜め込んでしまいます。
そうではなく、今まで使っていたエネルギーを自分を満たすために使ってみてください。
それが回りまわって、男性の喜びにつながります。
相手や二人の関係、自分をどうこうする必要なく、
自分は自分の感じるままでいいし、恋愛を通して元々そのままの自分で良かったことに気づいてもらえたらと思います。
愛される女性はなぜ愛されているのかにも、
恋愛について書いているので、ぜひ、愛され体質になっちゃってください。