自由に生きたい!無くした自由を取り戻す方法

  • 2018年12月13日
  • 2020年5月17日
  • 幸せ
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仕事に拘束されてやりたいことができない。
家事や育児の毎日で人生に閉塞感がある。
誰かの敷いたレールを歩いているようで悶々としている。

「もっと自由に生きたい」

というわけで、自由をテーマに記事を書いていきます。
自由というと様々なしがらみから解放されて、
お金も時間も何をするかも自由に決められるというライフスタイルを考えるかもしれませんが、
自由とは、そんなに大層なものではありません。

少なくとも、この世界の自由を謳歌する上で、
そんなライフスタイルは必要ありません。

大事なことは、自分が選ぼうと思ったら何でも選べるということや、
もうすでに自分が自由だということに気づくことです。
心が自由だったらこの世界は自由だし、心が窮屈だったらどんな生活も窮屈です。

ぜひ、本文を参考に自由な心を見つけて、
この世界に対する自由を感じてみてください。

1.自分はもうすでに自由

まず、知っておいて欲しいことがあるのですが、
あなたはすでに自由だということです。

どれだけやることが山積みでも、色んな人からあれこれ言われていても、
あなたはあなたの意思で全てのことを決めることができます。
もし、自由にできない人がいるとすれば、悪いことをして塀に入っている人ぐらいでしょうか。

嫌なことは嫌だと言い、やりたくないことはやらないでいられる。
その上で、今という状況を自由に選んでいるのです。

そんなことを言うと、やりたいようにやっても後で、
その反動やデメリットがあるから自由にはできないと言いたくなるかもしれません。

嫌な仕事を断ったら嫌われるから、仕事は断れない。
働くことを辞めて自由にお金を使ったら、お金がなくなって困るから仕事を辞める自由なんてない、と。

実は、そうやって自分の自由を狭めているんですよね。
自由か否かはその生活自体の話ではなく、考え方や選択可能な幅をどれだけ自分に許しているかということです。

この辺の説明や自分がすでに自由だということを腑に落とす方法は後で紹介しますが、
自分はすでに自由だということに一旦しておいてください。

2.自分を不自由にするもの

というわけで、私たちは本来自由です。
何をするのもしないのも、何を辞めて何を始めるかも、どう生きるのかも、
誰も私たちを制限できないし、誰も他人に対して強制することはできません。

しかし、私たちは不自由を感じることがあります。
自らの自由を狭めて自分を不自由にしているということです。
では、なぜ、私たちは自分をわざわざ不自由にするのか、その2つの理由を説明していきます。

2-1.決め事があるから

まず、一つ目の理由は私たちは自分の決め事を作ってその決め事を守るように生きているからです。

  • 人に迷惑をかけてはいけない
  • 空気を読まなくてはいけない
  • 他人に嫌われてはいけない

などの様々な決め事を作って生きています。
この決め事が多ければ多い程、私たちの自由は制限されるし窮屈な気持ちを感じます。

2-2.デメリットを引き受けたくないから

自分を不自由にする二つ目の理由は、自由に生きることでデメリットを引き受けたくないからです。
どんなことでも、メリットとデメリットは存在します。
私たちが、何かを欲しても行動に移さないとき、現状のメリットと行動するときのデメリットによって、
行動を起こしたくないと感じるのです。

  • 自由に生きることで他人に嫌われる
  • 会社を辞めたらお金がなくなるし再就職ができないかもしれない
  • 家事や育児を辞めたら離婚されるかもしれないし、そんなダメな人間に思われたくない

このデメリットを引き受けたくないから、新たな選択肢を消してしまうのです。

これらの「決め事」と「デメリット」によって自分の自由を制限しています。
表現を変えると、自分の決め事を守り、かつ、デメリットがないという枠の中でしか選択できていないということです。
それでは、不自由を感じるのは当たり前ですよね。

3.自分の自由を広げる方法

上記の通り、私たちは自分の自由を自分で制限しています。
逆に、自分で制限しているからこそ、自分で広げていくことができるのです。
ここでは、自由の広げ方について説明していきます。

3-1.決め事を捨てる

まず、決め事によって自分の自由を制限している場合について、
その決め事を捨てていきます。

人に迷惑をかけてはいけないと思っていのであれば、人に迷惑をかけてみる。
空気を読まなければならないと感じているのであれば、あえて空気を読まない言動をしてみる。
他人に嫌われてはいけないと感じているのであれば、他人に嫌われてみる。

自分が守らなければと決めていることに対して、守らなくてもいいと自分に許可して、
実際にやってみることで、守らなくてよかったことを守っていたのだということに気づきます。

迷惑だってかけていい、というか、すでに迷惑はかけているんですよね。
それなのに、迷惑をかけないように頑張って、迷惑をかけてないですよという顔をして生きるよりも、
自分の自由にやって迷惑をかけて、そして、その時に有り難いと感じることの方がお互いに気持ちいいと思います。

空気だって読まなくてもいいし、空気なんて読めるものじゃない。
空気という多数決に従って何になるのか、多数決の人生それでいいのかということです。
人に嫌われることも一緒ですよね。

そうやって、自分を押し殺して不満を悶々と溜め込んでいるより、
やりたいようにやって気持ちよく生きている方が、自分も楽しいし見ている周りも付き合いやすいです。

3-2.デメリットを引き受ける

次に、デメリットを引き受けたくないに関しては、
そのままではありますが、デメリットを引き受けていこうということです。

  • 他人に嫌われる
  • お金がなくなる、再就職先が見つからない
  • 離婚される、ダメな人間に思われる

実は、恐れていることが起こっても大した出来事ではありません。
半年後、一年後にはきっと覚えていません。
しかし、起きる前には大きな恐怖を感じる。

デメリットとはそんなものです。
想像段階が一番怖いのです。

そして、デメリットを引き受けずに今の状態で自由がないと感じていることが実は一番の損です。
もっともっとこの世界を楽しめるし、楽しめる世界なのに自分で不自由にして不満をためています。

仮に、どんなデメリットが起きたとしても、
やってみることで自分がはじめから自由だったことに気づきます。
他人に嫌われたり再就職に困ったり離婚するくらいで自由であることに気づき、
自由を感じられるのであれば、安いものではないでしょうか!?

ぜひ、「損してもいい」を合言葉に自分の気持ちが進む方に進んでみてください。
目の前の損はするかもしれませんが、価値観の広がりという大きな得が得られます。

4.やってみることではじめて腑に落ちる

前述の通り、今、あなたは自由なのですが、
いくら頭で自分は自由だと思おうが、感覚で分かっていないと自由であることがイマイチわかりません。

この「感覚で分かる」「腑に落とす」ために、
必要になるのが、実際にやってみるということです。

いくら知識を詰め込んでも、自由だということを理解しようとしても、
やってみて体感するまではわからないし、知ってることに意味などありません。

続けることもできるし辞めることもできる。
始めることもできるし始めないこともできる。
その上で、「続ける」や「始めない」を自分が選んだというのが自由で幸せなのです。

人は選択できることを幸せに感じます。
いつも頭で考えて、一方の道を無理だと決め付けて選択ができないと感じると、
とても息苦しく満たされない気持ちになります。

だから、自分で勝手に道を閉ざさないこと、
選ぼうと思えばいつでも選べることを知るために、
決め事を捨てていきデメリットを引き受けるという経験をしてみてください。

この世界は自由です。
誰にも何も決めつけられることなく自分の意思で生きることができます。
というか、今も色んなしがらみのなかで自分が決定し、自分の意思で生きています。

ぜひ、自分が自由だということを腑に落として、
今ある自由を楽しんでもらえたらと思います。

5.まとめ

今回は、自由に生きたいというテーマをまとめました。

何をしたら自由になるかではなく、自分はもうすでに自由なんですよね。
その自由の中に色々なしがみを設けて、自分の自由を狭くしているだけで。

しがらみを設けて自由を狭くすることも自由だし、
しがらみを外して自由を存分に感じることも自由です。
ものすごい自由ですよね。

ですので、勝手に自分の自由を狭くするのではなく、
狭い世界から飛び出して自由を楽しんでみてください。

決め事の外し方や許可について、
生きづらさの正体と生きづらい毎日が自由になる方法に詳しくまとめてあるので、
こちらも参考にしてみてください。