【完全版】自分を責める苦しさが終わる!自分責めを簡単に辞める方法

  • 2020年4月29日
  • 2020年5月17日
  • 幸せ
  • 9887回
  • 0件

自分を責めることはとても苦しいことですよね。
今回は、「自分を責めることを辞める」というテーマで話をしていきます。

悩んで苦しいことはありますがその苦しさの中で一番大きなものは「自分を責める」ということです。
逆に、うまくいかないことがあっても自分の理想通りでなくても、そこから自分を責めるということに繋げなければ状況は変わらなくてもとても楽に生きやすくなります

なので、この記事では自分責めを根本から辞めていく方法を紹介していきます。
ぜひ自分を責めることを辞めて、楽に身軽な気持ちで毎日を過ごしてもらえたらと思います。

1.自分を責めることが一番苦しい

冒頭でも少し説明しましたが、私たちの苦しさは色々ありますがその中で一番苦しいことは自分を責めることです。
一回ぐらい自分を責めてもそれほど落ち込んだりダメージがあったりするわけではありませんが、それが四六時中、365日起こるとものすごく苦しいものになります

イメージとしてはいつも自分の隣に監視員がいて、一挙手一投足に留まることなく、自分が考えていることや自分のせいじゃなく起こる出来事に対してまでその監視員が辛辣なダメ出しをするというイメージです。
気が狂いますよね。
そんな気の狂いそうな現象が自分の頭の中で起きているということです。

2.自分を責めなくてもいい

自分を責める具体的な方法は後述しますが、まず自分を責めなくていいということを覚えておいてください。
では、なぜ自分を責めなくていいのか。
それは、自分のすることに何もダメなことはなく、どんな自分もダメなんてことはないからです。

自分の言動、自分の性格、自分の考えること、自分の身の回りで起きることは何もダメではなくそれはそれでアリなんですよね。
よく「ありのままの自分でいい」なんて言いますが、本当にその通りでどんな自分でもそのままでいいということです。
そして、それはあなただけに限った話ではなく世界中の誰もがそのままでいいのです。

その「どんな自分でもそれでいい」という土台の上に私たちは今に至るまでに色々なダメ出しや否定の言葉を受けてきました

  • いい点数を取らないとダメ、ちゃんと働かないとダメ
  • 自分勝手ではダメ、人のことを考えなさい
  • 何で失敗したの!?あんたは注意力がないからよ

本来、どんな自分でもいいはずなのに、そういう大人や周りの言葉を真に受けて「こんな自分はダメだ」と自分を責めているということになります。
そうなんですよね、ちょっと真に受けてしまっただけです。
だから、「別に自分は責めなくていい」ということを覚えておいてください。

私も心のことを学んで実践するまでは自分のことを責め抜いてきました。
それから6年経ちますが、あれから一度も自分のことを責めたことはありません。
それでも、誰かから何か言われることなく(言われても意味不明なのでスルーです)、悠々自適に過ごしています。
今は、なぜあれほど自分のことを責めていたのか不思議になるくらいです。

3.自分を責めてもいい

そして、もう一つ覚えておいて欲しいことは「自分を責めてもいい」ということです。
「自分を責めることを辞める」なんて話をすると「自分を責めてしまうことをまた責める」みたいな現象が起きることがあります。
「自分を責める自分を責める、そんな自分をまた責める・・・」みたいな、もう無限に責め出すんですよね。
なので、これから自分を責めることを辞める方法について話をしていきますが、それは決して自分を責めることがダメというわけではなく自分を責めてもいいんですよね。
ただ、苦しいから自分を責めるのをやめたらいいという話で、自分を責めるか否かについても圧倒的に自由です。

何が正しくて何が間違っているということはありません。
なので、自分を責めなくてもいいし責めてもいいということも覚えておいてください。

4.自分を責めることを辞める方法

前置きが長くなりました。
ここから具体的に自分責めを辞める方法について話をしていきます。

4-1.自分を責めることを辞めると決める

自分責めを辞める方法は3つあるのですが、1つ目が「自分責めを辞めると決める」ことです。
辞めようと思って辞められるなら、すでに自分責めを辞めてるわと思うかもしれません。
しかし、じゃあ、なぜ今までずっと自分を責めてきているかというと、ただの習慣です

自分を責める癖があるだけで、やめられないわけではないということです。
私は右利きなので無意識に右手で歯磨きをしていたのですが、「テレビを見ていて左手を使うと右脳が鍛わる」という話を聞いてそれから左手で歯磨きをし始めました。
最初はぎこちなかったのですが、今では右手で歯磨きする方が違和感があるし左手ほどうまく磨けません。
そして、驚くことに今では無意識に左手で歯ブラシを持っているのです。

そう、これも習慣ですよね。
習慣とは慣れているということです。
今、自分を責めることに慣れているだけで自分を責めることを辞めようと思えばやめられます

簡単な方法として、「もう自分を責めることを辞めよう」と決めてしまえばいいのです。
「もう自分を責めるのやーめた!」という感じで、自分を責めることを捨ててしまえばいいということです。

もし、決めても自分を責めてしまう場合は、自分を責めることに気づいたタイミングで「自分を責めなくていいんだ」と切り替えてみてください
この切り替えを意識的にやっていくことで、自分を責めないということが無意識の当たり前になっていきます。
まさに習慣を作るという感じです。

自分責めを辞めると決めて終わるならそれでよし、毎回切り替えて自分責めをしない習慣を作るもよし。
自分を責めなくなるだけでこの世界はものすごく楽なのでぜひしばらくの間試してみてくださいね。

4-2.自分を許す

自分を責めることを辞める2つ目の方法は、「自分を許す」ことです。
元々何も悪くないので、許すという感覚に違和感はあるかもしれませんが、今自分を責めている方は本気で自分が悪いと思っている節があるので、「自分を許す」という表現がしっくりくるかもしれません。

自分という存在を罰して責めるのではなく、自分という存在を丸ごと許していく
何も責められる言われはないですからね、ぜひ自分のことを丸ごと許してあげてください。

そして、もし、「自分を丸ごと許す」というのがハードルが高い場合は一個一個自分を許していたらいいです。
日々、「だらしない自分はダメだ」「仕事ができない自分はダメだ」と自分を責めていますよね。
その一個一個に対して、「だらしなくてもいい、だらしない自分を許す」「仕事ができなくてもいい、仕事ができない自分を許す」と一個一個自分を許していってください。

部分部分で自分を許すということを繰り返していくうちに、「あれも許せた、これも許せた、じゃあ、自分という存在は何でもそのままでいいんじゃないか!?」という感覚が大きくなってきます。
ぜひ、自分を丸ごとでも一個一個でもいいので許していってください。

4-3.ジャッジを辞める

最後の自分責めを辞める方法は、ジャッジを辞めるということです。
ジャッジとは自分の正誤善悪の判断です。
何が良くて何がダメかということを私たちは無意識に判断してジャッジしています。

そして、「間違っている」や「悪い」とジャッジしたものに対して、ダメ出しをしたくなるという気持ちが湧いてきます。
これは他人に対しても自分に対してもそうです。
ジャッジをしている時は他人に対しておかしいと感じるし自分を責めたくもなります。

だから、そもそもジャッジをすること自体を辞めるということです。
正しい間違っている、善い悪いのジャッジをしないということです。
「あれもありこれもあり」という感じです。

例えば、仕事をサボっている人や適当に仕事をする人がいたとして、自分が頑張って仕事をしていたら責めたくなりますよね。
相手を責める分には自分は苦しくないような気がしますが、相手をジャッジするということは自分にも「仕事は頑張るべき」というルールを課し、そのルールに反した自分を責めることにつながります。

別に、誰かが仕事をサボっても適当に仕事をしてもいいじゃないですか。
それによって、自分が損を被るわけでもないし、その人はその働き方によって評価が下がるかもしれないし。
それは、その人の自由です。
「仕事は頑張らなければいけない」なんて誰が決めたのか。
やったことに対して報酬などがもらえるただそれだけの話で、その人で完結される話です。
(やったことって成果だけじゃなくて仕事をしないことによって周りに提供できるメリットもありますからね、一概に判断はできませんが)

そうなんです、そんな人を見て責めたくなったりイライラするのは自分が頑張りすぎているだけです。
自分が苦しいルールを自分に用意してそのルールを守っていない相手に勝手にイライラしているだけです。
だから、そのルールを辞める、ジャッジを辞めるということをやってみてください。

5.自分責めを辞めるブレーキを外す

以上が自分を責めることを辞める方法になります。
どれもあなたの人生を大きく変えるものになるので、実践してくださいね。
やらずに読むだけなんて勿体なさすぎます。

ここでは、それでも自分責めを辞められない場合のブレーキを外し方について簡単に話をしていきます。

5-1.親に認められたいブレーキ

「こんな自分じゃなきゃダメだ」という思いには「こんな自分だったら親に認められる」「こうだったら親から愛される」という親に認められたいという思いが隠れています。
逆に言うと、今の自分を責めているということは、物心ついてからずーと「お母さんに愛されたい」「お父さんに認められたい」と思って生きているということです。

あなたにとって両親とは何でしょうか。
昔はとても大きな存在だったと思います。
自分の世界が小さかった分、家庭の影響は大きいです。

しかし、自分の意思で色んな世界に触れられるようになり世界が大きくなって今、自分にとって両親とは自分を生み、育ててくれた存在というだけです。
はい、感謝はしましょう。
ただ、自分を生み、育ててくれた以上のものではないんですよね。

ただの人です。
ただのおじいちゃんでありただのおばあちゃんです。

昔は自分に多大な影響を与える人物でした。
今となっては、ただの二人の人間ぐらいの影響度だということです。

もう、両親から離れたもいいのではないでしょうか。
両親に認められること、愛されることから離れて、悪い自分、やんちゃな自分、サボりたい自分、腹黒い自分、できない自分、そんな自分を受け入れていったらいいです。
両親にはありがとうと思いながら、そろそろ親離れをしてみてください

5-2.自分のことをできると思いすぎブレーキ

長くなってきたのでここからはさらっといきます。
次は、自分のことをできると思いすぎ、というブレーキです。
何でもできて、みんなから愛される性格で、考えることもポジティブでって自分のこと過大評価しすぎなんですよね。

自分はそんなにできないし、みんなから愛される性格じゃないし、頭の中はネガティブばかりだし。
そんな自分が自分です。

何でもできる自分、理想の自分。
もう、そんな幻想を捨ててしまってください。
そんな理想の自分にならなくたって、いや、そんな自分じゃないからこそ周りから愛され、認められ、幸せになれるわけです

5-3.成長したいというブレーキ

最後は成長したいから自分を責め続けるというパターンです。
これは私がそうでした。
自分を責めて改善して成長していきたいと。

しかし、自分を責めなくたって成長はするし、自分を責めていた時の成長具合と自分を責めなくなってからの成長具合だと後者の方が成長しているように感じます。
それは、できるできないという軸以外に「価値観の広がり」という軸が加わったからですね。

なので、自分を責めることで成長しようっていうのを辞めたらいいです
「自分を責めて成長する」という方法は昔から成長してませんからね。

6.私たちの仕事は自分の中にいる子供の自分を守ることだけ

最後に、自分の中にいる子供の自分を守るという話をします。
イメージの話になるのですが、自分の中に昔の小さな頃の自分がいることを想像してみてください。

その子は無邪気で楽しいことが好きでその割に落ち込みやすくて繊細な子供のころのあなたです。
子供のころ、あなたは両親や周りの大人に怒られたり否定されたりするとすごく落ち込んだのではないでしょうか。
楽しく笑顔でいたのにその一瞬で悲しく泣き顔に変わる。

そんなに怒らなくてもいいしそんなに否定しなくてもいいじゃないですかねぇ。
もっと優しくしてほしかったし、もっと受け入れてほしかったですよね。

そして、今、両親や周りの大人にとって代わってあなた自身があなたの中にいる子供を否定して怒鳴りつけているのです。
あれだけ否定されたくなかったしあれだけ悲しかった、そして、あれだけ優しくしてほしかったのにです。

今、あなたの中にいる子供の自分は大人のあなたに責められてけちょんけちょんされて悲しんでいます。
ものすごくかわいそうですよね。

虐待と言ってもいいのではないでしょうか。
一度謝ってあげてください。
これからはその子供の自分を守っていってあげてください。

この世界で一つだけしなければいけないことがあるなら、自分の中にいる子供の自分を守り笑顔にさせることです
何があってもこの子供だけは守らなければいけない。
時に子供の自分を責めてしまうこともあるでしょう、それもいいです。

ですが、何度も何度もこの子供の自分の存在を思い出して、守ることを決めてください。
命を懸けて守ることが、あなたに言い渡されたこの世界のミッションです。

それをせずに自分を放棄して、何をするんですか。
周りにこびへつらい、自分を責めることで相手に責めないでと許しを乞えば、誰かがあなたの中の子供を守ってくれるのでしょうか。
そんなことはないんですよ、そして、子供の自分は誰でもないあなたに守ってほしいし愛してほしいんですよ。

きっと、勇気がいることだと思います。
しかし、もしこの世界を楽で幸せに満たされて生きたいと思うなら、やることをやらなきゃいけない。
命を懸けてでもその勇気を出さなきゃいけないんですよね

それさえすれば、この世界はバラ色に変わります。
検討を祈ります。

7.まとめ

今回は自分を責めることを辞めるという話をしました。
自分を責めることが苦しさの大半を占めます、逆に自分を責めることを辞めるだけでこの世界は圧倒的に生きいやすくなり自由がものすごく広がります

なので、ぜひこのタイミングで自分を責めることを辞めてもらえたらと思います。
本当に自分をずっと責め続けて生きることはもったいない。
自分を責める必要なんてないし、自分を守っていくことが唯一自分のやることです。

それ以外のできるできない、どんな性格、自分がした言動、そんなことはどうでもいいことです。
自分として生まれたんだからそんな自分がそれでベストだし、そんな自分がその時に選んだ言動もそれはベスト。
それでいいんですよね。

ぜひ、自分責めを辞めて、心の底から楽で満たされた気持ちを感じてもらえたらと思います。

また、自分を受け入れる方法について、自分を変えたいのに変わらない理由と自分を変える一番の方法にまとめてあるので参考にしてください。

YouTube配信もお勧めです。