自己嫌悪はこうしてなくなる!自分の中の子どもという視点

自己嫌悪して自分を責めることはとても苦しいことですよね。
「自分を変えよう」と思うけど、自分はなかなか変わらない。
そんな日々は、出口のないトンネルを進んでいるように感じるかもしれません。

この記事では、なぜ自己嫌悪をするのかその深層心理にアプローチし、自己嫌悪をやめていく方法をロジカルに説明していきます。
もしかしたらあなたは、「そのままの自分でいい」という言葉を嫌と言うほど見てきたかもしれません。
でも、なかなかそう思えませんよね。

「そう考えたらいい」と言われてもそう思えないのが人間です。
では、そこからどうアプローチしていったらいいのか、ぜひ楽しみに読み進めてくださいね。

自己嫌悪がなくなるだけでこの世界はとても生きやすくなるし、「自分は自分でいい」と気づけたらとても満たされた気持ちで毎日を送ることができます。
ぜひ、実践して満たされた毎日を送ってもらえたらと思います。

1.自己嫌悪したままだと楽しめない

まず、これは自己嫌悪をされている方なら言わずもがなな話ですが、自己嫌悪をしたままだと人生を楽しんでいくことができません。
嬉しいことや楽しいことがあっても一瞬だけでその一瞬が終わってしまえば、自己嫌悪の気持ちが広がっていく。

人生を楽しむ上でそんなにプラスの何かは必要ありません。
幸せな結婚、子育て、立派な大学や会社に入る、大きなお金を手にする、夢が叶う。
そんなものは必要なく、マイナスだけ消していけば人生楽しく穏やかに生きられます。

そのマイナスとは何かと言うと、自己嫌悪や自分を責めるという行為です。
そこさえなくなれば、毎日が穏やかなものになります。

さらに言うと、自分を好きになる必要もないということです。
自分を好きになるというプラスに持っていかなくても、自己嫌悪というマイナスを減らしていけばいいんです。

まず、目指すゴールを明確にしてください。
自分を好きになるというところがゴールなのではなく、自己嫌悪や自分責めを辞めるというところがゴールです。

2.自己嫌悪とは何か

ですので、自己嫌悪を辞める方法を紹介していきますが、その前にそもそも自己嫌悪とは何かについて話をしていきます。
自己嫌悪とは「自分のことが嫌い」という感情ですが、正しく表現すると「自分が自分に嫌われている状態」です。

2-1.感情を感じるのは自分の中の子どもの自分

どういうことか詳しく説明していきますね。
まず、自分の中に子どもの自分と大人の自分がいるイメージをしてみてください。

子どもの自分は無邪気で好き嫌いがはっきりしていてやりたいことをやり、やりたくないことはやりたくない、と、まさに子どものような自分です。
逆に、大人の自分は冷静で損得の計算ができてやりたいことより「やるべきこと」を優先しようという、大人のような自分です。
これはあくまでイメージなので、自分の中に明確に子どもの自分や大人の自分がいることを確認できる必要はありません。

そして、感情はこの子どもの自分が感じています。
子どもの自分が喜べば嬉しい感情に、子どもの自分が悲しめば悲しい気持ちに、子どもの自分が不安であれば不安な気持ちになります。

2-2.自己嫌悪とは子どもの自分に嫌われている状態

そして、自己嫌悪を感じる時、自分の中で何が起こっているかと言うと大人の自分が子どもの自分に対してものすごいダメ出ししている状態です。
子どもの自分が「それは嫌だ、やりたくない」と言っても大人の自分が強制的に「やりなさい」という強権を発動します。
「なんでそんなに頑張れないんだ」「何でそんなこともできないんだ」と、大人の自分が子どもの自分を四六時中しかりつけ、子どもの自由を奪っています。

そんな時に、子どもの自分は感じます。
「大人の自分なんて嫌いだ」と。

この子どもの自分が感じた嫌いな感情が自己嫌悪です。
だから、「自分のことが嫌い」なわけではなく、子どもの自分から嫌われているのが自己嫌悪だということです。

2-3.「子どもの自分」という視点で悩みを見ると

また、少し脱線しますが、この子どもの自分と大人の自分という考え方は色々な悩みに対して解決策を見つけることができます。
例えば、いつも不安を感じている場合、安心したくて将来の準備をしたり他人に受け入れてほしかったり具体的なアクションを起こすと思います。
その時に、心の中ではどういう現象が起きているかと言うと、大人の自分が子どもの自分の気持ちを無視して将来の準備や他人の顔色を優先している状態になっています。
すると、子ども自分は大人の自分がそっぽを向いているので不安になります。
だから、何を手にしても誰から受け入れられても漠然とした不安が残ります。

私がずっと悩んでいた「認められない」という悩みもこの話で説明が付きます。
人から認められようと外側にフォーカスが向くことによって、子どもの純粋な気持ちを無視していました。
子どもの自分からしたら自分を一切見てくれなくて認めてもらっていない気持ちになっていたということです。

このように色んな悩みに適用できるので、自分の中にいる子どもの自分と大人の自分という考え方を持って自分を眺めてみると悩みを解消していく大きな気づきが得られます。

3.自分が嫌いなんて言ってる場合じゃない

上記の通り、自己嫌悪は子どもの自分に嫌われいる状態です。
だから、「自分嫌いだわ」「何でこんな自分なんだ、最悪」って上から目線で自分を嫌っている場合じゃないんですよね。

喜びを感じるのも悲しさを感じるのも、幸せを感じるのも自分の中にいる子どもの自分です。
もし、自分がこれから幸せに生きていきたい、満たされた人生にしていきたいと思うなら、何が何でも子どもの自分を守っていく必要があります。
子どもの自分が笑顔でいられるように楽しませていく必要があるのです。

それをせずに、自己嫌悪という言葉で片づけてしまうのは育児放棄みたいなものです。
子どもにご飯も与えず、家の外に出しておいて自分は横になってテレビを見ながら「あいつ嫌い」と言い捨てているのと変わらないんですよね。

そんな状態で子どもは幸せなはずありませんよね。
子どもは悲しい思いをするし、親のことを怨むかもしれないし、不安で胸が張り裂けそうになるかもしれない。
それが、あなたが今感じている悲しさであり、自己嫌悪であり、不安だということです。

「自分が嫌い」と言ってあぐらをかいている場合じゃないんですよね。
自分の中の子どもの自分が喜ぶように、今まで悲しい思いをさせた分を取り戻すように、いくらでも子どもの自分の言うことを聞いてあげたらいいし、優しくしてあげたらいいし、子どもの自分に媚びへつらったらいいです。

4.自己嫌悪を終わらせる具体的な方法

と、ここまでのまとめの意味で大きな方向性の確認をしたいと思います。

自己嫌悪とは自分の中の子どもへの育児放棄であぐらをかいていると書きましたが、それは決して理想の自分になって自分を好きになることに躍起になれということを言っているのではありません。
理想の自分になろうとして、子どもの自分の声を聴かないというのでは子どもの自分に対する付き合い方は一切変わっていません。

その真逆ですね、子どもの自分が何を求め何を言いたいのか、そこに耳を澄ましてそれを実現していくということです。
ここから、子どもの自分を可愛がる具体的な方法について話をしていきますね。

4-1.本当の自分を取り戻す

まず、子どもの自分を可愛がる一つ目の方法は「本当の自分を取り戻す」です。
人は、小さい子どもの頃はありのままの自分で生きています。

お腹がすいたら泣いたり「お腹がすいた」と言ったり、欲しいものがあったら駄々をこねたり、人に合わせることをせずマイペースに過ごしています。
そんな中で、親にしつけられたり怒られたりした時に「このままではいけないんだ」と考え、嫌なことがあっても我慢したり自分のことは置いておいて人に合わせることを選ぶようになります。
この社会で生きていくルールを学んでいくみたいなものですね。

それは、成長過程において行われる「学習」であり地球上の誰しもがやっていることなのですが、そのルールが非常に多かったりルールを絶対に守らなければと強く感じている場合、心の中では子どもの自分に対して優しく接することができません。

子どもの自分はゆっくりしたペースを好み一人でいることが好きなのに、そのゆっくりペースや一人でいることを大人の自分が隠し、せかせか動いたり急いでみんなと仲良くしたりする自分を登場させるわけです。
この「子どもの自分の性格を隠す」というのは子どもの自分を認めていないということですよね。

「隠すのは自己否定、さらすのは自己肯定」と私はよく言いますが、今まで培ったルールを思いっきり守らせるっていうのは子どもの自分への否定という側面が大きいんですよね。
ですから、一度、封印して隠している子どもの自分(本当の自分)を取り戻してみるといいです。

確かに、昔はそんな性格じゃダメだと言われたかもしれないし自由にやっていたら怒られたかもしれません。
しかし、それは今はそこまで守らなくていいし、緩めてもいいんですよね。

例えるなら、「信号を渡る時は手を上げましょう」って我々は言われて来たけど、それを大人になってまでやらなくていい。
そんな感じです。

ぜひ、子どもの自分のありのままの性格を抑えている自分ルールを緩めていきましょう。
本来の自分の見つけ方や本来の自分を取り戻す方法は、他人にイライラする理由とイライラを自然と解消する逆転の発想にまとめているので読んでみてください。

4-2.子どもの自分の意見を”表現”する

子どもの自分を可愛がる二つ目の方法は「子どもの自分の声を採用する」です。

我々はあれが欲しい、これが嫌だと思ってもその声を飲み込み、「今はこうしておいたら波風が立たない」「ここはこうするべきだろう」と考え言動を選ぶことをします。
この回数が多ければ多いほど、子どもの自分の意見は採用されず「何を言っても無駄だ」と子どもの自分がしょげてしまいます。

逆に、子どもの意見を採用して欲しいものを欲しいと言ったり、嫌なことを辞めたりするという「表現」をすることによって、子どもの自分は自分の気持ちを聞いてくれた嬉しさを感じるようになります。
だから、なるべく子どもの自分の声を聴いてその声を採用する、ということをしていってください。

ただ注意点があって、子どもが望む現実を実現しなければいけないということではありません。
例えば、気の進まない仕事を頼まれたときに気が進まないから必ず拒否しなければ自分を可愛がれないのか、自己嫌悪を辞められないのかと言うとそうではありません。

とりあえず、それを表現してみる。
直接相手に言ってもいいし、同僚に愚痴をこぼしてもいい、独り言として言うのもいいでしょう。

そうやって、自分が感じた気持ちを無かったことにせず、言ってみたりやってみたりする。
その後の結果については、第三者が絡むこともあるし自分一人でどうすることもできないこともあるので、そこは自然に任せたらいいです。

大事なことは「自分が」自分の声を無視してなかったことにしないということです。
ぜひ、自分の感じている気持ちを外側に表現して子どもの自分を喜ばせてあげてくださいね。

また、その他にもこれをやったら自分の中の子どもは喜びそうだな、というものがあれば実践してみください。

5.自己嫌悪のまとめ

今回は自己嫌悪についてまとめました。
自己嫌悪とは、一般的には自分が嫌いな状態のことですが、心の中では子どもの自分に嫌われているという構図になっています。

だから、理想の自分になって自分を好きになろうとしても、それは子どもの自分を可愛がるという行為に繋がっていかないため自分を好きにはなれないし、逆に子どもの自分をもっと邪険に扱うことに繋がり自己嫌悪は強くなっていきます。
方向性は逆ですね。

「子どもの自分に好かれるには」という視点で、子どもの自分をいっぱい可愛がってあげてください。
すると、自己嫌悪する気持ちがどんどん減っていきます。

「自分が嫌い」自分を嫌いになる12の理由と対応策に自分を嫌いになる理由について、別の角度から説明しているのでこちらもとても参考になると思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。