こんなに頑張っているのに全然幸せではない。
彼氏がいたり結婚していたら幸せなのだろうか。
そもそも、幸せって何だろう。
自分の人生を幸せにしたいと誰もが思っているのではないでしょうか?
しかし、頑張っても幸せにならないし、幸せになるには途方もなく遠い道のりのように感じているかもしれません。
そんな時に考えて欲しいことは、もしかしたら幸せとは何かについて捉え違いをしていないかということです。
事業で成功していることや、結婚して子どもがいることや、良い人間関係が築けていることが幸せではありません。
幸せとは「カタチ」ではないのです。
「カタチ」にとらわれ逆の頑張りをしていると、いつまでも幸せを感じることはありません。
ぜひ、幸せとは何かを明確にし、たくさんの幸せを感じてみてください。
1.幸せとは何か
まず、幸せとは何かについて説明します。
冒頭でも説明した通り、幸せとはあなたが持っているものやあなたが置かれている環境、そして条件ではありません。
いくら人が羨む状態であっても、自分がそこに幸せを感じていないのあれば幸せではないのです。
つまり、「幸せとは何か」の結論を言ってしまうと、幸せとは「感じ方」なのです。
幸せだなと感じる心の状態が「幸せ」だということです。
逆に、今この瞬間も幸せの条件は整っています。
それを感じられるか感じられないかの違いなのです。
だから、幸せを求めに外に向かわず、自分の内側をみてください。
2.どうしたら幸せを感じられるようになるか
とは言っても、今自分は幸せなんだと思い込む必要はありません。
幸せは自然に感じるものであり、思い込むものではないからです。
そして、自然に幸せを感じるには、ただ自分軸と今軸で生きていればいいと言うことです。
人の評価を気にしたり、人のモノサシで自分を図るのではなく自分の軸でいること、
また、未来の準備に今の時間を使うのではなく、今の幸せのために今の時間を使うということです。
以降では、幸せを自然と感じられるようになるステップを紹介します。
ステップ1.自分の感情を見つける
他人の評価でも未来のためでもない。
では何を基準にしたらいいかというと、『今の自分の感情』を基準にするということです。
今、自分は何がしたいのか、ここにいることは心地よいのか、嬉しく感じているのか義務感なのか等
今、自分の気持ちに従っていくということです。
そして、そのためにまず自分の感情を見つけてみてください。
やりたいのかただの義務感なのか、嬉しいのか嬉しいと自分を偽っているのか、ワクワクするのかやらないと怖さを感じるだけなのか。
<ポイント>
- 自分の感じ方を否定しない
こんなことを考えてしまう自分や自分勝手な自分を否定して、感じることに蓋をしないでください。
感じ方に間違いがあるわけではなく、そこには違いがあるだけなのです。 - 無意識の「こうするべき」がある
我々は知らず知らずの内に、「こうするべき」というルールを持っています。
そして、無意識に「こうするべき」通りの思考をすることがあります。
だから、自分の好き嫌いは自分の常識の外にあるのかもしれません。 - 自分の気持ちは人との間で分かることもある
誰かにイラっとしたり、嫌いだと思ったときは自分の本当の気持ちに気づくチャンスです。
イラっとした行動や嫌いな理由に、あなたの本当の姿やあなたが本当の感情があります。
詳しくは、嫌いな人を通して、自分の中に空いた穴を埋める方法を参考にしてください。
ステップ2.やりたくないことをやめる
次に、ステップ1で感じた「やりたくない」という感情に従って、やりたくないことをやめます。
あなたがやりたくないことは何ですか?
やりたいと思っていないのにやっていることは何ですか?
- 楽しく感じない人付き合い
- つまらない仕事
- 愛想笑い、明るく振舞う
そのやりたくないことをやめてみてください。
世間体や人の目を気にしてやっているということは、本来の自分ではない自分を演じているということです。
言葉を変えると、本来の自分ではない別人ということです。
その別人が認めらたとしても愛されたとしても、自分自身は嬉しく感じません。
やりたいことをやめることで、本来の自分を取り戻してみてください。
<ポイント>
- 嫌われてもいい
人付き合いや嫌な仕事、愛想笑い等をやめることによって、あなたをよく思わない人も出てくるかもしれません。
しかし、そのよく思わない人に合わせる必要はありません。
どんな自分であっても嫌いになる人は一定数いるのです。
愛想が悪いあなたを嫌いな人もいるし、ご機嫌を伺っているあなたを嫌いな人もいる。
どれだけ頑張っても自分をよく思わない人はいるのです。 - 頑張るを手放す
頑張れば頑張っただけ無意識に見返りが欲しくなるものです。
頑張っている「のに」という気持ちが湧いてくるのです。逆に自分が頑張らなければ、何もしていない「のに」という感謝の気持ちが湧いてきます。
つまり、頑張れば頑張るほど幸せを感じるハードルを自分であげてしまっているのです。
あなたが頑張っていることも辞めてみてください。
ステップ3.やりたいことをやる
やりたくないことをやめたら、次はやりたいことをやってみてください。
自分の感情に従って、心踊ることやワクワクすることに飛び込んでみてください。
<ポイント>
- 遠慮しなくていい
もしかしたら私だけ好き勝手いいのかという躊躇いの気持ちが生まれるかもしれませんが、周りに遠慮する必要はありません。
自分だけ好き勝手やっていいし、自分だけ得してもいいし、自分だけ幸せになってもいいのです。 - 恥ずかしい気持ちを受け入れる
「そんなことがやりたかったんだ」という言葉や失敗して笑われることもあるかもしれません。
そのときは、「私はこれがやりたかったの」と言えばいいし、「失敗しちゃったー」とテヘペロすればいいのです。
恥ずかしく生きてみてください。
ステップ4.幸せに自然と気づく
ステップ1~3までで自然と自分が幸せであることに気づきます。
頑張って幸せを見つけようとしなくても、幸せだと思い込もうとしなくても、
元々自分は愛されていたのだということがわかるのです。
自分のままでいて良かったのだという安心感や、自分自身に帰っていく喜びがそこにはあります。
そして、何気ないことに喜びを感じられるようになるのです。
何もない日常に幸せを感じられることが一番幸せなように感じます。
3.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、「幸せとは何か」と「幸せを感じる方法」についてまとめました。
実を言うと、私は「幸せ」というものをあまり考えたことがありませんでした。
それより自分の成長や自分自身を知りたいという気持ちが大きかったためです。
しかし、成長を捨て、やりたくないことを辞めやりたいことをやるなかで、
幸せだなぁと感じている自分がいることに気づきました。
まだ「試したい」という気持ちが多い自分ですが、そこにある幸せもいいものだと感じます。
幸せを探している方の参考になれば嬉しいです。
また、誰からも愛されないと感じる理由と幸せな考え方を選ぶ方法も、
幸せについて別の角度から書いてあるので読んでみてください。