人生に迷ったら立ち止まろう!自分の人生を見つける3つの判断基準

  • 2020年4月26日
  • 2020年5月17日
  • 自信
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やりたい仕事はあるがうまくいくか分からない。
結婚して10年になるが本当にこのままで良いのだろうか。
自分のやりたいことは何だろう、自分は何をしたいのだろう。

「うーん、人生に迷った」

今回は「人生に迷った時」というテーマで話をしていきます。
人生に迷うときありますよね。
自分は何がしたいのかわからなかったり現状のままでいいのか悩んだりやりたいことはあっても二の足を踏んだり。

そんな時に役に立つ「人生を考える基準」を紹介するので参考にしてみてください。
そして、後半では二の足を踏む上でのブレーキの外し方を紹介していきます。

人生に迷う時は色々考えられる時期です。
ぜひ、このタイミングで生き方や自分が大事なものを見つめなおして、自分の人生を思いっきり楽しんでいってもらえたらと思います。

1.人生を考える上での判断基準

では早速、人生を考える上での判断基準の話をしていきます。

1-1.死ぬ時に後悔しないか

まず一つ目が、自分が死ぬときに後悔しないかという視点です。
「これからどうしていこうか」「何をしたらいいのか」と考えると答えは出ませんが、自分が死ぬときに後悔しそうかという視点で考えるとやることとやらないことが明確になってきます。

  • 昔から何か気になる
  • これやらなかったら死ぬときに「あれやってたらどうなったんだろう」って考えただろうなぁ
  • 結果はわからないけど試してみたい

そんなところをやっていくと後悔のない人生になります。
後悔のない人生とは全てが思い通りに行った人生なのではなく、後悔しないように人生のタイミングでしっかり選択した人生のことです。
ぜひ、自分が死ぬ時に後悔しないかという基準で考えてみてください。

1-2.大事なことは捨ててみて初めて分かる

次の判断基準は、その対象が自分にとって大事かどうかは捨ててみて始めてわかるということです。

例えば、「認められたい」や「愛されたい」という願望があったとします。
そして、この願望を叶えるべく試行錯誤すると思います。
認められたらきっと自信が持てるだろう、愛されたらきっと幸せだろうと。

しかし、願望を叶えようと頑張っている最中は自分にとって「認められること」や「愛されること」が本当に大事かどうかはわかりません
少し脱線しますが、認められることや愛されることは実は人にとって本当に大事なことではありません。
大事ではないことを何十年もかけて追い続けている、ということはものすごくよくあります。
少し怖いですよね。

だから、一回、「認められることをやめる」「愛されようとすることをやめる」ということが大事なわけです
捨てることによって、自分にとって本当に大事なものが見えてきます。

あなたが大事だなと思っていることは何でしょうか。
恋愛、結婚、子供を作ること、親、人間関係、お金、地位、名誉、権力、幸せ、安心感。
色々あると思います。

それを一回捨ててみることによって、ほぼすべてのものは捨てっ放しでさっぱりするでしょう。
そして、その中で気がかりになるものが一つか二つ返ってきます。
その一つか二つがあなたにとって大事なものです。

ぜひ、人生が行き詰まるまっているのであれば、一度、「もういいか」「もうやめよう」と全捨てしてみて、その中から大事なものを見つけてみてください

1-3.本来の自分に戻ってから見えるものがある

最後は「本来の自分」に戻るからこそ見えるものがあるという話です。

我々は物心ついてから今に至るまで様々な価値観を外部から仕入れてきました。

  • ちゃんとしていなければいけないなどの性格
  • 〇〇すると××になるという法則
  • こういう生き方がよくてああいう生き方はダメだという指針

しかし、このどれもが自分の主観でのみ成り立っていることで、事実ではないんですよね。
人は自分が見たいようにモノを見ます
「ちゃんとしていなければダメだ」という価値観を持っていたときに、あらゆる現実を「ちゃんとしていなければダメだ」という側面からしか見ず、それに反する現実は無意識にシャットアウトするようにできています。

そうやって「本来の自分」にあらゆる着色をし、鎧をまといながら生活しています。
すると、今まで身に着けた価値観でしか自分の人生も周りの世界も見ることができません。
だから、一度、身に着けた価値観を捨てるという作業をして本来の自分に戻ってみてください

本来の自分に着色をして鎧を身に着けるということは、表現を変えると本来の自分を変形させて自己否定しているようなものです。
身に着けたものを捨てることで、この自分への否定を肯定に変えることができます。
「今まで飾り付けしてよそ行きの自分を周りに見せていたけど、もうそのままの自分を出していいよ」と自分に言ってあげることができるイメージです。

本当の意味で自分を肯定してあげることで、とても満たされて安心した気持ちになります。
この状態でやっと人生を考えることができるのではないかなと思います

安心や自信、幸せが欲しいからそれをするのではなく、安心や自信、幸せがすでにあるなら何をするのかしないのか
その視点に立って初めて見えるものがあるのです。

ぜひ、今まで身に着けてきたものを一度捨ててみてください。
本来の自分に戻る方法は心の平穏とは何か!?自分自身にくつろぐ感覚の広げ方で詳しく説明しています。

2.人生を広げる上でのブレーキを外す

以上の視点で自分の人生を考えてみてください。
死ぬとき後悔しないか基準は私はいつも考えているし、捨ててみて初めていらなかったものをずっと求めていたことにも気づけたし、心の話のメインテーマでもある「本来の自分に戻る」ということは大げさでもなく世界の見え方が180°変わりました。

どれも私の人生に大きな変化をもたらしてくれました。
だから、カウンセリングや講座でもそんな話をするのですが、「そうは言っても」と言われることも少なくないです。
個人的には、もうちょっと自分の人生に真剣になったらいいのにと思うのですが、その思いは横に少し置いてここでは「そうは言っても」に代表されるブレーキを紹介しながらその外し方を説明していきます。

2-1.怖さがある

まず、一つ目は怖さがあるから二の足を踏む場合です。
人は変化するときに自分を守る意味で怖さを感じるようにできています。
しかし、その怖さは自分を守るために自動的に沸き上がるものであり、怖さ通りの怖いことが起こるわけではありません

ただただ怖さを感じているというイメージです。
なので、吹っ切って怖さに突っ込んでいきましょう。
その怖さに突っ込むことで始めて「大丈夫だった」とわかります
逆に、その怖さを越えて一歩踏み込む前は大丈夫なんて絶対に思えないということです。
もう振り切って行っちゃいましょう。

2-2.大変なことになるかも

そして、その怖さの一つが「大変なことになるかも」「うまくいかないかも」と結果に対する不安です。
ですが、安心してください。
最初からうまくなんていかないし、まぁ失敗するでしょう。

実際に始まるのはそこからですよね。
「うまくいかなくて失敗して、じゃあそこからどうするか」
というところからが人生なんだと思います。
多いに失敗しましょう。

また「大変なことになるかも」と考えているのであれば、そんな大変なことにはなりません。
大変なことになる人は自分がうまくいくことしか考えずどこまでも突き進んでしまう人です。
怖さというリスクヘッジがないんですよね。

だから、怖さを感じている時点でいい塩梅でセーブをかけていられる状態なのでちょうどいい精神状態じゃないでしょうか。

2-3.周りからどう思われるのだろう

周りからどう思われるか、というもの自分の人生を歩む上でのブレーキになりますよね。
「周りから批判されるかもしれない」「常識や倫理に反しているかもしれない」なんて考えだすと「今まで通り」を選びたくなります。

しかし、周りにどう思われるかは自分の人生と全く関係ないことなんですよね。
周りに良く思われてもお腹がいっぱいになるわけではなく、周りに悪く思われても自分の尊厳が傷つくわけではない(自分の価値が減ると感じる方は自己価値との分離をしてみてください→自分の価値とは何かという悩みに終止符!自分の価値の捉え方)。

周りには好きなことを言わせておけばいいんです。
言われている方と言っている方、どちらが主人公かというと言われている方です。
周りに色んなことを言われながら「自分の人生の主人公は自分だ」とブレずに生きていってもらえたらと思います

そして、周りから何か言われるのも自分らしく生きてたらだんだんと気にならなくなりますからね。
想像が一番怖いのでぜひ周りから色々言われるようになってくださいね。

2-4.年齢的に若くないし

最後のブレーキは「年齢的にもう遅い」と感じるとブレーキになります。
「もう歳だしそんなことやらない!」とやらない方向にすっきりと割り切れてしまうなら、それはそれでいいですよね。
しかし、我々が「もう歳だし」という言葉を口にするとき「もう歳だし(でも本当はやりたい)」と、ずーっと気になっているんですよね。
奥歯にものが詰まったようにずーっとずーーっと気になり続ける。
だからやるしかないんですよ。

年齢的に早かろうが遅かろうが、うまく行こうが行かなかろうが。
気になるからやる、ずーっと奥歯にものがつまっていると嫌だからやる
ただ、それだけです。

「何かを始めるのに遅すぎることはない」
これは半分そうで半分違うなと個人的には思います。

例えば、今自分が60歳でアイドルになりたいと思ったとします。
「60歳でアイドル」は絶対遅いですが別にいくつになったってアイドルになりたければなればいいと思います。
ですが、方法は変わってきますよね。

「2、30代のオタクに向けて10代の女の子たちと競り合ってアイドルをする」というのは絶望的です。
しかし、「なんで自分はアイドルになりたいのか」を考えることによって『10代アイドル』を目指さなくていいわけです。

  • 自分の歌をみんなに聞いてほしいのか
  • ステージ上でちやほやされたいのか
  • ステージという場所にワクワクを感じるのか

自分の欲求が分かったらやり方はいくらでもありますからね
逆に、やり方に拘りたいときは自分の心に偏りがある時です。
(心の偏りとは劣等感・罪悪感・「こうするべき」・自己価値の張り付きなどなどです)
そこを見つけて外していってください、このサイトではそんなことばかり書いているので別の記事を漁ってみてくださいね。

3.まとめ

今回は「人生に迷ったらどうしたらいいのか」についてまとめました。
人生に迷うことはいくらでもあるし、迷うことや悩むことは悪いことではないので大いに悩んでもらったらと思います。

その中で悩んで悶々とし続けるのではなく、自分で答えを見つけて何でもやっていってもらえたら人生楽しいのではないでしょうか
色々やってみて自分にいらなかったものを見つけること、どんどんシンプルになっていくことが人生かもしれませんね。
私はそうやってずっと生きて来て良かったなと思っているし、これからもそうやって生きていきます。

その中で自分の答えを見つける判断基準を紹介したのでぜひ考える視点として使ってください。
どれも人生が良くなってしかいかない貴重な判断基準ですからね

そして、その中で自分の進みたい方向を決めその後どうなったのか、そして、今後どうしていきたいのかなどお酒を飲みながら話せたら最高ですよね。
ぜひ自分の人生をめいっぱい楽しんでいってくださいね。
色んな情報を配信するという形で応援させてもらいます。
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また、自分探しというテーマで、嫌っている自分を受け入れるという話をしているので、そちらも参考にしてみてください。
「自分探しでは見つからない本当の自分の見つけ方」にまとめてあります。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。