怒りはダミーの感情!怒りっぽい性格を治す方法

  • 2020年5月7日
  • 2020年5月17日
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すぐに怒る自分を責めたり怒った後すごい後悔がやってくるととても苦しいですよね。
この記事では、「怒りっぽい」をテーマにどうしたら怒りっぽい自分を穏やかにして行けるのかについて話をしていきます。
長い目で見ると怒ることによって損をしていたり心が穏やかでいられなかったりするので、自分の怒りっぽさを何とかしたい方はぜひ参考にしてみてください。

また、基本的に怒りっぽい自分を何とかしたいという人に対して記事をまとめますが、よく人に怒られて落ち込む人も怒る人の心理が分かるのでとてもおすすめです。

1.怒ってもいい

まず、最初に知っていて欲しいことは怒ってもいいということです。
怒ることによって損をするかもしれませんが、怒らないことによって損もするかもしれません。
別にどちらがいいということもなく、どちらが正しいということもありません。

以降で怒りが湧いてくる理由と心に平穏をもたらす解決法を説明していきますが、別に実践せずに怒っていてもいいんですよね。
ただ、怒りしか知らず怒っているのと心の平穏という真逆を知った上で怒っているのとでは日々感じる満足度は違います

また、怒らなくていいことで腹を立てることもよくあるんですよね。
怒っている状態って決して気分が良くないので、怒ってもいいけど平穏を広げていくと気分がよい時間が長くなってお得かもぐらいで捉えてもらうのがちょうどいいと思います。

2.怒りっぽい理由

では、ここから怒るという心理について深掘っていきます。

2-1.自分ルールが多い

怒りっぽい理由の一つ目は自分が守っているルールが多いということです。
「こうするべき」というルールを人は誰でも持っています。

人に配慮すべき、目上の人は敬うべきなどなど世の中には無限の「こうするべき」があります。
その自分が守っている「こうするべき」というルールを他人が破るとイラっとします

この怒りは実は、ズルいという気持ちか怖いという感情から来ています。
ズルいに関しては「自分はルールを守っているのに相手はルールを守っていなくてズルい」という気持ちです。

怖いに関しては、そもそもこの「こうするべき」というルールが作られたのは昔に親や周りの大人に怒られることによって生まれました。
自分勝手に振る舞っていたら怒られたわけです。
それを繰り返さないように「自分勝手はダメだ」というルールを自分に課しました。
そして、今、目の前の人が自分勝手な振る舞いをしていると、あの怒られた時の感覚が無意識に湧いてきて「怒られる、怖い!」と感じるわけです。
これが怖さを怖さとして感じるのではなく、怒りという代替の感情が登場しイラっとするわけです。

2-2.自己防衛

怒りっぽい理由の二つ目は「自己防衛をする機会が多いから」です。

人の自己防衛にはいくつかのパターンがあります。
自分を下げる、嘘を付く、相手を悪者にする、自分や相手に期待しないなど。
そのパターンの一つとして怒りを相手にぶつけることによって自分を守ろうとします。

核心を突かれて落ち込んだり傷つく前に、怒りで圧倒しようという感じです。
自分を守ろうとすればするほど怒る機会が増えていきます。

2-3.頑張りすぎによる不満

よく怒る時に「~のに」という言葉が出てくることはあると思います。
「私はこんなにやってるのに」というニュアンスですね。

「『のに』は頑張りすぎのサイン」と言っていますが、「のに」という言葉が出る時は自分が頑張りすぎています
自分が頑張りすぎているからこそ、相手からの労いの言葉や相手が自分にしてくることを期待し、相手への期待の水準が高くなります。
そして、この高まった期待の水準を相手が下回る時に「私はこんなにやってるのに!!」「私はこんなに頑張っているのに!!」と怒りが湧いてくるということです。

2-4.嫉妬

嫉妬も怒りの感情を伴います。
嫉妬とは単純に「羨ましい」ということなんですが、素直に羨ましいとは感じられず怒りに近い嫉妬の気持ちを抱くことはよくあります。

2-5.感情を表現する種類が少ない

人は様々な感情を日々味わっていますが、それをどう感じるか、そして、どう表現するかは人によって違います。
怒りはダミーの感情と言われる通り怒りは本心ではなく、悲しさ・寂しさ、不安・恐怖の代替の感情です。
本当は悲しさ・寂しさ、不安・恐怖を感じているのだけど、それを直視することを回避するため怒りを感じることがあります。
(実は、そういう機会は多いです)

だから、悲しさを感じても、寂しさを感じても、怒りを感じているように感じるし怒りを感じているからこそ怒りを表現することになります。
60代くらいの男性をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
私たちのお父さん世代は、照れても怒るし寂しくても怒るし、嬉しくても怒るし恥ずかしくても怒ります。

怒るというか照れ隠し的なニュアンスですよね。
お父さんが照れていると自覚しているかわかりませんが、怒るという感情表現を多用するわけですね。
この感情表現の種類が少ないため、色んな感情が怒るという方法で表現されているということです。

3.心の整え方

それでは、ここからどうやって心が荒れる状態から心が基本的に平穏になっていけるかについて説明します。
心が平穏になるイメージとして、怒りをスッと消せるようになるというより同じことで怒りという感情が湧かなくなるという感じです。
怒りはそのタネがあるから怒りという感情が湧くわけで、そのタネがなくなっていると怒りとして感じないというイメージを持って以下見ていってください。

3-1.自分ルールが多い

まず、自分の「こうするべき」というルールが多い場合、怒りの感情を頻繁に感じるため精神衛生上気持ちよくありません。
なので、「こうするべき」というルールを減らしていけばいいわけです。
しかし、ルールを減らしていけばいいと言っても、昔怒られたからやめたものを再びやり始めるということであり、「この人、人としてどうなの?」と思うようなことをしていくことであるため、最初は戸惑いがあるかもしれません。

なので、自分が守るルールを減らしていっていいんだということを頭で理解していってください。
先ほどの説明の通り、「こうするべき」というルールは誰にでもあるわけですが、このルールが多いととても頑固で偏屈で怒りっぽい人になっていきます。
あなたも怒りっぽい人を見て何でそんなことで怒るのかと疑問を持ったことはあるのではないでしょうか。

その偏屈で怒りっぽい人にあなたがなっているということです。
だから、多少というかかなりの量、自分が守っているルールを捨てたところで「超常識外れのおかしい人」にはなかなかなりません。
というのを頭の片隅に入れてもらいながらルールの外し方を実践してみてください。

3-1-1.自分のルールを外すポイントを見つける

まず、自分のどのルールを外したらいいかを見つけます。
見つけ方は「他人に対してイライラするところはどこか」という質問を自分にしてみてください。
そこがあなたのイライラを生む「こうするべき」というルールになります。

例えば、自分勝手な人にイライラするということは「自分勝手はダメだ」というルールを自分が持っているわけです。
だから、この自分勝手な人はダメだというルールを捨てることによって、自分勝手な人に対して別に何とも思わなくなり平穏が少し広がります。

3-1-2.自分のルールの外し方

では、どうやって自分ルールを外すかというと、許可という方法を使います。
先ほどの例だと、「自分勝手になってもいい」と自分に許可を出していくということです。

そして、実際に自分勝手な言動をしてみてください。
すると、自分勝手をあれほど嫌っていたはずなのに案外しっくりくることに気づいてもらえます。
本来の自分は自分勝手なはずなのに、ルールを作ることによってその自分勝手を切り捨てたました。
その切り捨てたものが返ってきて、より本来の自分に近づいたわけだからしっくりくるわけです。

3-2.自己防衛

次に自己防衛のパターンです。
これはすぐに解消するというか、反射みたいなところがありますからね。
これで解消しますというより、方向性だけ見つけて長い目でやってもらえたらと思います。

自己防衛とは自分を守りたいわけですが、何から守りたいかというと自分が傷つくことから自分を守りたいわけです。
実は臆病で繊細で過剰に反応してしまう。
まず、自分が怒った時にそれが自己防衛からの反応なのか気づく練習をして、どう言われた気持ちになって自分は傷つきそうだと感じたのか知っていったらいいと思います。

自分が攻撃されたとき自分を守ることは当然ですが、実際に相手は攻撃する気はなかったけど自分の解釈によって攻撃されている気になって自己防衛しているというパターンは多いです。
この自分の解釈という癖を知っていくことによって、相手の意図を冷静にくみ取れるようになっていきます

3-3.頑張りすぎによる不満

「私はやってるのに」と不満を感じて怒る場合は頑張りすぎだと言いました。
だから、不満によって怒っている場合は自分がしている頑張りを減らしていけばいいということです。

「相手の役に立とうとしない」「いいかっこしようとしない」など、物理的にやることの量や相手に気を遣う量を減らしていってもらえたらと思います。

しかし、今まで頑張ってきたのには理由があるわけです。
相手の役に立つことで尊敬されよう、認められよう。
頑張ることで自分を認めたい、など。

この頑張る理由や目的が明確になっていないと、頑張ることを減らすと言っても「何か嫌だ」という漠然としたブレーキになるので、ぜひ、ここも明確にしてその目的を捨ててみてください
「尊敬されなくてもいい」「認められなくてもいい」と捨てていく感じです。

3-4.嫉妬

次に嫉妬ですね。
嫉妬は実は羨ましいんだけど羨ましいことを認めたくない時に湧く感情です。
だから、相手が羨ましいことを認めてしまったら嫉妬という怒りがただの羨望に変わります

この認める瞬間は負けを認めるようで嫌なのですが、嫉妬している時点で負けているので潔く負けを認めてしまってください。
また、嫉妬はかけ離れてすごい人に対しては感じません。
「あれぐらい自分でもできる」という人に対して湧いてくる感情なのです。

だから、「あれぐらい自分でもできる」と思っているし実際にできるので、自分のブレーキを外してあれぐらい実際にやってみたらいいということです。
嫉妬する相手は嫌な奴なのではなく、自分の未来を見せてくれています。
ぜひ、嫉妬するその相手のような結果を出してみてもいいと思います。

3-5.感情を表現する種類が少ない

感情表現が少ないに関しては無理に感情表現の方法を増やす必要はないように感じます
それが自分にとって自然なのでそれはそれでいいのではないでしょうか。

ただ、怒りはダミーなので自分が怒った時に本当は何を感じたのか。
悲しかったのか、寂しかったのか、不安だったのか、怖かったのか。
何と言われた気がしたのか、自分に問いかけて見つけていったらいい
と思います。

怒りを相手にぶつけるとなかなかうまく関係が築けていきません。
ですが、「〇〇と言われた気がして悲しかった」と伝えると相手も「いや、それはこういう意味で言ってたんだよ」と話し合いができ、お互いの意図と解釈をすり合わせることができます。

全ての人とそういうコミュニケーションをとる必要はありませんが、自分が大切だと感じる人に対してはそういうコミュニケーションをしていってもいいような気がします。

4.まとめ

ということで、今回は怒りっぽいということについて怒りっぽいのはなぜで怒りの感情はどこから湧いてくるのかについて説明しました。
怒りっぽいことに理由はあるのでその根っこをひとつづつ解消していくことによって、心を平穏に保つことができます。

ですが、それは怒っているのに怒らないようにするのとは全く異なります。
怒っているのにその怒りを封印するということは心のバランスが崩れていくので、イラっとしたときは怒ったらいいです。
本文を実践してもらうとそのイラっとなる機会がとても減っていくという話なので、それぞれの立ち位置を把握しておいてもらえたらと思います。

それでは、ぜひ穏やかで平和な気持ちで毎日を過ごしてもらえたらと思います。

心に余裕を広げる方法について、余裕がないのは心の持ちようではない!今を楽しむ余裕の持ち方にまとめたので参考にしてみてください。