人生が楽しくないのには理由がある!何もない毎日を楽しくする

人生がうまくいっていないわけじゃないけど、何か楽しみ切れていないなと感じることありますよね。
この記事では、人生が楽しくないと感じた時にどうやって人生を自然と楽しんでいけるようになるのかについて話しています。

「死にたいわけじゃないけど楽しくないから別に死んでもいい」と言っていたクライアントが「小さな幸せがこんなにあるんだ」と毎日を幸せに楽しく過ごせるようになった秘密がここにあります。
ぜひ、自分の人生にワクワクしながら幸せな毎日を送ってもらえたらと思います。

1.人生が楽しい状態とは

人生を楽しむというと、旅行に出かけたり没頭できる趣味を見つけたりすることが楽しむことに感じるかもしれません。
しかし、それはそれで楽しんだらいいですが、人生全般がつまらないと感じている状態で旅行や趣味などの楽しさを見つけてもスポットの楽しさというか、その時しか楽しくないんですよね。
そして、その時間が過ぎるとまたつまらない時間に戻ってしまいます。

もし、その状態で人生を楽しくしようとしたら、ずっと旅行していなきゃいけないし四六時中趣味をしていないといけないことになります。
きっとそうなると、いくら旅行や趣味が好きでも飽きてきてしまいますよね。

だから、「特別なにもしてない状態で気分がいい」という心のベースを作っていくのが一番いいと思います。
「何もなくても気分がいい」という心の状態を作っていくということです。

2.何もなくても楽しい状態を作るとは

なので、楽しい出来事を増やしていくというよりも楽しい心の状態を作ったらいいのですが、それは、何もなくても楽しいと自分に思い込ませようということではありません。

心の話でよく「解釈を変える」「捉え方を変える」という話はよく出てくるのですが、これは何も「こういう風に解釈しよう捉えよう」と自分を仕向けていくことではありません。
そうしようとしてもどこかで無理が生じますからね。

なので、より正確な表現をすると「解釈変える」のではなく「解釈変わる」ということになります。
自然と変わっていくということです。
「何もなくても楽しい」という心の状態も同じで、何もなくても楽しくしようと自分を無理やり変えていくということではないということです。

人生は自然と楽しくなっていきます。
では、どうやって自然と楽しくなっていくのかという話を、そもそもなぜ人生が楽しくなくなったのかというところからしていきます。

3.人生が楽しくない状態がなぜ生まれたか

私たちは、物心つくまでは楽しい時間を過ごしてきました。
親から否定されたり怒られたりして落ち込むことはありましたが、すぐに楽しいことを見つけて心躍らせていました。
(心が躍って夢中になるとまた怒られたりしますが笑)

と言うことは、私たちは元々楽しいことが好きで楽しむことができるということです。
では、元々持っている楽しみ力をどこで失ってしまったか。

3-1.楽しいことより正解に従う

楽しみ力を失ったきっかけは私たちが自分の心の動きよりも”正解”と呼ばれるものを優先するところから始まりました。
本当は子供のようにはしゃいでいたいんだけど、「子供だと思われる」「嫌われるかもしれない」「ちゃんとした人でいるべき」などの”正解”に従うことによって、この世から楽しさが一気に無くなりました。

少しイメージしてほしいのですが、毎日朝起きてから夜寝るまで地面に穴を掘って掘った穴を埋める作業をするとします。
そんな毎日が楽しいわけはないし、それが今後一生続くと考えると絶望しかないはずです。

この穴を掘り堀った穴を埋める作業が、「正解に従う」ということです。
やりたくもない努力をしたり、意味が分からないこうするべきに従ったり、本当は面倒くさいのに人目を気にしたり。
そういった、自分の気持ちと関係ないやりたくないことばかりで自分の生きている時間が埋め尽くされているんですよね。

そんな人生に希望を見出せるわけないし、楽しいと感じることはできません。

3-2.自分に決定権がない

そして、そんな「こうするべき」というルールや他人の目を優先することによって、自分が本来持っている決定権を自然と誰かに明け渡してしまいます。

本来、何をしてもいいし何をしなくてもいい。
何を考えてもいいしちゃんとした意見なんて持っていなくていい。
何を言ってもいいし相手に気に入られることを言わなくてもいい。

何をすることも自由なはずなのに、ルールや他人の目を優先するあまりいつの間にかその決定権を失っているんですよね。
「仕事だからしょうがない」「あの人にどう思われるか分からないからやっておこう」「そんな生き方許されるわけがない」

ゲームは自分が自由にゲームの主人公を操縦できるから面白いわけです。
他人のゲームを四六時中見ていても面白いわけありませんよね。
(YouTubeのゲーム実況は面白くてつい見てしまいますが笑)

この状態が人生がつまらない状態です。
正解を優先し、その習慣によって自分の人生が自分のものである気がしない。
そうなると、人生が圧倒的に楽しくないわけです。

4.人生を楽しくしていくには

では、どうしたら、子供の頃のように楽しくしていけるかという話をここからしていきます。
大きな方向性としては子供の頃のようなありのままの自分に戻っていけばいいということです。
好感度が高く世間体の良い「見せる自分」から子供のような本来の自分に戻っていけばいいということになります。

具体的にどうしたらいいのかについて話をしていきますね。

4-1.正解を捨てていく

先ほどの話の通り、自分の気持ちより「こうすることが正解だ」ということを優先することによって楽しくなくなるという話をしました。
だから、自分の気持ちを採用していけばいいのですが、今までの正解を選ぶ習慣が根付いているなかでいきなり自分の気持ちを見つけることは難しいです。
なので、自分の気持ちを見つける前に今まで従ってきた正解を捨てるという作業をしてもらえたらと思います。

正解を捨てるとは、つまり、今までの逆をやっていくということです。

  • 今まで他人の意見に合わせていたのなら他人と違うことを言ってみる
  • 今まで自分を良く見せていた部分に対して良く見せるのをやめてみる
  • 今まで頼まれて引き受けていたことを断ってみる

自分の気持ちを見つける前に、少し天邪鬼をやってみて自分の選択の幅を広げてみるということです。
そして、広がった選択肢の中から自分の気持ちを見つけていくという順番が大事になります。
自分の選択肢がAしかない状態でBに自分の気持ちがあった時、Bの存在には気づけません。
A~Cまで選べるから初めて自分の気持ちはBにあることが分かります。

4-2.自分で決める習慣を作る

そして、正解を捨てていく作業をしながら、自分の意思で明確に何かを決めていく作業をしてみてください。
何となくで決めるのではなく、「今日のお昼はトンカツを食べる!!」と自分の明確な意思を持って決めていくということです。

日常の些細なことでぜひ自分の意思で決める練習をしてみてください。
これを続けていくと、「自分で決める」「何でも自分で決めていいんだ」という感覚が作られていきます。

自分で決める時に相手の意見と衝突することもあるでしょう。
トンカツじゃなくてサンドイッチが食べたいんだろうなと察することもあると思います。
そういう時こそチャンスなので、自分の意思表示をしてみてください。

仮に意見が通らなくても、その意思表示をすることが何より大事になります。
自分の意見が通るかどうかは自分の選べるところではありませんが、そう意思表示するかどうかは自分で100%選べますからね。
それを繰り返していくと、だんだん自分の人生を自分で選んでいる感覚や自分の人生を選んでいける気分になってきます。

人の欲求の一つに、選択欲と言うのがあります。
自分で選んで決めたことで満たされる欲求です。
逆に、選べないということに非常に窮屈さとつまらなさを感じるので、ぜひ、些細なことから自分の人生まで自分で選べるし自分で決められるという感覚を持ってもらえたらと思います。

今人生に感じている楽しくない感覚が大きく変わっていきます。

5.人生は楽しくなる

以上が人生が楽しくなっていく具体的なアクションです。
「正解思考」「自分で選択していない感覚」によって自分の人生が極めて楽しくないものに変わります。
逆にここさえ変えたら、人生は極端に面白いです。

冒頭で紹介した方と別の方も、「毎日がお花畑で中学生の頃のように何でも楽しくなった」と抑圧や自分責めで苦しかった毎日が変わりました。

何か圧倒的に楽しいことを見つけたわけではなく、ただ自分の気持ちに従うことを許し自分で決めていくことを覚えただけです。
世界はそれくらいすぐに簡単に変わります。

どうせ死ぬまで生きるので、死ぬまでの時間は楽しい方がいいと私は思います。
ぜひ、人生は圧倒的に楽しくなるので楽しくしていってもらえたらと思います。

6.まとめ

今回は、「人生が楽しくない」をテーマに人生を楽しくしていく方法についてまとめました。
人生が楽しくないと感じている今、本文の内容を積極的に試そうという気持ちになれないかもしれません。
そんな時は、やる気が出てくるまで待ってもいいですよね。

ただ、いつからも圧倒的に人生が楽しくなる方法があることを覚えておいてもらえたらと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

もし今人生に絶望しているのであれば、人生絶望の辛さから抜ける!人生がパァっと開ける秘密兵器も読んてみてくださいね。