人生絶望の辛さから抜ける!人生がパァっと開ける秘密兵器

  • 2020年4月11日
  • 2020年5月25日
  • 自信
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サッカーで日本代表を目指していたけどケガをして続けられなくなった。
仕事も恋愛も人間関係も全部うまくいかない。
夢をやっとの思いで実現したけど自分が思い描いていた理想では全然なかった。

あぁ、人生終わりだ。

今回は「人生に絶望した時」というテーマで話をしていこうと思います。
自分の理想が叶わなかったときや理想を叶えたのに望むものと違ったときは愕然としますよね。

私も仕事がここまでできるようになったら自分を認められるし他人からも認められると思って仕事をしてきましたが、自分を認められたのは一瞬で他人からの評価も変わったようには思えませんでした。
その時、絶望とはニュアンスが違いましたが「この道じゃないんだ」という思いがしました。

そう、今絶望しているということは「その道じゃないよ」教えてくれているということです。
全然違った道があるし、その違う道の方がより満たされて幸せなことがほとんどです。

ではどんな違った道があるのかについて、そもそも絶望とは何のかという話からしていこうと思います。
ぜひ、本文を参考に絶望の先にある新しい扉を開いてみてください。

1.人生に絶望するのはまだ早い

まず、人生に絶望している自分に寄り添ってあげたり自分の苦しさや辛さ分かってもらうことは各自してもらった上で、人生に絶望するのはとても早いです。
何もかもうまくいかなかった、夢破れた、行きついた所に何もなかった、それはとても絶望することでしょう。

しかし、それは今までの考え方や価値観の中でうまくいかなかったということです。
「違う考え方ならうまくいくよ」と言いたいわけではなく、その価値観の先には「あなたの望むものがなかった」という結論が出ただけにすぎません。

  • この夢を叶えることが成功で幸せなんだ
  • 仕事や恋愛はこうしたらうまくいくはずだ
  • 夢の先に尊敬や承認、自信のすべてがある

という価値観そのものの先にあなたの望むものはなかったということです。
夢を叶えることが幸せという価値観ではなく、仕事や恋愛はこうしたらうまくいくという価値観でもなく、夢の先に何かがあるという価値観でもない、違うところに自分の望むものがあるとしたら、今、「一つの価値観が不正解だ」と結論付いただけにすぎません。
全部の価値観を総当たりしてそれでも望むものがなかったとしたら、初めて絶望してもいいのではないかということです。

2.価値観というベルトコンベアー

今、「価値観」という言葉を使いましたが、結構ありふれている言葉だけに逆にニュアンスを伝えるのが難しいと思っています。
「正解は一つじゃないよ、価値観を変えていけばいいんだよ♪♪」と簡単に片づけるつもりは全くありません。
何というか、実は価値観を変えていくってことはとても壮大で可能性に満ちていることなんですよね。
ここ、少し説明しますね。

そもそも価値観は自分が小さい時に親によって大部分が形成されます。
そして、その小さな頃に形成された価値観を基本的には死ぬまで一生持ち続けます
イメージとしては小さな頃にベルトコンベアーに乗せられてベルトコンベアーの先に連れていかれるみたいなイメージです。
ベルトコンベアー上を右や左、前や後ろに多少動くことはできますが、乗ってるベルトコンベアーは変わらないといった感じです。

この価値観を変えることは基本的に誰もできません。
みんな物心ついた時に身に着いている価値観で当たり前に生き続けます。

だから、

  • 人に迷惑をかけてもいい
  • そのままの自分を受け入れる
  • 成功や仕事の出来、恋愛の先に欲しいものはない

など、言葉としては理解できても今までと全く異なる価値観を腑に落とすとなると話は変わってきます。
逆に、この価値観を自分で変えていくことができたら、人生が絶望どころかとても満たされて幸せな人生が始まるのです
つまり、価値観を変えるとは生き方を変わっていくということですし、生き方を変えていくということでもあります。
今の延長で物事を考えるのではなく全く別の人生を始めることを考えてみてください。

3.価値観を変える方法

段々、今の絶望の先が見えてきたでしょうか!?
では、どうしたら価値観を変えられるのかについて重要な二つのテーマについて話をしていきます。

3-1.正誤善悪のジャッジを辞める

「価値観」というととても漠然としたものに感じますが、価値観とは要は「何を良しとして何をダメだとするか」ということです。

  • 頑張ることや達成することは正義、怠けることは悪
  • 一芸に秀でている人はすごくて偉くて価値がある
  • 人の気持ちを考えることは良い

などなど、我々はありとあらゆることに良し悪しという正誤善悪のジャッジをしています。
そして、正しさや善いとされるものから外れないような生き方に縛られているということです。

今うまくいってなくて幸せを感じていないなら、この正しさの外にうまくいくことや幸せがあります。
「見ているだけでイラっとする人」「こんなことをしてまで成功したくない」「それは人としてどうなの」そう感じる時、相手の何をダメ出ししていますか?

そのダメ出しという枠を自分にも当てはめているということです。
自分の可能性を狭めているという表現もできます。

その可能性を狭めることをしなければ、もしかしたらあなたは望んでいる”それ”を手にできるかもしれません。
だから、一度「そんな人としてどうなの!?」という人の真似をして自分の小さな枠を外してみてください
枠を外してみて初めて、何で今までそんなことに拘っていたのだろうと不思議に感じます。

3-2.自分を受け入れる

また、その正誤善悪の枠の外に本当の自分らしさがあります。

幸せや満たされた気持ちを感じる鍵になるのは、【いかに自分らしさを取り戻すか】ということです。
「自分らしさ」というときれいで素敵なものだと感じるかもしれませんが、実はその逆で正誤善悪に縛られない冷たいやつで自己中で自分勝手で卑怯でせこくて、そんな嫌な自分が自分なんですよね。

それを嫌って改善しようとしたり、よく見せようと隠したりするのではなく「もうそれが自分だから」と受け入れる
表現を変えると「諦める」「開き直る」という感じでしょうか。
そんな自分を受け入れ許していくことによって、「やっと自分が自分のことを分かってくれた」という安心感と満たされた気持ちが広がっていきます。

だから、この「自分を受け入れる」というのは大きな転換点になるんですよね。
「こんな自分はダメだ」「何で自分はやりきれないのか」という自分を責めることがなくなるし、「これがあるから幸せ」「これができた自分だから自分を誇れる」という条件がなくなります。
日々、無条件で安心していられるし何がなくても自分を誇れるようになります。
「自分を受け入れる」ということは何かを達成することや実現することを凌駕するくらいすごいことだし、メリットだらけです。

4.自分を受け入れる上でのブレーキ

と、言いながら善悪のジャッジを捨て自分を受け入れる上で心理的なブレーキがあると思います。
ここでは、ブレーキを二つ紹介しながらブレーキを外していきます。

4-1.今まで追いかけてきたものを諦めることになるのでは

まず一つ目のブレーキが、今まで追いかけてきた夢や目標を諦めることになるのではないかという思いです。
今までずっとそれを実現するためにダメな自分を改善したり克服しようとしてきました。
そのダメな自分を受け入れてしまったら、その夢や目標を諦めることにつながるような気がするかもしれません。

もし、そんな気がするなら夢や目標をすっぱりと諦めてみてください
自分を嫌い、ダメな自分を責めながら夢や目標を達成できたとしても今思い描いているような達成感や自信、満たされた気持ちや幸せを感じることはありません。

一時的な喜びと一時的な「自分はこれがあるから大丈夫」というもろい土台を得るぐらいでしょうか!?
そして、すぐに不安になりまた次の喜びや土台を欲して次の夢や目標を追い求めます。
それが楽しいのならそれでいいのですが、今、絶望を感じているのであればそれを追い求めても仕方がありません。

繰り返しになりますが、永続的な安心や幸せ、「自分はこれでいい」という感覚は自分を受け入れたところにあります
夢や目標の実現で得られるものではないんですよね。

そして、そうやって、夢や目標を諦め自分を取り戻したときに初めて今まで追い求めてきたものって自分にとってどうでもよかったんだということに気づきます。
私も自分を受け入れる過程でその時目指していたことを片っ端から捨ててみました。
捨ててみた結果ほぼすべてのものはどうでもいいことだと気づきました。
ただ、一つだけこれだけは人生通してやりたいなというものが返ってきましたので、それだけは今取り掛かっている最中です。

そう、成功することも認められることもすごいことも、弱いことも、特別じゃないことも、当時あれだけ欲してたものは自分にとってとてつもなくどうでもいいことだと気づいた時は驚きでした。
だから、自分にとって本当に大事なものと大事じゃないものを精査する意味でも受け入れてみるっていうのは極めて大事なことだなと思います

4-2.受け入れることは卑屈なのでは

本来の自分を受け入れていく上でのブレーキの2つ目に「受け入れることは卑屈なんじゃないか」という思いがあるのではないかと思います。
私は心の話を初めて聞いたとき、どこか逃げなんじゃないかと正直思っていました笑

しかし、価値観を変えることも色々なことを受け入れることも卑屈な感じの”慰め”なんかじゃ全然ないんですよね。
というより、逆に私が自分自身を受け入れる時、とても怖くてとても大きな勇気が必要でした。
当時、私にとっては弱い自分を隠し強い自分で認められようと頑張っていたので、弱い自分を受け入れることは全ての人から「うーわ、弱っ!頼りなっ!」と総スカンくらうようでとても怖かったんですよね。

「弱い自分でいい」何て言うとそんな自分を慰めているように感じるかもしれませんが、本当はその逆で「自分は弱い自分で生きていく」という覚悟と総スカンを食らう怖さを越えていく勇気が必要でした。
そして、そんな弱い自分を人前で表現できたときに、「そんな自分でもよかったんだ」という何とも言えない自分の中の頼もしさが生まれました
まさに、知らない扉が開いたような感じです。

今までの延長を繰り返すよりも変化を選ぶ方が怖くて大変で勇気がいるんですよね。
だから、慰めというニュアンスで卑屈な方向に走るのではなく、勇気を出して開き直って新たな扉を開いてみてください。

5.まとめ

今回は人生に絶望した時というテーマでまとめました。
色んなタイミングで人生は終わりだと感じるかもしれませんが、その都度価値観の広がりによって先に進めたり新たな発見によって道が見えたりします
その価値観の広がりで言うと「自分を受け入れる」ということが人生最大の価値観の広がりだと思っています。
(まだまだこれから何があるか分からないので私の現段階の話ですが)

「自分を受け入れる」言葉にするとこれだけなのですが、自分の見え方、世の中や他人の見え方は全く違うものになります。
「自分は自分でよかった」そんな平和で平穏な気持ちで毎日を気持ちよく過ごせる。

そして、そんなスタンスだからこそうまくいくこともあります。
私は昔の自分を振り返ると目はギラギラし周りに認めてくれというオーラを発していました。
今考えると少し怖いですよね。
昔の私に「そんな肩肘張らなくていいよ」「みんなお前を認めているから」と言ってあげたいです笑

世界は広い。
心のことを学んで実践して本当にそう感じます。
そして、世界はまだまだ広がりを見せています。
価値観の広がりこそ成長なのかもしれませんね。

ぜひ、「人生終わりだ」と言っていた今の自分を笑えるくらい価値観を広げ人生を楽しんでいってもらえたらと思います
あなたがどんな状況にあるかわかりませんが、そんなことでは人生は終わりません。
ここから全然違う道が始まるので楽しみにしていてくださいね。

また、人生やり直したい後悔を吹っ切る!充実した毎日を始める実践的方法に人生への後悔の癒し方が書いてあるので、並行して実践してみてください。