優柔不断でイライラさせる辛さはこうやって解消する

  • 2016年1月12日
  • 2020年5月17日
  • 自信
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どっちがいいのかなかなか決められない。
迷っている間に周りがイライラして申し訳ない。
決められない自分を責めて辛くなる。

「優柔不断をなんとかしたい」

なかなか決め切らず周りにイライラされることや、
決められない自分を責めることは辛いことだと思います。

この記事では、優柔不断による辛さから解放される方法を紹介します。
どんな悩みについてもそうですが、
問題の解決とは自分の能力や性格、外側の結果を変えることではありません。

今回の場合で言うと、すぐに決められる自分になることが今の辛さから解放されることではないのです。
ぜひ、本文で向かう方向を理解してもらえたらと思います。

1.優柔不断な自分を責めなくていい

まず、「優柔不断な自分を責めなくていい」ということを覚えておいてください。

もしかしたら、今まで優柔不断な自分を責め続けてきたかもしれません。
親や周りのイライラを感じながら、それでも迷う自分をダメだと思ってきたかもしれません。

しかし、決められないことで自分を責める必要はないのです。
すぐにパッと決められる人もいる、決められずに迷う自分もいる。
ただそれだけのことで、そこに良い悪いは元々ありません。

決めることに時間がかかるということは、
ただ、その事象が自分にとって大事だと言うことです。
その目の前の選択を大事に思っているということです。

逆に、自分が迷っていることを責められるというのは、
いわれないことで責められていることを覚えておいてください。
そして、責められていることが嫌ならば、その人とは付き合わなくていいことも知っておいてください。

何を良いと決めるのも、何を悪いと決めるのも、付き合う人も決めるのもすべて自分でいいということです。

2.「こうするべき」に反している自分を責める構造

といって、すぐに「じゃあ、優柔不断でも元々問題がなかったんだ」と腑に落ちないのではないでしょうか?
※もし、腑に落ちた場合は、そっと画面を閉じてもらって構いません。

すぐに腑に落ちないのは、「こうするべき」というルールを物心ついてからずっと自分の中で持っていたからです。
小さい頃からずっと「迷わずすぐに決めるべき」と思っていたのです。
そして、この「すぐ決めるべき」というルールに反する自分はダメだと自分を責めてきました。

では、なぜ自分を苦しめる「こうするべき」というルールを私たちは持ったのでしょうか?
この章では、「こうするべき」というルールがどうやって作られたのか、また、自分を責める構造について説明します。

①親のしつけ

まず、「こうするべき」というルールのほとんどは親のしつけによって生まれます。

「早くしなさい」「いつまで迷っているの!!」という親の言葉によって、
「早くすることはいいこと」「迷うことはダメだ」と子ども心に思います。

これが、「こうするべき」というルールになります。

②ルールの強化

そして、一旦このルールが出来上がると、「このルールは正しい」という証拠集めをします。
自分が迷うことでイライラする周りの人を見つけることによって、
「やっぱり、早くしないとダメなんだ」と「こうするべき」というルールを強化していくのです。

③ルール通りにできない自分へのダメ出し

上記①の際に「『こうするべき』通りにできない自分はダメだ」と自分を責めると、
②のルール強化をする際に、「『こうするべき』通りにできないダメな自分」も強化していきます。

こうして、今も「こうするべき」というルールの正しさを探しながら、
そうできない自分を責めているのです。

3.「こうするべき」というルールは実は守らなくてもいい

しかし、上記2を読み直してみてください。
すべては、①親のしつけから始まっています。

親の一言によって、②ルールを強化していくことで、守るべき絶対のルールのようになっているのです。

逆に、もし親が「何かを決める時に注意深く慎重になることはとてもいいことだよ」と言っていたら、
そのルールを強化して、「じっくり迷うことがよい」と思い込んでいたかもしれません。

つまり、今、「それは守らなければいけない」と100%で信じているルールも、
昔言われた親の一言から生まれたということです。
何億という人がいる中のたった一人の価値観だと言うことです。

今、生活する上でそのルールが自分を苦しめるのであれば、
「守らなくてもいいルールなんだ」「親の一言を鵜呑みにしているだけなんだ」と思い直して見てください。

「優柔不断でもいい」
「じっくり考えてもいい」

上記の言葉を自分に語りかけて、自分のルールを変更してみてください。

4.「こうするべき」をしつけた親の思い

また、人は自分の「こうするべき」というルールに反する人に怖さと羨ましさという気持ちを感じます。

「こうするべき」とは上述のとおり、自分の親からもらったものであり、
それに反することは親から怒られることなのです。

つまり、「それを破るとお母さんに怒られる」という気持ちを感じます。
これが怖さです。

そして、「こうするべき」というルールによって窮屈な気持ちも感じています。
「本当はもっと自由にしたい」「本当は自分らしくいきたい」と思いながら「こうするべき」を優先しています。

そんな時に、「こうするべき」というルールに反している自由な人を見たときに、
「自分もそうしたい」という気持ちが生まれるのです。
これが羨ましさです。

親があなたに「こうするべき」をしつけたのは、
「それをするとお母さんに怒られる」「自分の子どもには怒られずになるべく平穏に生活してほしい」という
気持ちからだったかもしれません。
(羨ましい気持ちから、ムッキーとなっただけかもしれませんが笑)

その平穏に幸せに暮らして欲しいという気持ちだけありがたく受け取って、
「こうするべき」というルールは反故にしてしまってください。
「子どもが幸せに暮らす」という親が望んだ本来の目的だけ大事にすればいいのです。

5.問題解決とは

一般的に問題解決というと、
悩んでいることに対して、自分の能力や性格、外側の結果を変えることをいうのではないでしょうか?
今回の場合は、優柔不断からすぐ決められる自分になるということです。

それでうまくいって、窮屈さも感じないのであればいいのですが、
優柔不断な自分を見張り、普段の行動に窮屈さを感じるのであれば、今までの問題解決を見直してみてください。

今までの問題解決とは、
「すぐ決められることがよい」などの自分の価値観の枠(オッケーゾーン)があり、
その枠に収まらない優柔不断な自分を『問題視』して、
自分の価値観の枠に収まるように自分の能力や性格・結果を変えようとしてきました。

しかし、それは自分と違う自分をいつも演じることになり息苦しくなってきます。

問題解決とは、自分の価値観の枠に自分や他人を収めることではありません。
自分の価値観の枠(オッケーゾーン)を広げてしまうことです。

自分の”オッケー”の範囲を広げることで、
「すぐに決めてもいい」「迷ってもいい」という状態になり、
そもそも優柔不断は問題ではなくなる。

これが、問題の解決です。
今まで問題視していたものが、問題でなかったと気づけばその悩みはそれで終わるのです。

ぜひ、迷う自分にオッケーを出して、オッケーゾーンを広げてみてください。

6.オッケーを出すコツ

そして、自分にオッケーを出すときに過去に怒られて傷ついた出来ごとが、
魚の小骨のように喉元にひっかかることがあります。

そんなときは、
怒られて傷ついた自分に寄り添ってみてください。

一緒に悲しさを感じてあげて、辛い気持ちを味わってみてください。
そして、「何かに迷ってもいいんだよ」「たくさん考えてもいいんだよ」と、
当時の自分に語りかけるように、考えることや迷うことを許してあげてください。

考えることや迷うことを自分に許すと、自然と周りも元々許してくれていたことに気づきます。
ぜひ、自分にオッケーを出してみてください。

7.まとめ

今回は、優柔不断をテーマに、「こうするべき」というルールや問題解決について説明しました。
親の教えをずっと守るのではなく、自分が生きやすいようにどんどんカスタマイズしていいのです。

ぜひ、迷うことや納得のいくまで考えることを自分に許してみてください。

そもそも、普通に迷うじゃないですか。
やっぱり納得のいくように考えたいじゃないですか。
私はそうです。

それを誰にも邪魔されたくないし、
自分の心に向き合う時間を大切にしています。

自分の時間、ひいては自分自身を大切にしていいのです。
いっぱい迷っていっぱい悩んで人生を味わったらいいのだと思います。

テーマは異なりますが、
ダメ人間な自分を責める辛さを解消する方法も「自分を責める」について、
書いてあるので、参考にしてみてください。