世間知らずで苦しい!萎縮する心を解き放つ方法

自分はものを知らないのではないかといつも不安になる。
空気読まない発言しなかビクビクする。
いつも変なことを言って笑われることが恥ずかしい。

私って世間知らずだなぁ。

今回は「世間知らず」についてまとめていきます。
世間知らずであることで自分を責めたり言いたいこと我慢しているととても苦しいですよね。
いつも他人の顔色が気になりなかなか心も満たされていかないのではないでしょうか!?

その一方で世間を知ろうとしても何を知っていいのか何を学んでいいかわかりませんよね。
私もわかりません。
しかし、世間知らずから派生する自分責めや不安、迷いやモヤモヤ感を解消していく方法はわかります

ぜひ、本文を読み進めながら「世間知らず」という悩みを振り切ってしまってください。
世間を知っているか知らないか、そんなことはどうでもいいことです。
「世間知らず」なんて檻から自分を解放していって、自分を認めながらすがすがしい気持ちで毎日を送ってくださいね

1.世間なんて知らなくていい

まず伝えたいことは世間なんて知らなくていいということです。
世間を知り常識的に生きる。
そこにどんな面白さがあるかって言ったら皆無ですよね。

みんなが興味あることを頑張って知りにいって、空気を読むように自分の言動を選択して、自分を抑えるように生きる。
そのどこにあなたがいるかわからず、あなたという人が見えません

おもしろさはどこにあるかというとその”違い”にあります。
人と違うからこそ面白いのです。
みんなと一緒であるならばあなたである必要はないし、もっと言うとロボットでもいいわけです。
みんながみんな世間を知って常識的に生きることがベストならば、”常識”をプログラミングされたロボットでこと足ります。

なぜ、あなたが面白いかというとそこに人との違いがあるからです。
だから、その違いを大事にして欲しいなと思います

また、人に合わせれば合わせるほど満たされた気持ちというのは減っていきます。
「自分」を表現しなくなればなるほど自信がなくなり「自分は自分でいいのか」という不安が溜まり幸せな気持ちにはならなくなります。
自分が幸せに満たされながら生きていく上で、自分自身でいきるということは極めて大事なことになります

だから、世間を知るとか常識に合わせるなんて一切必要ないということです。
世間に合わせるというのは自分の幸せと逆行する方向性になります。

2.世間知らずの悩みを解消する

というわけで、自分は世間知らずだと悩んでいる場合、世間や常識を知ることで悩みは解消していきません。
世間を知れば知るほどその世間という枠組みに縛られるし、そもそも足りないと思って始めたことはいくら知識が増えたり成長したりしても足りたと感じることはありません

「足りない」と感じて始めるということは「ない」部分にフォーカスしているということです。
それは、今後いくら知識が増えても成長しても「ない」ところにフォーカスする習慣は変わりません。
この世で知らないことが一つもなくならない限り「十分だ」という感覚にはなりません。
そんなことは物理的に無理ですよね。

では、どうしたら世間知らずの悩みが解消できるかというと、世間知らずであることを受け入れるということです。
世間知らずのまま世間知らずを隠さず生きていく。
つまり、開き直るということです。

世間や常識を知らないことの何が問題なのでしょうか?
知らないものは知らなくていい。
そこに何の問題もありません。

その上で人が知っていることを知らないとダメだと思っているあなたがいるというだけの話です。
知らないことが周りに知られることが怖くて、縮こまっている自分がいるということです。

知っていることや知らないことが苦しさを生んでいるのではなく、知らないことにダメ出しをする自分がいるからそこに苦しさや息苦しさが生まれています
ぜひ、開き直ってしまってください。
知らないことは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。

「そんなことも知らないの?」と言われたりそんな顔をされたりしたら「よく知ってるね、もうこの世に知らないことなんてないんじゃない!?」と言ってあげてください笑
大体それで楽しい雰囲気になります。

3.知らないのは興味がないから

という私もあまり世の中のことを知りません。
10年くらい前でしょうか、テレビで暗いニュースばかりが流れてきて何でわざわざこんなに嫌な気持ちにならなきゃいけないのかな、と思って、テレビのコンセントを切りテレビをロフトに大遠投しました。

それからニュースなんてものは見ていません。
それでも困ることはありません。
必要な情報はなんとなく入ってくるし、友達や仕事の人間関係であまりニュースの話をすることもないし、もししたとしても「俺ニュース見ないんだよね」の一言で片付きます笑

そして、なぜニュースを見なくなったかというと嫌な気持ちがするからというのもそうなのですが一番は興味がないからです。
今日どこでどんな事件が起きたなんて全く興味ないんですよね。
後、人の噂話にも興味がありません。

そう、だから、世間知らずっていうのはそういうニュースとか常識とか流行りとかそんなものに興味がないだけなんですよね。
ぶっちゃけた話、どうでもよくないですか?
世間のこととか常識がどうとか、何が流行ってて誰が誰と不倫したとか笑

そんなことに時間を使うぐらいなら自分の興味があることに時間を使いたい。
自分が面白いと思う情報や人に囲まれていたい。
それでいいんですよ。

常識的にニュースは見ておくべき、常識的に世の中を把握しておくべき。
そんなことは「常識」が好きな人がやっていればいいことで、自分や自分の幸せ、身の回りの人に関心がある人は自分の関心があるところを大事にするだけです。

4.世間知らずな自分で付き合える人とだけ付き合う

そして、そんな世間に興味がなく世間知らずな自分で付き合える人とだけ付き合うということを覚えておいてください。
これは世間知らずだけでなく人間関係全般に言える話なのですが、「受けいれられそうな自分」を作って全員に好かれることを目指すのではなく、自分として振舞って「その自分でいい」「楽しい」と言ってくれる人とだけ付き合うことが人間関係です

世間を知り常識を身に付けできる私でコミュニケーションをとりたい人はそういうコミュニケーションを望んでる人とグループを作ったらいい。
逆に、世間とか常識とかどうでもいいから楽しい人間関係を作っていきたいという人はそういう人たちと付き合っていったらいいということです。

そして、案外、世間・常識、人として親として社会人にとして何てものに疲弊してうんざりしている人は多いです。
しかし、自分が世間や常識を知らないと思われたくないという鎧によって、相手も鎧を脱げないという感じになっています。
お互いにやめたいのにお互いに自分を守ることに必死というか。

だから、自分から鎧を脱いでしまってください
「私、何も知らないんだー」「よくわからないし興味もない」それが相手に伝わった瞬間に、相手も肩の力を抜いて気楽なコミュニケーションをしていくことが出来ます

自分から鎧を脱いでいくことは怖いことかもしれませんが、自分も相手も楽にするスタンスです。
そのスタンスを心地よく思って楽しんでくれる人とだけ付き合っていったらとても心地よく風通しが良く満たされていきます。

5.まとめ

今回は「世間知らず」についてまとめました。
世間知らずであることで自分を責めたり、世間知らずがバレないかと人間関係で萎縮したり緊張したりする場合、世間を知るという方向性ではなく世間知らずであることに開き直っていくことが自分を楽に人間関係を楽しいものにしていきます

そして、自分のことを世間知らずかもと感じるかも知れませんが、この世の中に世間を知っている人はどれぐらいいるのでしょうか。
世間を知り常識を持ち、その中でバランス感覚に優れ。
そんな人は他人がモノを知らないことをバカにしないと思います。

だから、大体の人が世間知らずなのではないでしょうか。
そんな中で世間を知っている風で人と付き合うのではなく、「私も知らないあなたも知らない、一緒!!」というコミュニケーションをしてもらえたらと思います

人間関係はきれいに付き合っていくものではなく、泥んこ遊びだと思っています。
自分も相手もダメなところがあってそれを笑い合える、相手に迷惑をかけるし相手から迷惑をかけられる。
そんな泥んこ遊びが出来る人を見つけていくゲームじゃないでしょうか。
ぜひ、世間知らずを開き直って身に着けてきた鎧や身に着けようとしている鎧を脱いでくださいね。

気疲れから解放される方法にさらに深いところから人間関係を楽にするアプローチをまとめてあるので参考にしてください。