自分に自信を持ちたい。
人目を気にしてビクビクせず、堂々としていたい。
自分を認めて充実した人生にしたい。
もしかしたら、あなたは今まで自分に自信をつけようとして色々なことをしてきたかもしれません。
しかし、この記事を見ているということは想像していたような自信がつかなったのではないでしょうか?
この記事では自信をつける方法について紹介します。
いままでの見聞きしていた自信のつけ方ではなぜ自信がつかないのかに触れ、
どうしたら折れない自信がつくのかについて説明します。
今までは、自信を身につけることに時間を使っていたかもしれませんが、
これからは自信を持った自分がしたいことに時間を使ってみてください。
自分を認めた安心感に包まれながら、楽しさやワクワク感を味わってみてください。
また、本当の自信の身につけ方を動画で解説しているので、ぜひこちらもご覧下さい。
1.なぜ自信がつかないのか
1-1.成功体験では折れない自信は作られない
今まで、「自信をつける」というと、
小さな目標を立てて、その目標をクリアしようとしたり、
成功体験を繰り返そうとしたりしたのではないでしょうか?
しかし、それらの方法で感じる自信は一時的なものであり、折れない自信にはなりません。
それは、条件付きの自信だからです。
つまり、目標のクリアや成功できる自分は誇れるが、目標をクリアできない自分や失敗した自分はダメだと思っているのです。
うまくいっている内はマル、うまくいかなくなったらバツだと思っていると、
うまくいかないことが怖くなり、失敗はできないという強迫観念に囚われます。
そして、失敗したら落ち込み、仮にうまくいってもさらに強い強迫観念が待っているのです。
自信をつけようと登れば登るほど足元は安定しなくなっていき、より不安を感じるのです。
1-2.周りから承認されても自分を認めることはできない
周りから承認されることで自分を認められると思うかもしれませんが、
本当の自分じゃない「いい人」を演じても自分を認めることはできません。
能力が高く良い性格だったら、周りから承認される機会も多いかもしれません。
しかし、できる人を装ったり、良い性格を演じたとしても、
それは、ありのままのあなたではなく自分で作り上げた別人のあなたなのです。
つまり、いくら周りが褒めてくれたとしても、自分ではない別人が褒められていることと同じだということです。
2.自信とは
では、折れない自信とはどういうものなのでしょうか?
それは、「『できない自分でも大丈夫』『ダメな自分でも大丈夫』と思える」ということです。
「できない自分でも大丈夫」「ダメな自分でも大丈夫」と思うことによって、安心感が広がります。
その安心感が自信であり、状況に左右されない折れない自信なのです。
今までの積み上げ式の自信が上へ上へ伸びていくのに対して、折れない自信は下へ下へと根を張ります。
上に伸びれば折れる怖さに怯える必要がありますが、下に根を張れば安心感をただ感じるだけでいいのです。
3.「ダメな自分でも大丈夫」を腑に落とす
とは言っても、中々、「ダメな自分でも大丈夫」だということが腑に落ちないのではないでしょうか?
ここでは、どうやったら納得して、どんな自分も肯定していられるのかについて説明します。
3-1.ダメなところをさらす
ダメなところをさらすとダメな自分を肯定できるようになります。
理由は以下の二つです。
- ダメな自分がバレれても周りの自分に対する認識は変わらないことが分かるから
- 「ダメでもいい」というメッセージを自分に送ることができるから
順に説明します。
1について、もし、あなたがダメなところをさらせないのであれば、
それは、ダメなところをさらしたことによって自分にとってものすごく都合の悪いことが起きると怖がっているということです。
では、どんなことが怖いのでしょうか?
少し考えてみてください。
- 周りからの評価が落ちて、誰からも相手にされなくなる
- 今まで一緒にいてくれた人が全員去っていく
- 会社から解雇され、路頭に迷う
この怖いことが「ダメな自分でも大丈夫」だと思う上でのブレーキとなっています。
逆に、ダメな自分をさらしてしまえば、この怖いことは自分の妄想であり、
想像していたことは起こらないのだと体験として気づくことができるのです。
2について、ダメな自分をさらさないということは、
心の中で「ダメな自分じゃダメなんだよ」いうメッセージを送っているということです。
逆に、「ダメな自分で大丈夫」というメッセージを自分の心に送るには、ダメな自分をさらせばいいということです。
3-2.悪いやつになる
今まで周りに認められる「いい人」をしてきて自信がないのであれば、その逆をしてみてください。
つまり、悪いやつになるということです。
自分のことさえ良ければそれで良くて、
言いたいことを言い、
嫌なことに我慢はしない、
そんな嫌な奴になってみてください。
すると、周りのご機嫌を取らなくても良かったのだと気づきます。
自分が居心地がいいように、自分のご機嫌をとっていればそれでいいのです。
具体的なアクションを以下に挙げておきます。
- 断る、やりたくないことをやらない
- 自己主張してみる
- 他人より自分優先
3-3.そんな自分を素敵だということにする
そして、本当はダメな自分、本当は自分のことしか考えていない自分を素敵だという「ことにして」みてください。
実際に素敵だと思う必要はありません。
それでも素敵、それでも魅力的という「ことにする」のです。
周りが何というか、どう思うかは関係ありません。
自分がどういう存在なのかは自分で決めていいのです。
そして、あなたが思っているより、周りはずっとあなたのことを評価しているし、あなたを好いています。
自分を素敵で素晴らしい「ことにする」ことによって、その事実が次第に見えるようになります。
3-4.世界で自分だけは責めない、許すと決める
さらに、自分だけはどんな自分も責めない、受け入れると決めてください。
これも、徹底できなくても問題ありません。
時に自分を責め、時に受け入れられなくても、
そんな自分でさえ責めない、それでもいいと自分を許し可愛がるのです。
自分を傷つけることができるのは自分だけです。
我々は外からどんな刺激があったとしても、最後は自分のフィルターを通して物事を認識しています。
つまり、最後のフィルターであなたが自分を責めないと決めていたら、
これから起こるどんなこともあなたにとって優しい出来ごとだけだなのです。
逆に、自分を受け入れられるのも自分だけです。
ぜひ、自分を責めない、自分を受け入れるパターンを作ってみてください。
習慣の作り方は自己受容を習慣化する方法に書いてあるので読んでください。
4.まとめ
今回は自信のつけ方についてまとめました。
自信というと、成功体験をしようとよく言われますが、私たちは日々数え切れないほどの成功体験をしています。
しかし、それがいつの間にか「当たり前」になっていてそこに目が向きません。
だから、成功体験をいくら積んでも自信は芽生えないのです。
できる自分ではなく、できない自分に許可を出すことによって安心感が広がります。
その安心感が自信であり、自信を手にするのに多くの苦難も時間も必要ありません。
ぜひ、自信をつけることに時間を使うのではなく、安心を感じながら好きなことに時間を使ってみてください。
また、自信がないからいい人をやめる、自信の育て方も併せて読んでみてください。