人に頼りたいのに頼れない7つの深層心理!人の優しさの中で生きるには

人に頼りたいのに頼れない時ってありますよね。
そして、自分一人で頑張って心身ともに疲弊しながら助けてくれない周りに不満や怒りを感じる。
その悩みの解消方法はやはり人を信じて人を頼っていくところにありますが、そもそもなぜ人を頼ることができないのかを説明しながら、どうしたら人を頼ることに許可を出せていくのかを解説していきます。

人に頼らず一人で生きるのではなく、周りに頼りながら周りの優しさを受け取り満たされた毎日を送ってもらえたらと思います。

1.周りに頼りたいのに頼れない理由

周りに頼りたいのに頼れない理由について、いくつか紹介していきます。
中には驚く心理の紹介が出てくるかもしれませんが、丁寧に説明していくのでご自身の状況に当てはめながらどこに該当するか考えてみてください。

1-1.頼ることを迷惑な行為だと思っている

人に頼れない一つ目の理由は「人に頼ることは迷惑な行為だと思っているから」ということになります。
迷惑を人にかけてはいけないと自分が感じていて、「頼ること=迷惑」と考えていると人に頼りたいのに頼れなくなります。
そして、その心理には人に「嫌われたくない」という思いが隠れていることが多いです。

1-2.人に頼るとダメな自分が露呈する

人に頼れない二つ目の理由は「人に頼ることによって自分のダメな部分が相手にバレてしまうから」です。
何でも一人でやることがいいと思っている場合、人に頼るということは「一人で出来なかった」という不完全さを相手や自分に暗に伝えることになり、もしかしたらそんな自分を自分が責めることにつながるかもしれません。

やらなければいけないことを一人で出来ない自分はダメだ、頑張りが足りない、甘えているなどと思っていると、その自分のダメさや頑張れないところ、甘えたい自分を相手に見せないために人に頼ることなく何でも自分でやろうとします。

1-3.過去の経験:同じ辛さを味わいたくない

過去に人に頼ろうとしてお願いして、そのお願いが無碍に断られたり否定されたりして傷つくと、同じ心の痛みを今後も味わいたくないと感じ、人に頼ることを避けるようになります。

1-4.過去の経験:拗ね

上記の「同じ辛さを味わうことを回避する」というのはただ辛さを避けたいという自己防衛ですが、さらに「拗ね」という自己防衛が加わることがあります。
拗ねとは「どうせ自分を助けてくれる人なんていないんだ、だったら人を頼ることなんてしません!!」と、本当は今の状況が辛くて誰かを頼りたい気持ちはあるものの、過去の辛さを再度味わいたくないため、「最初から自分はそんなもの欲しがっていませんよぉ!」と拗ねて、人からの助けを敢えて突っぱねます。

1-5.過去の経験:分かってほしい気持ち

また、過去に人に頼ろうとして否定されたときにその辛さを誰かに分かってほしいという気持ちが生まれることがあります。
この「辛かった」「悲しかった」という気持ちをそのまま表現できたら、その気持ちは完了し成仏していくのですが、「辛かった」「悲しかった」という気持ちを素直に出せなかったり、その「辛かった」「悲しかった」という気持ちさえ否定されたりすると以降ずっと「分かってほしい気持ち」として残ることがあります。

この「分かってほしい気持ち」が完了していないと、今の状況を使って何とかして察して欲しいと無意識に感じるようになります。
分かってほしい気持ちを察してもらうには、辛く苦しい環境に自分の身を置くという選択をするのが一番です。
だから、今、辛く苦しい環境に身を置きながら誰にも頼らず、当時分かってほしかった気持ちを誰かに分かってほしいと感じていることがあります。
これは意識的にではなく無意識に行われることなので、本人はただただ「何でいつも私ばっかり大変な思いをするんだろう」と感じているかもしれません。

1-6.自分は助けてもらえないという自己認識

次の人に頼りたいのに頼れない理由は「自分は助けてもらえない人」という自己認識を持っているからというものになります。
人は誰しも自分に対する認識、セルフイメージを持っています。
そして、無意識にその自己認識が正しいことを確認しようと、自己認識から外れない言動をし環境を整えようとします。

ですので、もし自分は助けてもらえない人という自己認識を持っている場合は、人に頼り助けられることは自己認識の確認という観点からするととても不都合になるわけです。
「自分は助けてもらえない人」を無意識にですが確認したいので、人に頼れない自分であったり人に頼ったとしても断られる現状を体験していたりする方が自己認識の確認欲求は満たされていきます。

こういった理由から人に頼れない自分、頼っても断れれる自分をあえて作っている側面もあるのです。

1-7.人に頼るより自分でやった方が仕上がりがいい

最後の人に頼れない理由は、人に頼って任せるより自分でやってしまった方が早いしクオリティが良いという理由になります。

人に説明してもなかなか伝わらないし、やっと伝えて出来上がったものを見てその仕上がりに愕然とする。
こんなことなら自分でやった方がいいと感じるパターンになります。

2.人に頼りれない悩みを解消する

人に頼れない理由、たくさんありましたね。
では、ここから上記の人に頼れない理由について一つ一つ解消する方法を紹介していきます。

2-1.頼ることを迷惑な行為だと思っている

まず、人に頼ることは迷惑な行為だと思っている場合についてです。
子供の頃、親に「人様に迷惑がかかるでしょ」や「自分のことは自分でやりなさい」と言われてくると、人に頼ることが迷惑なことのように感じて、なんでも一人でやろうとしていっぱいいっぱいになることはあります。

ここで何でも一人でやることが良いことなのかを考えてみてください。
「一人で自立している」そういった姿を目指すのが世の中の流れで、みんな人に迷惑をかけないようにというところを目指しているように感じます。

しかし、自立を目指しながら孤立している人もよく目にします。
そんなに自立しようとしなくていいし勝手に孤立しなくていいんですよね。

お互いに迷惑をかけあわず生きることを目指すのではなく、お互い迷惑をかけあいながら助け合いながら生きる。
それが人の間に生きるってことだと思います。

「迷惑」と言ったら聞こえは悪いですが、「人の優しさ」を受け取っているということです。
迷惑をかけ合わずに生きるということは表現を変えたら、「あなたからの優しさはいりません、私の優しさもあげません」と言うことです。

「迷惑をかけてはいけない」そう教わってきたかもしれないし、今もそう思っているかもしれませんが、人が生きる上で誰にも迷惑をかけずに生きることはできません。
それは今までも人の優しさの中に生きているということです。
それを迷惑をかけていないと一人で生きている顔をしている方が傲慢で嫌なヤツですよね。

今までも人からの優しさを受け取っていることを認め、これからも人の優しさの中で生きていくと方向転換してみてください。
それが、幸せな人間関係を築いていくということです。

きっと、その生き方をすれば自分を嫌いに思う人も出てくるでしょう。
その人は「人に迷惑をかけてはいけない」と今のあなたの様に肩肘張って生きている人です。
そんな人は「自立した迷惑けない自分」として生きてもらったらよくて、自分はこれから「人の優しさの中で優しさを交換しながら生きていく」ことになります。

生きるスタンスが違う人とはうまくやっていくことはできないんですよね。
生きるスタンスの違う人から嫌われることも引き受けていきましょう。

2-2.人に頼るとダメな自分が露呈する

次に、ダメな自分が露呈するから頼れない場合について。
結論から言うと、ダメな自分をさらしながら生きる覚悟をするということです。

今、ダメな自分がバレるから人から頼れないということは自分のダメなところを嫌って否定しているということです。
自分の心からダメなところを切り捨てている状態です。
心から自分の性格を切り捨てると心に穴が空き心が満たされなくなります。
不足感や満たされない気持ちを感じて生きることになるのです。

人に頼れなくて辛いのもそうですが、不足感や満たされない気持ちを感じているのもとても辛いことです。
だから、一度思い切って「ダメな自分で生きる」と覚悟を決めて人に頼ってみてください。

すると、自分の心の穴がピタッと塞がり、不足感や満たされた気持ちを感じなくなります。
そして、元々ダメで良かったことに気づきます。

本来、ダメな自分でいいんだけど、自分がダメな自分はダメだと思い込んでいるため「ダメな自分はダメだ」と感じているわけです。
ダメなことは一切ダメなじゃいんですよね。
そのことを一度知ってしまえば、ダメな自分を隠す必要もなく、ダメな自分を隠すために人に頼らないという選択を取る必要もなくなります。

ぜひ、自分の性格の一部を取り戻すようにダメな自分を受け入れ、ダメな自分を相手に伝えるつもりで人に頼ってみてください。
すでに相手はあなたのダメなところを知っていて、その上で付き合ってくれていたことに驚きを感じると思います。

2-3.過去の経験:同じ辛さを味わいたくない

人は辛い経験をするとまた同じ辛い思いをすることを避けるために学習をします。
どんな学習をするかというと、その辛い経験をした理由と法則を見つけ出し、その理由を回避することで辛い出来事を再度発生させないようにするのです。

例えば、親に頼った時に「自分でやりなさい」と怒られてとても傷ついたとします。
その時に、次に同じことで傷つかないために理由と法則を幼いながらに見つけようとします。

親に頼って甘えた時に怒られた。
つまり、頼ったから怒られるんだ、と理由を見つけ。
そして、「人に頼ると怒られる」という法則を見つけ出します。

ただ、この理由も法則も幼い時に幼い頭で考えたほとんどが空想・妄想に近いものです。
その確証を取ったわけではなく想像の理由と、一つの出来事を一般化するという論理の飛躍が含まれています。

もしかしたら、お母さんが忙しくてイライラしてるだけだったかもしれないし、お母さん自身に「人に頼ってはいけない」という偏ったルールがあったのかもしれません。
それを一般的なルールだと解釈したのは自己防衛本能であり、再現性の高い法則ではありません。

なので、その法則を一度疑ってみてください。
「人に頼ると怒られる」「人に頼ると迷惑がかかる」「人に頼ると否定される」
あなたが辛い経験を通して見つけ出した法則は何でしょうか!?
その法則を疑ってみる。

そして、その法則を破るように人に頼ってみてください。
人に頼ることで助けてもらえる場面もあると思います。
その時に、自分の法則を疑い、法則を作り替えることもお勧めです。

我々が生きることが苦しく感じる時は、自分で作った法則にがんじがらめにされている時です。
ぜひ、「昔味わった辛さをまた味わいたくない」という気持ちを越えて人に頼ってみてください。

また、人に頼った時断られて辛い思いをしたかもしれませんが、基本的に我々は何かを断られること自体に傷つくことはありません。
「あー、やってくれないのか、自分でやるしかないな、大変だな」と感じることはありますが、「断れること=傷つく」ということはありません。
では、なぜ、断れた時に傷つくかというとそこに自分なりの”解釈”があるからです。

自分の頼みを断るということは、「相手にとって自分はどうでもいい人なんだ」という解釈によって「どうでもいい人」と言われた気がして傷つくわけです。
この解釈を整えていくと同じ「断られた」という出来事でも傷つかなくなります。

まず、自分が傷ついた時にどんな解釈があるか見つけてみてください。
そして、その解釈を変えていってください。
解釈を変える時は「こう思い込もう」と思っても変わるものではありません。
ここで言いうと、「断られたとしても自分のことをどうでもいいと思っているわけではない」と思おうとしてもそうは思えないということです。

では、どうするかというと行動に移してみるということです。
例えば、「自分も人の頼みを気軽に断ってみる」という行動をしてみるということです。
相手のことをどうでもいいと思っているわけではなく、相手のことが嫌いではないけど気軽に断る。

すると、人間は不思議なもので「自分がそうだから相手もそうだろう」と勝手に感じます。
「自分が気軽に断ることもあるんだから、相手も気軽に断るんだろう」そう自然と感じるわけです。

つまり、「断られる=自分への否定」という解釈が「断られる=特別な意図はない」と自然に変わっていきます。
ここが変わると頼んで断られても辛くなくなります。
ぜひ、行動を通して自分の解釈の仕方を変えてみてください。

2-4.過去の経験:拗ね

次は過去の経験つながりで「拗ねていて人に頼れない」という心理について解説していきます。
過去に辛い経験をしたときに、原因と法則を見つけ出すという自己防衛のやり方は説明した通りですが、辛い経験をしたときの自己防衛方法として「拗ね」というものがあります。

「どうせこういうものだから」という諦めや「元々そんなの欲しくないし」という自分の願望を素直に表現しないなど、拗ねによって人の助けを借りない、人に頼らないことを選んでいるパターンがあります。
これも同じような辛い経験はしたくないから諦める方に傾いたり素直に自分の気持ちを表現しない(気づかない)ことに偏ったりするわけです。

この拗ねについては、辛かった時に一時的に拗ねるパターンもあるし、人生通して拗ねていることもあります。
どちらにしろ、拗ねていると自分の願望が相手に伝われないし、人が助けの手を出すいい意味でのスペースを消してしまいます。

なので、拗ねと聞いて心当たりがある方は拗ねを辞めて素直になってしまってください。
その方法は簡単で「拗ねを辞める」と決めるだけです。
拗ねる時は自分で拗ねを始めると決めたので、辞める時も拗ねを辞めると決めるだけになります。

2-5.過去の経験:分かってほしい気持ち

頼れない理由の5つ目は分かってほしい気持ちを分かってもらうために、あえて自分を辛い環境に置くというものでした。
この分かってほしい気持ちを完了させるだけで、自然と人に頼れるようになることもあるし、前述の拗ねを辞めやすくするという効果もあるので、分かってほしい気持ちをぜひ完了させてしまってください。

分かってほしい気持ちを完了させるためには、「分かってほしい気持ちを自分が分かってあげる」ことが必要です。
我々は驚くほど自分の気持ち、特に本音の部分に気づかないことが多いです。

ちなみにここで言う本音とは、「相手に本当に言いたかったこと」ではなく怒りの下に隠れている本当の感情とその感情が湧いた解釈のことです。
詳しく説明しますね。
怒りは二次感情と呼ばれ本当の感情ではありません。
本当の感情は怒りの下にある「悲しさや寂しさ、不安や恐怖」です。

そして、その「悲しさや寂しさ、不安や恐怖」を生んだ解釈があります。
解釈とは、「〇〇と言われている気がする」という部分のことです。

なので、例えば、昔人に頼って断られた時、傷ついて悲しい気持ちになったとしたら、この傷ついた気持ちや悲しい気持ちが本音であり、「あなたは大事な存在じゃないから手を貸さないと言われた気がした」という解釈が本音に当たります。
結構、悲しさを悲しさと感じず「アイツは敵だ、嫌い」と片づけてしまうことや解釈の部分に考えが到達しないことがほとんどです。

なので、自分の本音の部分にフォーカスして自分の本音を見つけ出してみてください。
そして、本音が見つかったら自分の本音に寄り添ってみてください。

すると、初めて自分の気持ちを自分が分かってくれた安堵感や自分へのありがたさ、頼もしさに気づきます。

また、イメージワークするのも有効なのでイメージワークも活用してみてください。
下記動画にイメージワークのやり方とイメージワークの誘導を載せているので参考にしてみてください。

2-6.自分は助けてもらえないという自己認識

次に自己認識のパターンですね。
これは自分に対する認識をひっくり返していったら良いです。

「自分は助けてもらえない人」と自分のことを思っているのだとしたら、「自分は助けてもらえる人」「助けてもらう価値がある人」「助けたくなる人」など、自己認識を真反対に設定してみてください。
ポイントは真反対の人物だと思い込まなくていいというところです。

人間はそう思おうと思ってもそう思える生き物ではないので、無駄なことはしないでください。
では、どうしたら自己認識を変えていけるのか。
それはアクションをしていくということになります。

人の思考は思うだけでは変わりませんが、言動を変えていくと簡単に変わります。
詳しくは割愛しますが、「自分は助けてもらえる人」に自己認識を変えていくには「人に助けを求める」ということをすると自己認識は変わっていきます。
そして、その助けを求めた結果助けてもらえたかどうかは関係なく、自己認識は変わっていくのです。

また、いきなり本当に困っている局面で頼ることは難しいと思うので、自分は困っていないけど練習のために助けを求めてみようと気軽な感じでアクションをしていってください。
気づいたら「助けてもらえる人」と言うのが定着しています。

2-7.人に頼るより自分でやった方が仕上がりがいい

最後は人に頼るより自分でやった方がいいと感じているパターンですね。

これについては、「人に頼って損をしていこう」という方針になります。
もしかしたら高い基準値を設定してその高い基準値をクリアしていかなければならないと感じているかもしれませんが、そんな肩肘張って高いところを目指さなくても大丈夫なんですよね。

仕事を依頼している方もそんなに求めていないことがほとんどだし、完璧主義で付き合いにくいなと思われているかもしれません。

また、「人に任せるとなぁ・・」と感じている場合、人に任せられない理由はその仕上がりがブレーキになっているのではなく、上記で紹介した理由がブレーキになっている場合がほとんどです。
ですので、上記の理由に原因を見つけながら、人に任せて損をする経験をしてみてください。

3.人に頼れないという孤独な生き方をやめる

以上が人に頼れない理由と解決策になります。
ぜひ、思い当たるところに取り組みながら人に助けてもらいながら生きていきましょう。

前半にも少し触れましたが、人に頼らず迷惑をかけないというのは一見きれいに自立しているように見えて、実は孤立しているだけということも多いです。
誰にも迷惑をかけない完璧な人間には近寄りにくいんですよね。

この話をするときによく星の王子様の話をするのですが、星の王子様は自分の星で一本のバラを大切に世話していました。
愛情をかけて大切にしていたのですが、ある日そのバラとケンカして自分の星から旅に出ます。
色んな星に行った後、地球に来るのですが、地球に来た時に王子様は5000本のバラを見て驚愕し落ち込みます。

自分が唯一だと思って育ててきたバラは唯一ではなく、こんなにもたくさんあったのだ。
自分の星のバラは特別何かじゃなかったんだと。
そこに狐が現れて、「王子様の星にある一本のバラとここにある5000本のバラでは全く意味合いが違うんじゃないんかい!?」と言います。
それを聞いて王子様は「あ、確かに!」と捉え方が変わるわけです。

この物語を紹介して何が言いたいかというと、「人はそこに愛情をかけるからこそその対象が特別な存在になる」ということです。
人に助けてもらうことや人に頼ることは一見相手に迷惑をかけることに感じるかもしれません。
ですが、見方を変えると相手にとって愛情をかける機会でもあるということです。

人が生きている中で愛情をかける対象がないことや特別だと思える存在がないことはとても寂しいですよね。
そんな中、相手にとって愛情をかけられる存在、特別な存在ができることはとても幸せなことだと個人的に思います。
自分が相手にとって特別な存在になってあげてもいいですよね。

迷惑をかけ、かけられる。
そのやり取りの中で自然に愛情が育まれていくのであり、自然と相手が特別な存在になっていきます。

ぜひ、「迷惑をかけない」と決め、相手からの愛情を拒否し誰にとっても5000本のその他大勢のバラになるのではなく、人の助けをいっぱい借りながら誰にとっても愛くるしい存在になってもらえたらと思います。

4.人に頼れないまとめ

今回は「人に頼れない」をテーマにまとめました。
人に頼れない理由はたくさんあり該当するところを解消していけばいいのですが、一言で言うと「それでも頑張って人を頼っていこう」ということです。

もしかしたら、あなたは人に裏切られたらり拒否されたりして次に頼ることが怖いかもしれません。
あんな思いをするなら自分で何でもやると感じているかもしれません。

ただ、みんながみんな裏切る人でもあなたを拒否する人でもないんですよね。
たまたまそういう経験をしただけで、ほとんどの人は優しいです。
中には余裕が無かったりその人自身が頼れない人の場合頼ることに嫌悪している場合がありますが。

子供を愛せない「世の中は優しい」ということをぜひ知ってほしいなと思います。
もう一度信じてみる。
それは相手を信じるということでもあるし、「助けてもらえる自分を信じる」「自分自身を信じてみる」と言うことです。

ぜひ、人に頼りながら人の優しさの中で生きてもらえたらと思います。
また、人に頼れない人は「ちゃんとしなければ」という思いを持っていることが多いです。
「ちゃんと」という自分へのルールを外すことで生きやすくなるので、ちゃんとできない自分でもいい!ちゃんとの呪いから抜け出す方法も参考にしてみてください。