子育てでイライラする自分を責めない方法

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子育てのイライラ昔の話昼は目が離せいない上に、夜は夜で夜泣きがすごい。
何を言っても「イヤ」ばかりで、イライラが爆発しそう。
その上、旦那は手伝ってくれず、怒りがピーク。

「子育てのイライラがもう限界」

自分の思い通りにしてくれない子どもや手伝ってくれない夫を見て、イライラするとともに、
心身の疲れや苦しさを強く感じているのではないでしょうか?

私は結婚もしたことがなく、子育てをした経験がないので、
子育ての大変さやどうしたら子育てがうまくいくのかについては一切わかりません。
しかし、心のことは専門なので、心理的な側面から子育てについて記事にしていこうと思います。
というのも、カウンセリングで子育ての相談をよくもらうので、需要があるかなと思ったからです。

ぜひ、イライラの奥にある「自分を責める気持ち」や「自分はダメだという思い」を軽くしてみてください。

1.子育てはイライラするもの

本記事ではイライラをどう解消していくかをという説明はしません。
なぜなら、子育てはイライラするものだと感じるからです。

ですので、イライラを何とかするのではなく、
イライラという感情や子育てそのものを通して自分を責めて苦しい場合、その苦しさを解消していこうと考えています。

まず、子育てはイライラするものなのだと認識してみてください。
育児中の妻がイライラしている理由。夫よ、原因はこれです(日々ノートさん)に、何にイライラするか具体的な内容が書いてあったので読んでみてください。

また、個人的になるほどと思ったのは、子育てを大変だと感じる本当の理由(アメブロLICOさん)です。
行動の中断によって、何に対しても達成感が得られないことは辛いことだと感じました。

つまり、子育てで感じるイライラという感情は自分だけが感じているものではなく、
子育てに携わる人が当たり前に感じる感情なんだと言うことです。

2.そんな自分を責めなくていい

だから、子どもに対してイライラの感情を感じて自分を責める必要は全くありません。
イライラしてもいいし、子どもに手をあげていいし、子どもを疎ましく思ってもいい、
嫌悪感を抱いてもいいし、いなくなればいいと思ってもいいのです。

「子どもだから」
そう自分を納得させて子どもを許す前に、イライラを感じる自分やいなくなればいいと思う自分を許してあげてください。

自分で自分を責めることはとても辛いことです。
事実はただの事実です。

良いもないし悪いもない。
賞賛もないし罪もない。

その灰色の事実に私たちは、「解釈」という色をつけます。
この解釈が「私はダメ」「何でもっと優しくなれないのか」という自分を責める方向に偏っていると、
どんな事実を見ても、自分を責めることにつながっていきます。

「責められるべきこと」なんて本当はありません。
「それはダメなことなんだ」という「解釈」があり、自分がそれを「採用」しているだけなのです。

だから、自分を責めるという「解釈」を辞めてみてください。
イライラ、嫌い、面倒、いなければいい、そう思う自分を許してあげてください。
その当たり前の感情に元々罪はありません。

3.子どもは勝手に育つ

また、「頭ごなしに叱ってはいけない」「子どもに冷静に語りかけなければいけない」等、
無数の教育方法があると思いますが、子どもは勝手に育ちます。

心配とは裏腹に勝手に大きくなるのです。
そして、子どもの成長をコントロールするなんて無理な話です。

良かれと思ってああしなさいこうしなさいと言ったら、「自分は否定される人だ」と感じたり、
子どもの意志を尊重し自由に育てたら、「愛されていないんだ」と思われたり、
適度につかず離れずの距離を保ったら、「自分は何をやっても普通だ」と感じるようになったり。

カウンセリングの現場では悩みの元となる根本原因と根本原因が埋め込まれた経緯を探って行きます。
根本原因が埋め込まれた経緯は幼少期の出来ごとが多いのですが、
その出来ごとは多種多様で、優しくされたがゆえに悩んだり厳しくされたがゆえに悩んだり矛盾に満ちています。

何が言いたいかというと、子どもの悩みや育ち方をコントロールできるはずがそもそもないのです。

子どもは勝手に育ちます。
だから、コントロールしようとせず見ていてあげてください。

「しっかりした子に育てなきゃ」
「能力が高い子に育てなきゃ」
「幸せを感じられる子に育てなきゃ」

良かれと思って子育てをすると思いますが、子どもへ届いているメッセージはこうです。

「あなたはしっかりとしていない」
「あなたは能力が低い」
「あなたは幸せになれない」

行動の逆の思いがメッセージとして届いています。
ですので、ぜひ、自分の子どもは大丈夫なんだと少し距離を取ってみてください。
「立派に育てなくていい」と子育てを少し手放して、みてください。

そして、ぜひ、母親であるあなたが積極的に楽しんでみてください。
その楽しさが「人生は楽しんでいいんだよ」というメッセージになります。

4.ちゃんと子育てをしなきゃという心理を探る

ここまで読んでもらって、今どのように感じていますか?
イライラはするものだし、それをもって自分を責めなくていいと納得してもらったでしょうか?
それとも、そうは言っても「ちゃんと子育てをしなくては」と思ったでしょうか?

もし、「ちゃんと子育てをしなくては」という気持ちが強くあり、それが原因で苦しさが和らがないのであれば、
「ちゃんと子育てをしなきゃ」の先に自分はどういった”しこり”を抱えているかについて考えてみてください。

もしかしたら、あなたの中に罪悪感や不足感、親を見返したい気持ちだったり、
自分がもらえなかった愛情を注いであげたいという気持ちがあるのかもしれません。

そして、これらの気持ちは「子育てが原因で湧き上がった」と感じているかもしれませんが、
「元々あった気持ち」が子育てを通して見えてきただけです。

つまり、元々、罪悪感や不足感を自分に感じていて、子育てをする中でその思いが疼いているということです。
また、親を見返したいのに子育てに失敗したと蔑まれることが嫌だったり、
愛情のない子育てを自分の子どもにしてしまった自分を責めていたりします。

「ちゃんと子育てをしなくては」
その気持ちの裏にこびりついている”しこり”は、子ども立派に育てることで解消するものではありません。
その”しこり”は外の世界を変えることではなく、自分の内側に向き合うことで解消するのです。

では、一体あなたの”しこり”とは何でしょうか?
少し考えてみてください。

大まかの目安を以下に書いておきます。

  • 「申し訳ない」→罪悪感
  • 「自分はダメだ」「あの人と比べて・・・」→不足感・劣等感
  • 「見返したい」「自分がもらえなかった愛情を注ぎたい」→拗ね・復讐

そして、それぞれの”しこり”は下記リンク先に、解消法等詳しく記載しているので参考にしてみてください。

また、上記のどれに対してもピンと来ないのであれば、そのまま子育てをしてみてください。
冒頭にも書きましたが、子育てはイライラするものだし、そのイライラは感じててもよい感情です。

ただ、もっと旦那さんに甘えてみてください。
周りに助けを求めてみてください。

意地を張るのではなく、できる私でいるのではなく、私”が”やらなきゃいけないのでもなく、
負けを認めて弱い自分を出して、助けを求めてみてください。

5.幸せはカタチではない

そして、また母親というのは愛情が深い存在なんだと思います。
それが故に、自分の子どもには幸せになるために必要なものを身につけて欲しいと感じるのではないでしょうか?

  • 能力があれば周りから認められて幸せ
  • 愛嬌がある明るい子なら周りから可愛がられて幸せ
  • 自分に自信を持てるようになたったら幸せ

そして、もっと勉強を、もっと明るさを、もっと自信を身に付けさせようと考えるかもしれません。
しかし、幸せとは「”今”を幸せだと感じられる状態」のことです。
そして、今を幸せだと感じるのは「自分がありのままの自分で良かったんだと思える」ということなのです。

だから、能力も性格も自信も幸せには必要なことではありません。
幸せに必要だとあなたが思い込んでいる条件なのです。

逆に、「○○が必要だ」「もっと○○しよう」というのは、「今のままではダメだ」と考えているということであり、幸せから逆行する行為です。

だから、「これがあったら幸せ」という「幸せのカタチ」に子どもを押し込めないでみてください。
それがなくても十分に子どもは幸せなのです。
幸せそうに見えない自分がいるだけで、子どもは幸せです。

6.そのままでいいと伝える方法

最後に子どもにそのままでいいと伝える方法を書いておきます。
子どもにそのままでいいと伝えるには、ズバリ「何もしない」ということです。

繰り返しになりますが、子どもは勝手に育ちます。
自分がコントロールしようとしなくても育っていく子どもの姿を信じてあげてください。

また、あなた自身が「そのままの自分」「ありのままの自分」でいてください。
イライラもするし、ときに手をあげることもあるし、子どもを嫌いにもなる。

「そんな自分でいい」
その「ありのままの自分」をあなたが認めると、子どもに「ありのままの自分でいいのだ」というメッセージが伝わります。

そして、これは私の個人的な思いですが、いっぱい抱っこしてあげてください。
私は男3人兄弟の真ん中なのですが、真ん中っ子特有の寂しさから家出に見せかけて家の中で隠れたことがありました。
時間が経つにつれ、大事になり「絶対怒られる」と思って怖くなっていました。

しばらくして、家族に発見されるのですが、その時に、怒られるのではなく黙って抱きしめてもらったのです。
その時に、母親からの愛情を感じることができました。

抱っこや抱きしめるって、何か特別なものが伝わるような気がします。

7.まとめ

今回は、子育てのイライラをテーマに、自分責めや心のしこりについて考えていきました。

やはり、子育ては大変なことだと思います。
子どもはいうことを聞かないし、何を言っているのかもわからないし、24時間ひっきりなしだし。
ただ、それも今後ずっと続くわけではありません。

「出口がある」「終わりがくる」
そのことを思い出してみてくださいね。
そして、周りのもっともっと頼ってみてください。

「育休中だから」「専業主婦だから」という理由はいりません。
「大変だから」手伝ってもらうんです。

助けを求めて手を伸ばしてみてください。
きっと多くの手が借りられると思います。

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