自分らしさがわからない。
自分らしく生きている人が羨ましいし、
自分も自分らしく生きていきたい。
なぜ、自分らしく生きられないのか。
それには理由があります。
その理由を排除していくことで自分らしく生きられるようになるのです。
この記事ではなぜ自分らしく生きられないのかを解説し、
どうやったら自分らしく生きられるのか説明していきます。
そして、最後に自分らしさを明確にするための質問を載せています。
ぜひ、自分らしく生きる準備をし、日々の中で自分らしさを発見していってもらえたらと思います。
自分らしく生きることで、自分を肯定しながら清々しい気持ちで生活できるようになります。
1.自分らしく生きられない理由
自分らしく生きられない2つの理由を説明していきます。
1-1.ありのままの自分を出さないことで自分を守っているから
一つ目の理由は、ありのままの自分を出さないことで自分を守っているからです。
ありのままの自分を出さないことは自衛の手段なのです。
ありのままの自分とは違う自分で生きた場合、誰かに否定されたとしても、
その否定された自分は本来の自分とは異なるという言い訳ができるので、否定された痛みを軽減することができるのです。
しかし、ありのままの自分で生きた場合、その言い訳をすることはできないので、否定された痛みを全て受けることとなります。
だから、自分を守るために、自分らしさやありのままの自分を出すことが躊躇われるのです。
1-2.自分が作ったルールに縛られているから
二つ目の理由は、自分が作ったルールに縛られているからです。
自分の中に「こうするべき」というルールがあり、本当のあなたの姿や本音を捻じ曲げているのです。
- おとなしくしているべき
- 自分全開でいることはダメだ
- 素を出すと否定される
というのが自分が作ったルールとなります。
そもそも、このルールができたのは、幼少期の親のしつけであったり、
たまたまの出来ごとに因果関係を見出し、「~すると~になる」からやめておこうと決めたりしたからです。
親に気に入られることや失敗を避けることを、自分の本音よりも優先しているため、自分らしく生きにくいのです。
2.どうしたら自分らしく生きられるのか
では、どうしたら自分らしく生きられるのか説明していきます。
2-1.ありのままの自分を出さないことで自分を守っている場合
ありのままの自分を出さないことで自分を守るというメリットを得ています。
この場合、自分らしさを発揮する方法は、「このメリットを放棄する」ということです。
つまり、自分を守らないことで痛い思いをしていいと自分に許可を出すのです。
そして、傷つくことを許可して、怖いことに飛び込むと不思議とそこまで傷つかないものです。
それは、他人に否定されたかもしれないけれど、自分自身は本来の自分を認めているからです。
他人に否定された痛みより、本来の自分であることに誇りを感じて嬉しくなるのです。
そう、今までは外からの刺激をコントロールしようとしたり、痛みを軽減することで自分を守ろうとしてきました。
しかし、自分の守り方は逆なのです。
外からの刺激をどうするかではなくて、内側をどう満たしていくか、自分の本音をあなた自身が大切にできるかが大事なのです。
2-2.自分が作ったルールに縛られている場合
自分が作ったルールに縛られている場合は、自分のルールをぜひ破ってみてください。
悩みの多くは「こうするべき」という自分ルールから生まれています。
「こうするべき」通りにできない自分を責めたり、
「こうするべき」を考えすぎて本当の自分がわからなくなり、幸せや充実する気持ちを感じられなくなっていくのです。
自分の「べき」に許可を出していくことこそが、楽に楽しく人生を生きる方法なのです。
よって、ぜひ自分の常識の外に飛び出してみてください。
そのルールは小さい頃には必要だったかもしれません。
しかし、今のあなたに必要だとは限りません。
それに、自分の常識は自分だけの常識であることが往々にしてあるのです。
自分が今まで信じてきたことを破ることは怖いことですが、
ルールを解除するために、自分が守っているルールとは反対のことをやってみてください。
また、「はしゃぐと迷惑がかかる」のような「~すると~になる」の構文は暗示の効果があります。
前後に因果関係があると思っているかもしれませんが、それは成長過程のたまたまの出来後によってあなたが作った因果関係です。
その暗示があることで、自分らしく生きられないのであれば、その暗示は解いてしまいましょう。
仕事の失敗で自分を責めない、自分を肯定していく方法に暗示を解く方法が書いてあるので読んでみてください。
3.自分が望むものを手に入れる方法
次に、望むものを手に入れる方法を紹介します。
望むものを手に入れる方法とは、その望むものに付随するデメリットを先に受け取るということです。
物ごとは表裏一体なのです。
どんなものにも、良いと感じる面と悪いと感じる面の両方があります。
しかし、我々はその良い面だけを受け取ろうとして、悪い面は近づけようとしません。
だから、善し悪しの両方の側面を持つ望むものが手に入らないのです。
逆に言うと、先に悪いと感じる面を引き受けてしまえば、自然と望む状態が手に入るのです。
もし、自分らしさを手に入れたいと思ったら、自分らしさに付随するデメリットを先に引き受けてみてください。
では、自分らしさに付随するデメリットとはどのようなものでしょうか?
少し考えてみてください。
- 目立って目障りだと思われる
- 変わり者だと思われる
- 目立つことで妬まれる
その付随するデメリットを被ってもよいと思ってみてください。
また、その望むものを手にすることに許可を出してみてください。
その望むものはどんなものでも構いません。
自分はそういう人間でないという気持ちや、分不相応など考える必要がありません。
自分という人間がどんな人間か、それは自分で決めていいのです。
4.自分らしさを見つける質問
今まで、「自分らしく」という言葉を使ってきましたが、あなたらしさとはどんなものでしょうか?
自分のことはよくわからないので、周りの人の話を聞くのも手ですが、
ここでは自分らしさを見つける上で役に立つ質問を紹介します。
それは、「もし誰にも否定されず、何をしても愛され認められるならば、自分なら何をするか?」です。
何かを考える上で無意識に人の目を気にしてしまいます。
そして、その人の目があなたの思考を制限し、あなたらしさを分かりにくくしています。
その制限を解除する言葉が、「もし誰にも否定されず、何をしても愛され認められるならば」です。
もし誰にも否定されず、何をしても愛され認められるならば、
何を考えますか?
何をしますか?
何をしたいですか?
何が言いたいですか?
何が好きですか?
何が嫌いですか?
自分はどんな人間だということにしますか?
もしかしら、すごく冷たくてひどくて傲慢な自分かもしれないし、
もっと可能性を感じている素敵で輝いている自分かもしれない。
その制限を解除したときに浮かんでくる人物があなたらしい人であり、
その時にやりたいことが本当にやりたいことなのです。
何かを考えるとき、ぜひ、自分の思考の制限を解除する質問を自分にしてみてください。
どんどん、自分らしさが分かっていきます。
5.まとめ
今回は「自分らしく生きる」をテーマに説明をしました。
傷つくことや今までのルールを捨てていくことで、自分らしく生きられるようになるのです。
すると、自己肯定感が満たされていきます。
勇気がいることかもしれませんが、その先には満たされた気持ちを感じる毎日が待っています。
ぜひ、実践してもらえたらと思います。
また、今までのあなたも、あなたのことを必死に守ってきました。
傷つかないように、失敗しないように。
そう言った意味では、今までの自分も毛嫌いしなくてもいいのかもしれません。