仕事が限界なのに無理をしてしまう理由

仕事が忙しすぎる。
やってもやっても次から次へと仕事を振られてもう限界だ。
心身ともに疲れているし、なんとかしたい。

自分の裁量で仕事ができずに、仕事を山のように依頼されることは辛いと思います。

この記事では仕事を楽にする働き方と、
「そうは言ってもなかなか実践できない」という心理的なブロックを解除する方法を紹介します。

仕事は人生で大事なことかもしれませんが、
仕事ばっかりになったり、仕事に心を悩まし人生を楽しめなければ、本末転倒と言えるでしょう。
ぜひ、本文の方法を少しづつ試してもらい、仕事も人生も楽しみながら充実した生活を送ってもらえたらと思います。

1.仕事の仕方

まず、初めにどうやって働いたらいいのかについて説明します。
特別なことではないのですが、「自分のできる範囲のことをする」ということです。

もちろん、やりたいことであればその範囲から出てチャレンジしてもいいのですが、
もう無理だ、限界だと感じているのであれば、今の働き方は自分に合っていないということです。
一回、自分ができる範囲に仕事量をセーブしてみてください。

仕事を辛くなるまで頑張ってしまう人がよく忘れていることは、作業をする前に交渉があるということです。

どこまで仕事を引き受けるのか、
自分はどの範囲までやるのか、
いくらのお金をもらってやるのか、
期間の延長はできないのか、
他にやってくれる人はいないのか。

それらを交渉した上で、作業を始めればいいのです。
そして、その交渉自体を取り合ってくれなかったり、理不尽な言われ方をするのであれば職場を変えればいいのです。
「頑張ります」という一辺倒の方法ではなく、できないことはできないと認識し、交渉したり、ときに断ったりしてみてください。

しかし、ここで色々な葛藤が生じませんか?

2.「しょうがない」の裏に隠された本音

「偉そうに交渉していいのだろうか?」
「断っていいのだろうか?」
「仕事が大変なのはしょうがない」
「断って誰かと対立するのが面倒くさい」

答えは、「できない自分でももちろん偉そうに交渉していいし、断ってもいい」です。

そして、「しょうがない」「面倒くさい」という言葉の裏には、直視したくない現実や自分が隠されています。
この直視したくない現実を明らかにして、受け入れていくことで、自由で自分の気持ちに正直な選択ができるようになるのです。
今まで見ることを避けてきたのでとても痛く感じるかもしれませんが、勇気を出して取り組んでみてください。

以降では、「しょうがない」「面倒くさい」に隠されたあなたの思いを探って行きます。

3.不足感を抱いている

では、なぜ、「しょうがない」「面倒くさい」と思うのでしょうか?
少し考えてみてください。

  • 誰かがやらなければいけないことだから
  • 仕事とはそういうものだから
  • お客さんがそういうんだから
  • 人と対立するくらいなら自分でやった方が楽だから

上記の例はすべて建前です。
そして、もしかしたら、あなたが考えた理由も建前かもしれません。

次に、もし、仕事を断ったらなんて言われそうですか?
どんな風に思われそうですか?

  • できないことを棚に上げて生意気ばっかり言ってるなよ
  • あー、がっかりです
  • 使えないヤツ
  • 仕事ができないダメなヤツ

そう、こう言われたり、思われたりすることが怖くて「しょうがない」「面倒くさい」という建前を使っているのです。

そして、あなたは自分を棚に上げて生意気ばかり言う人だし、
がっかりされる人間だし、使えないヤツで、仕事ができないダメなヤツなんです。
それを隠そうとしたりできる自分を見せようとしたりするから、苦しい思いをしながら自分をよく見せ続けているのです。

本当は仕事ができなくてもいいのです。
使えない人でも能力がない人でも何の問題もありません。
仕事ができない自分は欠けていたり、不足しているわけではないのです。

「できない自分でも素晴らしい」ということです。
ありきたりな言葉かもしれませんが、あなたをただ慰めたいわけではありません。

モノの見方の問題です。
「できない自分ではダメだ」と思って生きるのも、「できない自分でもいい」と思って生きるのも、同じ「生きる」ということです。
そうであるならば、「できない自分でもいい」「できない自分でも素晴らしい」と思って生きた方がよいのではないでしょうか?

そして、自分を素晴らしいことにすると、自分の素晴らしい一面がどんどん見えてきます。

ぜひ、「できない自分でも素晴らしい」という選択をしてみてください。

では、どうしたらその選択ができるのか、
なぜ自分に対して不足感を持ち、自分にダメ出しをしているかについては、
「自己評価が低い」ダメな自分を認める方法をぜひ読んでください。

4.被害者になろうとしている

次に、過酷な状況や理不尽な環境に自分の身を置くことで、被害者になろうとしている可能性があります。

なぜ、被害者になるとするかというと、そこにメリットがあるからです。
「こんな酷い扱いをされていることをわかって」と無言で訴えることができたり、
「こんな酷い扱いをしたアイツが悪い」と相手を正々堂々責めることができたり、
「こんなに不幸な私を見て苦しめ」と相手に復讐したりすることができるからです。

そして、目の前の相手はダミーであり、本当に言いたい相手は親である可能性が高いです。

小さい頃に、親の言動によって傷ついたときに、
悲しい思いを言えなかったり、親に大事にしてほしい気持ちを伝えられなかったので、
苦しい環境や状況を用意することで、親に訴え、また復讐しているのです。

では、次に、どうしたら被害者から抜け出せるのかについて説明していきます。

4-1.小さいころの傷ついた出来ごとを思い出す

小さい頃に傷ついた出来ごとを思い出してみてください。
どんなときに傷ついたでしょうか?
そして、そのときにもう素直になってやるか、親を頼るものかと決めたことはあったでしょうか?

少し時間をとって、ゆっくり思い出してみてください。

4-2.傷ついた小さな自分を癒す

思い出せたら、その時の傷ついた気持ちを感じて、言葉に出してみてください。

  • 話を聞いてくれなくて悲しかった
  • 独りきりにされて淋しかった
  • 否定されて傷ついた

そして、そんな小さな自分に優しい言葉をかけてみてください。

  • 悲しかったよね、話を聞いて欲しかったよね
  • 心細かったよね、頑張ったよね
  • あなたは悪くないんだよ

ゆっくりと傷ついた自分を癒してあげてください。
この傷ついた小さな自分が拗ねていて、痛みや悲しさをわかってほしいと叫んでいるのです。
ですので、まず、この傷ついた自分をあなた自身がわかってあげてください。

4-3.言いたかった言葉を見つける

さらに、親に対して言いたかった言葉を探してみてください。

  • 何で私の言うことを聞いてくれないんだ
  • 不安だったよ、守って欲しかったよ
  • そんなこと言わないでよ、優しくしてよ

それを実際につぶやいて見てください。
また、可能であれば本人に言ってみてもいいかもしれません。
「あの時にああ言われて傷ついた、本当はこう言いたかった」という感じです。

4-4.親を許してあげる

そして、最後に、可能であれば親を許してあげてください。

母親も勝手がわからず未熟でした。
あれでも一生懸命やっていたのかもしれない。
子育てに悩んで余裕がなかったのかもしれません。

上から目線で、言ってみてください。

  • まぁ、今回だけは許してあげないこともない
  • あんたも若かったしな、しょうがない部分あるか
  • ただ、今回だけだからな

そんな具合で、可能であれば上から目線で親のことを許してあげてください。

以上が被害者から抜け出すステップです。
繰り返しやってみてください。

そして、あなたもあなたのことを大事にしていいのです。
態度で訴えたり、周りに酷い状況を用意して察してもらわなくても、
自分から大事にして欲しいと言ったり、助けて欲しいと言っていいのです。

ぜひ、柔らかくて恥ずかしい自分を受け入れて、言いにくい本心を伝えてみてください。
伝えてみるだけであなたにわかってもらえたと、あなたの本心が喜びます。

5.罪悪感がある

最後に、罪悪感を持っている場合、過酷な状況に自分の身を置くことで罪を償おうと無意識に思っている可能性があります。
罪人である自分が楽に幸せになっていいわけがない、苦しい思いをして罪滅ぼしをしなければと思っているのです。

そして、何に対して罪に感じているかというと、母親を幸せにできなかったことに対してです。

しかし、母親を幸せにできなかったことに罪はありません。
元々、母親を幸せにしなければならないという思い自体が勘違いとなります。

これについては、人生を楽しむことができない心理的な理由に詳細が書いてあるので、何度も読んでみてください。

そう、もう自分を許してあげてください。
あなたは罪人ではないし、苦しい思いをして償わなくていいのです。
頑張ってきた今までの自分にありがとうを言って、他の誰でもなくあなたが幸せになる選択をしてください。

6.まとめ

今回は、仕事が限界だと感じているときの働き方と、その環境から抜け出すことを妨げる心理的なブロックを紹介しました。

「しょうがない」「めんどうくさい」の中には見たくない自分が隠れていたりします。
上記の言葉が頭に浮かんだ際に、自分の心の中を見てみてもいいかもしれません。

仕事の悩みについて、会社に行きたくない3つの理由を解消する方法にまとめてあるので読んでみてください。
また、仕事を断ることに躊躇いがある場合は、気が弱い自分を変えずに自分に自信を持つ方法もオススメします。