なぜ苦しい恋愛を続けるのか!深層心理から恋愛依存症を解消する方法

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恋愛依存症の恋

彼氏に嫌われそうで不安でたまらない。
辛い恋愛ばかりして恋愛で傷ついてばかりいる。
彼氏にひどい扱いを受けているのに離れられない。

私って恋愛依存症かもしれない。

今回は、恋愛依存や恋愛依存症についてどうしたら楽しい恋愛や楽しい人生にしていけるのかを深層心理へアプローチしながら説明していきます。
そもそも恋愛依存になる心理や原因とは何のかを説明した後に、それぞれの原因に対してどうしたら苦しい恋愛から離れていけるのかについて解説します

ぜひ、本文を参考に幸せな恋愛をしたり満たされる毎日を過ごしたりしてもらえたらと思います。

1.恋愛依存症を治さなくてもいい

まず、一番最初に伝えておきたいことは恋愛依存症は治さなくてもいいということです。
この章以降では恋愛依存症の治し方について説明していきますが、恋愛依存症は治さなくていいということを覚えておいてください。

これは恋愛依存だけではなくすべてにおいて当てはまるのですが、「それがダメだから変えなければいけない」という考えを持つ必要はありません。

  • 恋愛依存症はダメだから治さなければいけない
  • 働いていないことはダメだから働かなきゃいけない
  • ネガティブはダメだからポジティブにならなければいけない

ということでは一切ない、ということです。
その状態が苦しいからその状態から抜けると「自分が」楽だよね、だから抜けようかという話であり、一般的に見てその状態はダメだから自分を変えなきゃいけないということではないのです

だから、恋愛依存な自分でも働いていない自分でもネガティブな自分でも自分を責める必要はないし、一切ダメだということはありません。
もし、ここまで読んで今の自分の状態は世間で言うと恋愛依存だけど自分は苦しいわけではなく幸せだというのであれば、今の状態を世間に合わせて変える必要はないのです。

「依存」と言ったら聞こえは悪いですが、言い方を変えると「好き」だということです。
「恋愛依存症」ではなく「恋愛好き」と言い換えることができます
だから、恋愛好きな自分で今が楽しいのであればそこに一切問題はありません。

もっと言うと、恋愛依存症の自分でも問題はないわけです(周りが問題視するだけで)。
その上で、その状態が苦しければそこから抜け出した方が自分が幸せだよねという話です。
問題がないことを問題と思うと出口のない悩みを抱えることになるので、ぜひ、ここの捉え方を覚えておいてください。

2.恋愛依存症という表面だけ見ても仕方ない

なので、今までの恋愛を繰り返すことが苦しいのであれば恋愛依存から抜け出したらいいです。
しかし、恋愛依存をやめようとその恋愛依存の状態だけを見ても意味がありません。

彼氏と別れるのが極端に怖い状態なのに、「この関係は自分を不幸にするから関係をやめよう」と意思の力で何とかしようとしても、怖さを振りほどくことは難しいし仮に彼氏と別れたとしてもどうしようもない孤独感に襲われたり次の相手をすぐに探したくなったりします

水面下で動いている大きな流れ(深層心理)を無視したまま表面だけ何とかしようとしても何ともならないのです。
だから、水面下という根本の原因にアプローチしていく必要があります。

そもそもなぜそれが辛い関係であったとしてもその相手と離れたくないのか、その自分の心理はどうなっているのか。
という、自分の心のベースの部分を整えていくことによって、自然と目の前の関係がいらなくなっていきます。

意思の力で関係を切らなければというのではなく、「自然ともうこの関係は続けなくていいかな」「なんで今までこの男に執着していたんだろう」と思う時が来ます。
そうなったら自然と相手から離れていけばいいのです。

次の章からは恋愛に依存する本当の理由を紹介しながら、それぞれを解消していく方法を具体的に説明していきます。

3.恋愛に依存する深層心理

ではここから本記事の肝となる恋愛に依存する深層心理を紹介していきます。
3つの心理とそれに対応する形でどうしていったらいいかについて明確に説明しているのでご自身に当てはめながらじっくり読んでくださいね。

3-1.寂しさや心の穴の埋め合わせ

まず一つ目の恋愛に依存する心理として寂しさや心の穴の埋め合わせをしたいというのもがあります。
自分の心に空いた穴によって寂しさが生まれ、その穴を恋愛によって埋めたいということです。
恋愛をしている間は寂しさを感じなくて済むので、目の前の相手がいなくなることで寂しさや虚無感が沸き上がってしまうことになり目の前の関係に執着することになります。

3-2.自分に価値を感じる

二つ目が自分に価値を感じたいという心理です。
「相手に求められること」や「相手の役に立てていること」に自分の価値を感じたいということです。
人によって自分に価値を感じたいという気持ちが無意識な場合もあります。

我々は自分の価値を命の次ぐらいに大事にしているので、恋愛で求められることや役に立てることで自分の価値が高まったように感じたり逆に相手から嫌われたら自分の価値がなくなったように感じたりするから、目の前の関係が重要なものになるしその関係を終わらせることが極端に怖くなります。

3-3.自己認識の確認欲求

三つ目は自己認識の確認欲求です。
聞きなれない言葉だと思うので、ゆっくり説明していきますね。

我々は「自分はこういう存在だ」という自分に対する認識(自己認識)を持っています。
そして、一度自己認識を持つとその自己認識が正しいことを無意識に確認したくなるのです(確認欲求)
これは、欲求レベルなので自分の意思として明確に確認したいと思っているわけではなく、潜在的に確認に体が向いている感じです。

だから、「自分は愛されていない存在だ」という自己認識を持っている場合、意識では「愛されたい」「いい恋愛がしたい」と思っていたとしても、それを超える強さで愛されていないことを確認したいと思っている(潜在的に)ということになります
この確認欲求のために、自分は愛されていないのだと実感できるような相手を彼氏や友達に選んだり雑に扱う会社を働く環境に選んだりします。

意識の上では嫌だと感じているのですが、一方で確認欲求は満たされているためその環境から離れることが難しくなります。

4.恋愛依存を抜ける根本へのアプローチ

ではここから恋愛依存を根本から解消していくアプローチを上記深層心理に対応した形で紹介していきます。

4-1.寂しさや心の穴の埋め合わせ

まず寂しさや心の穴の埋め合わせをしている場合について説明します。
少し衝撃的な話かもしれませんが寂しさや心の穴は他人からの愛情では埋まりません

そもそもなぜ自分の心にぽっかり穴が開いているかというと、今に至る過程の中で自分の性格の一部を嫌いその性格をダメだ嫌いだと言って排除してきたからです。
例えば、小さいころ不愛想でいたときにもっと笑うことを親に強要され場合「不愛想はダメだ」という価値観が作られることがあります。
そして、不愛想を嫌って封印して人前では愛想の良く接します。

これは一見、愛想のいい自分で他人から見たら好かれそうと思うかもしれませんが、見方を変えるとあなたがあなたの性格の一部である不愛想(自然体)を捨てたと表現することができます。

この自分の性格を捨てることによって捨てたところに心の穴が開きます。
そして、心に穴が開いていることによって寂しく感じたり満たされない気持ちになったりするのです。
すると今度その寂しさを他人の愛情によって埋めたくなりさらに他人から愛されるような自分を目指し性格を改善します。
性格を改善することによって、また性格を捨て心の穴を作ることになりこのループを繰り返すことになります

では、どうしたらいいかというと、「自分の捨ててきた性格を取り戻す」ということです。
「こんな汚い自分は嫌だな」「こんな人間だと嫌われる」と捨てて隠してきた自分で生きるということです。
これがつまり「ありのままの自分」だということです。

このありのままの自分を取り戻すだけで心の穴は埋まり満たされていきます。
心の穴は捨てた性格によって生まれたものでそれを他人からの愛情というピースで埋めようとしても、心の穴の形(捨てた性格)にハマるわけではないのです。
心の穴の形は捨てた性格なので捨てた性格を取り戻すことによってピタッと心の穴が埋まります

ぜひ、自分の捨てた性格を取り戻してみてください。
自己受容を習慣化する方法に性格を取り戻して自分を受け入れる方法を書いてあるので参考にしてみてください。

4-2.自分に価値を感じる

次に、自分に価値を感じたいから求められることや役に立つことが手放せない場合について説明していきます。

先ほどの説明のように人は自分には価値があるという感覚を命の次ぐらいに大事にしているので、自分の価値を感じられる環境や状況を強く求めます。
そして、自分が求められたり自分が役に立てたりしたら自分に価値を感じられるのですが、このやり方で自分の価値を感じようとするといつも求められることや役に立つことを探し周る必要があるし、逆に求められなくなることや役に立たなくなることが極端に怖くなります。

自己価値について一つ覚えておいてほしいことは、誰かに求められることや役に立てることで自分の価値は上がらないということです。
というかそもそも自己価値という概念について捉えなおしをしてもらえたらと思います。
自分の価値とは何かという悩みに終止符!自分の価値の捉え方に自己価値について詳しく書いていますが、自分の価値は上がったり下がったりするものではなく、みんな一緒です。
世界の役に立っている有名企業の社長も今生まれた赤ちゃんも明日死んでしまうおじいちゃんも人としての価値は変わりません。

この事実の上にそれぞれの物差しをそれぞれの人が持ち、自分には価値があるとかないとか勝手に判断して一喜一憂しているだけです

そして、自分に価値があるとその根拠を求めたい時、人は「利用価値」を高めようとします。
自分はどんな役に立てるのか何ができるのかどれだけの人に求められるのか、はすべて利用価値を確認しに行っています。
しかし、先ほどの話のように利用価値を求めると利用価値を高めることに執着するし利用価値がなくなることが極端に怖くなります。

だから、利用価値より自分の存在価値を意識してみてください
存在価値とは何ができるとかは関係なく、自分という存在に対してただただ価値を感じている状態です。
そこに根拠はありません。

「自分は自分でいいんだ」そんな感覚に近いものです。
その感覚さえあれば、利用価値を上げる必要も何かで自分に価値を感じる必要もなくなるのです

そして存在価値は「上げる」のではなくただただ気づいていくだけです。
「自分は自分でいいんだ」に気づいていけばいいということです。

その方法は簡単で、利用価値を手放していけば相対的に存在価値がそこにあったことに気づきます。
今、利用価値にばかり目が行っていて、存在価値の存在が利用価値の陰に隠れている状態です。
利用価値を諦め追い求めないことによって、利用価値のウェイトが小さくなれば存在価値の大きさは変わらなくても存在価値がそこにあったことに気づけるのです。

ぜひ、利用価値である求められることや役に立つことを手放してみてください。
また、前章で話をした「捨ててきた自分の性格を取り戻す」でも「自分は自分でよかったんだ」という感覚は広がっていくので、捨てた自分を取り戻すということも並行してやってみてくださいね。

4-3.自己認識の確認欲求

最後に自己認識の確認欲求について説明します。
「自分は愛されない存在だ」「自分には価値がない」と自分のことを捉えているとその自己認識を確認したいというのが自己認識の確認欲求だと前述しました。
そして、この確認欲求は無意識に継続的に行われるものです。

だから、逆に自分への認識を「愛されない存在」から「愛される存在」に変えてみる。
すると、今度は「愛される存在」への確認欲求のために無意識に愛されている事実を確認しようと頭や体が動きます
今までは愛されたいという願望に対して愛されない存在を確認するという逆風が吹いていましたが、今度は愛される存在を確認するという追い風が吹くことになります。

なので、「愛されない存在」を「愛される存在」に自己認識を書き換えてみてください。
書き換える方法は2ステップあって、ステップ1は自分は愛されていると自分に語り掛けます。
「自分は愛されている」「自分には価値がある」と書き換えたい方向性を自分への語り掛けによって決めるというイメージです。

そして、ステップ2で実際にその方向に進みだしていきます。
どうやって進みだすかというと、「愛されている人ならしていることをする」「愛されている人ならしないことをやめる」ということです。

例えば、人から嫌なことを言われたとして相手から嫌われたくないから言い返さず我慢して従うことがあるかもしれません。
しかし、素の自分で愛されると感じている人は嫌なことをされたら嫌だと言います。
だから、自分は愛されているという自己認識にしたければ愛されている人の真似をして嫌だと言うということです。

この言動によって脳みそは自然と「うん、自分は愛される人だからそういう行動を取ったんだ」と解釈してくれるのです。
その繰り返しによって当たり前に「自分は愛される」「自分は価値がある」と腑に落ちていきます。

我々の脳は自分の言動によって自分の認識や考えを決めているので、ぜひ行動を通して自分がどういう人間なのか脳みそに教え込んであげてください
そして、ポイントは「愛される人ならする行動」は自分の想像でいいということです。
これが愛される人がする言動だと想像することを自分がやってみたら、脳みそに自分は愛される人だと教え込むことができるので想像上で構いません。
ぜひ、気楽にチャレンジしてみてくださいね。

5.小さなステップで構わない

いかがだったでしょうか!?
ここまでが恋愛依存になる心理とそこから抜ける方法です。
そんなことが自分の心の中で繰り広げられていたのかと驚く方もいるかもしれませんね。
この話を知っているかいないかで、本質的に幸せな方向へ向かえるかが変わってくるのでぜひ実践していってくださいね。

ただ、中にはとても勇気が必要なアクションもあったかもしれません。
そんな時は小さなステップからで構いません

今付き合っている彼に嫌なことを言われて嫌だということに敷居の高さを感じるのであれば、友達関係やこの人には嫌われてもいいかもなという人から言ってみてください。
自分の嫌っている性格も絶対に嫌われたくないと思っている人の前でいきなり披露するのはとても怖いことだと思います。
だから、少し怖さが少ないところからチャレンジしてみたらいいのです。

その一歩一歩が心の穴を埋めるし自分は自分でいいんだという感覚を育むし、自分は愛される人かもという認識を広げてくれます
ぜひ、この記事を読み物で終わらせず人生を変えるきっかけにしてもらえたらと思います。

6.まとめ

今回は恋愛依存や恋愛依存症についてまとめました。
最初にも書きましたが、恋愛依存症という言葉を捕まえて「そこから抜けなくては!」と思う必要はありません。
その状態が心地よかったら、他人がその関係をどう思おうがそれでいいのです。

ただ、本当は嫌なのに離れられなかったり、自分の幸せのために恋愛と距離を置きたいと考えたりするのであれば、しっかりと心の根本からアプローチしてもらえたらと思います。
自分の心理を知らずに無理にその状況から離れるのは心と体が裂かれてしまうように辛いことだと思うので、無理せず自分の心と向き合いながらゆっくり自分の心を耕してもらえたらと思います

恋愛だけでなく幸せな毎日が送れますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。

また、必要なくなれば自然と手放せる!依存体質を手放すパターン別アプローチに質問を交えながらパターン別の依存解消法を紹介しているので参考にしてみてください。

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