甘えたいのに甘えられない原因!心が満たされていく甘えのススメ

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甘えたい紫の空自分一人でやらなくてはと考えていつも人に助けを借りられない。
みんなだって大変なんだから自分一人が甘えるわけにはいかない。
誰かに頼ったらその人に迷惑がかかるから躊躇われる。

今回のテーマは甘えたいという気持ちについてです。

「甘えたい」「誰かに支えて欲しい」
その気持ちはとてもシンプルで素直な気持ちだと思うので、
個人的に好きな気持ちだと感じています。

ぜひぜひ甘えたらいいと思うのですが、
中々、甘えられない理由や今までの価値観が邪魔をして、
一人で頑張ってしまうことも多いのではないでしょうか。

この記事では、なぜ甘えられないのか、
その本当の原因を見つけながら、
どうしたら甘えていけるようになるのかを説明していきます。

1.「できない」を「したくない」に変換すると本当の理由が見えてくる

「甘えられない」理由を考えて見ると、いくつか理由が出てくると思うのですが、
「できない」理由を考えても、その解決の出口になるような理由は出てこないものです。

これは、今回の「甘えたい」「甘えられない」という気持ちについてだけではなく、
何かができないと感じるときに全般的にその理由を洗い出せる方法なのですが、
「できない」を「したくない」に変換してみてください。
そして、なぜ自分はそれをしたくないのかという切り口で考えてみてください。

今回で言うと、「甘えられない」を「甘えたくない」と変換し、
甘えたくないのはなぜかを考えてみるということです。

できない理由を考えると、今持っていない能力や今に至る経緯など、
現状どうしようもない理由が考えつくのですが、
したくない理由を考えると、心理的なブレーキを洗い上げることができます。

何かができないと感じるとき、それはできないのではなく、
その一歩を踏み出すブレーキが邪魔をしているだけだということがとても多いです。
ぜひ、この変換を使うことで、不満な現状に留まる真因を洗い上げてもらえたらと思います。

2.甘えたいけど甘えられない理由

上記のように、「甘えられない」を「甘えたくない」に変換すると、
甘えたくない理由は大体以下のようになるのではないでしょうか。

  • 甘えるような人間になりたくない
  • 今まで甘えさせる方だったためその役が抜けない
  • 甘えを断られて傷つきたくない
  • 自分が甘えると他人に迷惑をかけてしまう

一つ一つ、簡単に説明していきます。

2-1.甘えるような人間になりたくない

甘えることはダメだと教えられてくると、
当たり前のように、甘えてはいけないというルールを自分に課し、
そんな人間にはなりたくないと思うようになります。

また、なぜ甘える人間になりたくないのかを考えると、
もう一段深い理由が存在することがあります。

例えば、甘えられると認められない、自分一人でやらないと愛してもらえないと感じている場合、
甘えることによって、認められなくなり愛されなくなるから甘えたくないと感じているということです。

2-2.今まで甘えさせる方だったためその役が抜けない

人は、小さな頃の家族での役割を社会に出ても担います。

小さな頃、家族の中で優等生だったり問題児だったりピエロだったりすると、
その役割をそのまま社会の中で果たそうとするのです。

甘えられないという場合、もしかしたらお姉ちゃん役やお母さん役を
社会に出てもしようとしているのかもしれません。

2-3.甘えを断れて傷つきたくない

今までのパターンと違うことをするということは、
今までの日常と異なるリスクを取っていくということです。

甘える、気を許す、本当の自分をさらしていくというのは、
それを拒絶されて傷つくリスクを引き受けることになります。
この怖さが甘えたくない理由の一つになります。

2-4.自分が甘えると他人に迷惑をかけてしまう

甘えるということは、他人にお願いしたりわがままを言ってみたり、と、
相手に負担をかけ、それが迷惑になってしまうのかもという考えが巡るかもしれません。

この他人に迷惑をかけるかなという気持ちが、
甘えたい気持ちにブレーキをかけることになります。

3.甘えられない理由を崩す

上記のように、自分の胸に聞いてみると甘えられないもっともそうな理由は出てきます。
しかし、その理由は自分が勝手に作ったロジックであり、偏った見方によって作り上げられています。

ここでは、上記の理由に対して一つ一つどう捉えて行けば、
甘えやすくなるのかという話をしていきます。

そもそも、誰しも人に甘えながら助けてもらいながら生きているのだから、
あなただけが甘えてはいけない理由なんてあるわけがないんですよね。
そんな前提のもと読みすすめてもらえたらと思います。

3-1.甘えるような人間になりたくない

私たちは、小さな頃の親に教わった教えや親との関係で生まれた教訓を後生大事にしていきます。
「自分のことは自分でしなさい」という言葉や、
お母さんが不機嫌なのは自分がお母さんに甘えたからで、「自分は甘えてはいけないんだ」と。

そうやって、本当は甘えたいという気持ちを抑えて、うまく立ち回ることができる自分で生きようとします。
表現を変えると、甘えたい自分という本当の自分を嫌って切り捨てて、
本当の自分ではない自分で生きようとするということです。

そして、この本当の自分と外行きの自分が異なれば異なるほど、
むなしさや心に穴が空いた気持ちを感じるのです。

「甘えずに一人で頑張ることができる自分でいたい」
その気持ちは持っているかもしれませんが、あなたは紛れもなく甘えたい人です。
甘えながら人に助けてもらいながら生きていくことが本当のあなたの姿です。

だから、その嫌っている甘える自分を積極的に取り戻してもらいたいと思います。
嫌な気持ちはするけど、「もうそれが本当の自分だから諦めるか」という感覚です。
そうやって本当の自分を取り戻すとそれだけで充実した気持ちや満たされた気持ちが内側から湧いてきます。

ぜひ、なりたくない「甘えた人間」に積極的になっていってもらえたらと思います。

また、甘えられないベースに「甘えると認められない」「甘えると愛されない」気持ちがある場合について、
「今、認められていない」「今、愛されていない」というその認識が勘違いです。

認められず愛されていないように感じる今の現状が、
実は、すでに認められていて愛されている状態なのです。

既にメガネをかけているのに、メガネを探し回るおじいちゃんのように、
その既にあるモノをないと感じて、探し求める状態です。

もう、既に認められているし愛されている。
ここに気づくには、本当の自分で生きてみる、要は甘えてみるという話です。

本当の自分で生きてみると、
自分が一人で頑張っているから認めてくれるているわけではないことが分かります。
条件付きではなく、自分という存在を認めて愛してくれているということに体験を通して気づけるのです。

だから、認めれたい、愛されたいという気持ちを一度諦めて、
ぜひぜひ、大いに甘えてみてください。
すでに認められていたことやすでに愛されていたことに気づいてもらえると思います。

3-2.今まで甘えさせる方だったためその役が抜けない

次に、役割を担っている場合について話をしていきます。
昔やっていた役割を今も担っているわけですが、
これは、その役割に強く固執しているというより、何となくその役割を今もしているという意味合いが強いです。

昨日も、お姉ちゃん役だったから今日もお姉ちゃん役であることに違和感がない。
ということなので、お姉ちゃん役やお母さん役をやって来たんだなということに気づいた今、
その役割を辞める、脱ぎ捨てる、舞台から降りるだけでいいのです。
「もうお姉ちゃんは疲れた、もうやめるー!!」という軽いノリで辞めてしまってください。

生物は本能的に変化が怖いものなので、
昨日と違うことを今日するのは怖いものなのですが、ぜひ、その勇気を出してみてください。

今までずっとお姉ちゃん役やお母さん役をしてきたわけです。
もう十分その役はやりきったので、これからは妹役や子供役を楽しんでみてください。

3-3.甘えを断れて傷つきたくない

上記の勇気を出すというところにも繋がってきますが、
変化を起こすということは新たなリスクを引き受けるということです。

甘えるリスクとはつまり、断られて傷つくことです。
この傷つくことを引き受けてしまえば、どんどん甘えやすくなっていきます。

ですが、この断られることが非常に怖い場合、
「断れること」の裏に色々な解釈が紐づいている場合があります。

断れるということは、「嫌われているということだ」「受け入れてもらえていないということだ」
「人間を否定されているということだ」など、
本来はただ断られるというだけの話なはずなのに、様々な解釈を紐付けて壮大な出来事として捉えている可能性があります。

もし、色々尾ひれはひれが付いている場合は、
「断られる」ということと「受け入れてもらえてない」ということは全然違う次元の話なのだと覚えておいてください。

そして、その事実を腑に落とすために、
あなたも誰かの頼みを積極的に気楽に断ってみてください。
自分が気楽に断ることによって、「その人のことは嫌いじゃないけど、今はそれをしたくない」という感覚が分かっていきます。

その上で、気楽に甘えてお願いを聞いてくれることもあるし、
断られることもあるということを体験してみてください。

本当に大事なことは、相手にお願いを受け入れてもらうことではなく、
甘える自分を自分が受け入れることです。
相手のリアクションは正直大事なことではありません。

ぜひ、甘える自分を相手に表現することで、甘える自分を自分が受け入れてみてください。

3-4.自分が甘えると他人に迷惑をかけてしまう

最後に他人に迷惑がかかるというブレーキについてです。
他人に迷惑をかけないというとしっかりしているようですが、
見方を変えると、他人行儀というかとても水臭いように感じます。

お互いに助け合うことで仲が深まることがあるし、
仲が深いからこそ、お願いや何でも言い合うことができます。
それを迷惑だからと一枚壁を作ってしまうのは少し寂しいのではないでしょうか。

そして、これは星の王子様を読んで確かにそうだと思ったのですが、
相手に対して真心をかければかけるほど、その対象に対して愛おしく感じ他の誰かとは違う存在になっていきます。
地球にある5000本のバラと、王子様が可愛がっていた1本のバラでは意味合いが異なるのです。

その一本のバラは王子様に可愛がってもらうことで、特別な存在になったし、
見方を変えると、そのバラは自分を可愛がることを許すことで、
王子様に愛しい存在という宝物をプレゼントしたことになったということです。

だから、誰かに何かをしてもらうことや助けてもらうことで、
宝物(愛しいと感じる気持ち)をプレゼントしてあげたらいいのです。

それを「迷惑」という言葉で、その機会をなくしてしまうのはもったいない気持ちがします。
あなたが甘えたいのなら、ぜひぜひ相手に甘えてみてください。
そして、愛しい存在というプレゼントを相手にしてあげて欲しいと思います。

4.甘えるとは

ここまで、甘えたいけど甘えられない理由と、
どうしたら甘えていくことができるのかについて話してきました。
ぜひ、勇気を持って甘えてもらえたらと思います。

そして、この章ではそもそも甘えるとは何なのかについて話していきます。
カウンセリングの現場でも、今まで甘えてこなかったからそもそも甘えるとは何なのかがわからないという話を聞きます。

甘えるとは簡単に言うと、相手にお願いすることです。
自分がして欲しいと感じることを相手にしてもらう。

  • ここに連れていって欲しい
  • 一緒にこれがしたい
  • 休みを取って欲しい

また、甘え慣れていない方は、「自分が限界までやってできない時に相手に頼む」という条件みたいなものを持っているのですが、
この条件はいりません。

やろうと思えば自分でもできるけど、やってもらいたいからやってもらうでいいわけです。
それを喜んでしてくれる人がいることを信じられないかもしれませんが、
頼まれている方は、頼られているような気がしてとても嬉しいものです。

ですから、これからは「気軽に」というところを意識しながら、
色んなことをお願いしてみてください。

5.まとめ

今回は、「甘えたいけど甘えられない」をテーマに、
甘えられない理由の洗い出しとそのブレーキを外す方法を紹介しました。

自分一人で生きようと思うと、この世界はかなりハードモードになります。
やることは多く大変で、人とのつながりも愛されている感覚も得られません。

しかし、そんな世界でなんて生きなくていいし、
甘え、甘えられながら(時に断る)生きていくと、
この世界はとても平和で穏やかで優しい世界になっていきます。

甘えられないと感じる理由はいくつも浮かんでくるかもしれませんが、
その度に一つ一つ解釈を変え、行動してみることで甘えて良かったのだということを腑に落としてみてください。

みんながあなたの甘えを待っているし、
みんながあなたを愛しいと思いたいわけですからね。
ぜひ、勇気を出してもらえたらと思います。

今回、甘えられない理由を4つ紹介したのですが、
その中でも、「甘えると認められない愛されない」という理由が一番大きなブレーキになります。

「認められていない」「愛されていない」ということに心当たりがある場合は、
認められない苦しさと認められたい他人軸を終わらせる方法に、
「認められない」に特化した記事を書いてあるので参考にしてみてください。

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