休みがない苦しさが休める安心感に!休む怖さの正体と解消法

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休みがない工場仕事が忙しすぎて13連勤中だ。
仕事に家事に育児にやることが山のようにある。
いつも何かに追われていて心も体もクタクタ。

「休みがない」

今回のテーマは「休みがない」です。
休みや自分の時間がなく、心身ともに疲れ果てていると、
そこにある幸せに気づくこともできないし、何かを楽しむ余裕もないと思います。

だから、自分や自分の人生のためにも、
しっかり休みをとって、今ある幸せや満たされた気持ちを感じたらいいのですが、
なかなか休みを作るように行動を移せないかもしれません。

今回の記事では、休みを作るという行動を踏み出せない怖さや心の仕組みを紐解いていきます。
今回紹介する心の紐解き方は「休みがない」という話だけではなく、
どんな悩みにも応用できる方法なので、ぜひ色々な悩みにも当てはめて使ってもらえたらと思います。

また、「休みがない」という時点で「休み」について、
苦しい捉え方をしているので、後半では「休み」の概念の捉え直しをしていきます。

ぜひ、自分が心地よいペースで、
今を楽しんで満たされながら、日々の時間を過ごしてもらえたらと幸いです。

1.問題の本質を明確にする視点の転換

「休みがない」と断定して「休みがないんだから仕方ない」と諦めてしまうと、
それで話は終わっていきます。
決して、悩みの解決にはつながっていきません。

では、どうしたら悩みの解決につながっていくのか。
それは、今悩んでいる”問題”について見る視点を変えるということです。

どう変えていくかというと、
「休みがない」「休めない」という捉え方から、「休みたくない」と転換します。

これは、休みだけではなく他の悩みでも共通です。

  • 仕事ができない→仕事をうまくいかせたくない
  • 人間関係がうまくいかない→人間関係をうまくいかせたくない
  • 怒りの気持ちが収まらない→怒りたい

要は、自分の意思で今の状況を選んでいると捉えるという風に転換してみるのです。
その転換によって、次に「目的」が見えてくるようになります。

2.「休みがない」に隠れている目的

では、「休みがない=休みたくない」に張り付いている目的とは何かを考えていきます。
この具体的な目的は人それぞれなのですが、抽象的に表現すると以下の二つになります。

  • メリットを得たい
  • デメリットを遠ざけたい

ここで、もし自分が休みたくないと考えていたとしたら、その目的は何かをそれぞれ考えてみてください。
以下では、休みたくないに代表的される目的を挙げながら説明を進めていきます。

2-1.休まないメリット

まず、メリットについて。
休まず頑張ると評価されるかもしれないし、
多くの仕事や家事をこなせて達成感を味わえるかもしれない。
誰かの役に立つことで自分に存在価値を感じることができるかもしれない。

また、より多くの時間を使うことで自分のダメな部分が露呈しないメリットがあったり、
限界まで頑張ることによって、何か至らないところがあっても、
やれることはやったという言い訳ができると考えることもあると思います。

休まないことにメリットがあるのかと感じるかもしれませんが、
その状況がどんなに嫌でも、そこには必ずメリットがあります。

一度、自分が感じているメリットを洗い上げてみてください。
ここが明確に見つかってくると、次のステップに進みやすくなります。

2-2.休んでしまうデメリット

メリットと表裏一体なところはありますが、休むことへのデメリットを考えていきます。

自分だけ休むと嫌われると感じたり、相手に悪いという気持ちがしたり、
認められず評価されないと感じたりするところが休む上でのデメリットになってきます。

こういったデメリットを受けたくないから、それを避けるために、
休まないという選択をしているのかもしれません。

3.当たり前の勘違い

「休みがない」という目的まで洗い上がったら、
次に、自分が当たり前に感じている思考を明確にしていきます。

3-1.自分の「当たり前」が悩みを生む

この「当たり前に感じていること」が悩みを紐解く上での鍵になってきます。
それは、その行動をすることやその環境に身を置くこと、その能力を有し、結果を生み出すこと、
すべての起点は、この「当たり前に感じていること」にあるからです。

少しふざけた例えをすると、以下のことを当たり前に感じている人がいたとします。

  • 地球の裏までスコップで穴を掘らなければいけない
  • 自分は穴を掘ることがそんなに得意ではない
  • そんな自分は社会的にダメな存在なんだ

こんな「当たり前」を持っている人がいたとしたら、
日々、スコップを持ち穴を掘り、自分の掘った穴の小ささを見て自分を責め続けると思います。
これが、いわゆる「悩み」です。

しかし、この「当たり前」を持っていない人がこの人を見たら、きっとこう言うのではないでしょうか?
「穴なんて掘らなくていいでしょ?」「いや、こんだけ掘ったら十分すごいよ」と。

これは、極端な話かもしれませんが、悩みや苦しさとはこれと同じ類の話なのです。
だから、自分の「当たり前」を明確にして、その「当たり前」を疑ってみる。
ということが、とても大切になってきます。

3-2.自分の当たり前を明確にする方法

では、ここからは「休みがない」という気持ちに張り付いている「当たり前」を明確にしていきます。

この当たり前を明らかにする上で、参考になるのが、
上記で考えてもらった「休まないメリット」と「休んでしまうデメリット」です。

休まないでそのメリットを得たいということは、今その得たいものが自分にはないと思っているということです。
逆に、休まないことでデメリット回避したいということは、
自分の思い通りやるとそのデメリットが発生する人だと思い込んでいるということです。

つまり、休まずに評価されたいという思いには、自分は評価されていないという当たり前が、
役に立つことで存在価値を感じたい場合は、何もしない自分には存在価値がないという当たり前が、
休んで嫌われたくないという気持ちには、基本的に自分は嫌われるという当たり前が張り付いているということです。

一度、メリット・デメリットを振り返って、自分にはどんな「当たり前」を握っているか確認してみてください。

3-3.その当たり前は勘違い

この当たり前まで明確になったら、しめたものです。
当たり前が無意識かつ無自覚である場合、自動操縦でその結果(休みがない・休めない)までたどり着きます。

ただ、この無意識に感じていることを意識出来ると、
我々は「当たり前」をいかようにも変えて行くことができるのです。
この変え方は次の章で説明します。

この章では、その「当たり前」は実は勘違いであることを覚えておいてください。
自分が評価されない、何もしないと存在価値がない、素の自分は嫌われるといくら思っていようが、
実際にそういう経験があったと主張しようが、それは勘違いです。

昔のたまたまの出来事によって、ふとそう思い込み、
そして、その仮説が正しいと様々な出来事を使って証拠集めをしてきたに過ぎません。
無色透明な出来事に黒の色付けをしてきただけなのです。

無職透明な色付けされていない出来事とは以下です。

  • 評価されないこともあるし評価されることもある
  • 生きてるだけでは価値がないと捉えることもできるし価値があると捉えることもできる
  • 嫌わることもあるし嫌われないこともある

人は、自分がこうだと思い込んだことに対して(思い入れが強ければ強い程)、
積極的に思い込みの通りに物事を捉えようとするのです。

今は、自分の当たり前が勘違いだということが腑に落ちなくても構わないので、
お話として、「自分の当たり前は勘違いなのだ」ということを覚えておいてください。

4.「休みがない」に紐づく当たり前を変えていく

それでは、ここから「当たり前」を変えていく方法や、
「自分の当たり前は勘違いなのだ」と実感する方法について説明していきます。

簡単におさらいすると、悩みの仕組みというか思考流れは以下のようになっていると思います。

①休みがないと思っている
②本当は休まないことでメリットを享受しデメリットを排除している
③そこには「当たり前」が存在している

この一つ一つを単純に崩して行けばいいということです。
読んでもらっている方の受け入れ安さを考えて、3番から逆に説明していきます。

4-1.「当たり前」の逆の設定をする

上記で見つけてもらった「当たり前」と逆の設定をしてみてください。
その時に、「ということにする」という言葉で仮決めしてください。

  • 自分はすでに評価されている「ということにする」
  • 自分は何をしなくても存在価値がある「ということにする」
  • 自分はみんなから好かれている人気者「ということにする」

実感が伴わなくていいし、ゲーム感覚でよいので、
「ということ」に仮で決めてしまってください。

すると、今まで見えてこなかった側面である
評価されている部分、自分はこれでいいという認識、案外好かれていた事実が見えてくるようになります。

4-2.メリットを放棄する・デメリットを受け入れる

次に、休まないことで得ているメリットを放棄して、
休むことへのデメリットを受け入れてみてください。

これまでに説明してきた通り、「休みがない」わけでも「休めない」わけでもないのです。
メリット・デメリットによって、休み「たくない」のです。

だから、このメリットを得ることを辞めて、デメリットを引き受けてしまえば、
休まないことに対する理由付けはなくなります。
理由がなくなれば休んでもいいと自分に対して許せるようになるのです。

  • 休まないで評価されることをやめる
  • 何か役に立って自分の存在価値を感じることを辞める(そんなことしなくても自分には価値がある)
  • 休んで嫌われることを受け入れる

今までどんなに辛くても、このメリットを得るためやデメリットを遠ざけるために頑張ってきたので、
メリットを放棄することやデメリットを引き受けることはとても抵抗があるかもしれません。

しかし、そんなメリットは実はいらないものだし、
デメリットも実際に起きてしまえば大したことないものだということに気づきます。

ここを気づくには次で紹介する「やってみる」が大事になってくるのですが、
とりあえず、「メリットを放棄するか(ホントは欲しいけど)」
「デメリットを受け入れるか(ホントは嫌だけど)」と心の構えだけしておいてください。

4-3.実際にやってみる

これが一番効果があって様々なことに気づく方法です。
その方法とは「実際にやってみる」です。

ここで言うと、実際に休んでみる。

とても怖くて、そもそも休めないんだよと感じるかもしれませんが、
それでも休んでみるということです。

そもそも仕事が休めないなんて物理的にあるわけないんです。
インフルエンザにかかったら出社しちゃいけないし、
体が動かなくなったら子育てだって誰かにお願いするしかないし、
家事に至ってはとことんまでサボったらいいし。

正当な理由や建前なんていらないので、休んでしまってください。
それをすることで感じる怖さを乗り越えて実際にやってみる。

すると、それが今までもずっと自分に許されていたことに気づきます。
怖さという悪夢を見て、自分に禁止していたのが自分だけだったことい気づきます。
すると、悩みが悩みでなくなるのです。

5.休みに関して

長くなってきたので、そろそろ終わろうと思いますが、
最後に休みに関して、その捉え方だけ触れようと思います。

今回は「休みがない」というテーマで説明してきましたが、
「休みがない」という発想自体が、苦しいものの捉え方です。

休みはあるのかないのか、ではありません。
休みは自分が作るものです。
先に休みを決めて、その決めた休みを守るように調整する。

その調整が自分の仕事なのです。
心地よさや楽しさを確保するのが、自分の唯一の仕事なのです。

それが会社勤めをしているか、専業主婦なのか、子育て中のお母さんなのかは関係なく、
自分の満たされた気持ちを作っていくのが自分の仕事です。
これをぜひ、自分の環境やその状況に任せないでもらえたらと思います。

そして、この自分の幸せを確保しようとする行動が、
頭ごなしに否定される環境にはいる必要があるかということも考えてみてください。

我慢を強制される環境になぜいなければならないのか、
自分の人生はずっと我慢でいいのか。
そうやって、自分を守っていくことがあなたのお仕事です。

少し休みの話から飛躍しましたが、
ぜひ、その状況や環境を絶対的なものだと思わないでくださいね。
自分の人生なんだから、自分で好きにクリエイトしていったらいいのです。

6.まとめ

今回は「休みがない」というテーマを使いながら、
悩みを紐解いて解消していく方法の一つを紹介しました。

実は、どうしようもないと感じる状況にもメリットとデメリットがあり、
自分に対する認識などの当たり前が隠れています。

これが明確になっていないと、暗闇の中を進むようで怖いのですが、
明確になってしまえば、予定調和の痛さや悲しさを引き受けるだけです。

そして、やってみた結果、この当たり前が勘違いだということを実感して、
新しい世界が開けていきます。

大きな抵抗を感じるかもしれませんが、ぜひ、大きな勇気が必要な小さな一歩を踏み出して、
自分が認められていたことや好きにやっても嫌われないこと、ずっと昔から受け入れてもらっていたことに、
気づいてもらえたらと思います。

世界は優しくて自分も素敵なんですよね。

下記の記事に、仕事に特化した働き方の話もまとめているので参考にしてみてください。
仕事が辛い人に共通する思い込みと働き方を変える考え方

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