責任感を身に付けようとして陥る罠

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オフィスコーディング中責任感がない。
自分には責任感がないと思うし、周りからもそう言われる。
だから、責任感を身に付けたい。

「責任感」を身に付けようとすること、
「責任がない」と自分を責めること、
それはつまり、他人の基準によって自分を変えようとしているということなのです。

この記事では、他人基準の考えを自分基準に変えることで、
不安のスパイラルから抜け出し、安心して行動できる方法を紹介します。

また、なぜ自分には責任感がないと感じるのか、そのメカニズムを解説していきます。
そのメカニズムが理解できれば、自分に「ある」と思うにはどうすれば良いかがわかっていきます。

1.「責任感」を意識するということは、「こうするべき」というルールに縛られている

自分には責任感がないと思って、責任感を身に付けようとしたり、責任感のある行動をしようとするということは、
自分の「やりたい」という気持ちからではなく、「こうするべき」というルールに縛られているということなのです。

「こうするべき」に縛られれば縛られるほど、自分の気持ちや自分のやりたいことを蔑ろにすることにつながり、
充実感や満足感を得られなくなっていきます

これは、「責任感」についてだけではなく、悩み全般について言えることです。

そして、もし、社会の常識や社会的体裁でなく、自分らしく、自由に、自分の人生を生きたいと思ったら、
ぜひ、このルールに気づき、ルールを解いてみてください。

ルールの解き方は「仕事の失敗をヒントに暗示を解く方法」に記載してあるので参考にしてください。

2.不安からの行動はさらに不安を大きくする

そして、「こうするべき」というルールは、自分の当たり前や常識になっていて、見つけにくいのですが、このルールを見つける簡単な方法があります。

それは、目の前にやろうと思っていることがあるとして、次の質問を自分にしてみてください。
「もし、そのやろうとしていることをやらなかったらどうなるか?」

この質問に対して、
「怒られる」
「認められない」
「嫌われる」

等、人からのネガティブな反応をイメージした場合、それは、「こうするべき」というルールに縛られている可能性が大きいです。
人から認められない・嫌われるのが怖いという不安を回避しようと行動をしているのです。

しかし、不安をなくそうとする行動はさらに大きな不安を呼びます

責任感を持とうと思って行動し、
もし、認められなかったら、さらに責任感を強く持たなければと思うようになり、
もし、認められたら、責任感を持たない行動をすることがさらに怖くなります。

こうやって、不安は大きくなっていき、自分を縛るルールは強くなっていきます。

3.不安からの行動から安心からの行動へ

では、どうしたら、この不安からのループを抜け出せるのでしょうか。

それは、「自分の勘違いに気づく」ということです。
どんな勘違いかと言うと、「責任感があると認められる」という勘違いです。

「責任感」と「認められること」が結びついているのです。
この結びつきを断ち切ることができれば、責任感を追い続ける必要がなくなるのです。

具体的には、「不安からやっている行動をやめてみる」ということです。
怒られる、認められない、嫌われるという恐怖にあえて飛び込んでいくのです。

すると、責任感がなくても認められているのだ、愛されているのだ、ということに気づきます。

不安から他人軸でやっていた行動が、安心から自分の気持ちでやる行動に変わるのです。

4.「責任感」を身に付けようとしても身に付かないメカニズム

そして、残酷なことを言ってしまえば、責任感を身に付けようとしても無理なのです。
それは、「ない」部分を必死にフォーカスしているからです。

例えば、責任感に数値があるとして、自分に50の責任感があった場合、
「責任感がもう少し(あと10)あればいいのに」と思っているということは、
60の責任感に届か「ない」50の自分を見ているということです。

そう、「ある」50の部分を見ずに、
「ない」10の部分を見ていると、結局、「ない」という結論に落ち着きます。

そして、現状の「ある」を否定し、もっともっとと求めるということは、
将来、60の責任感を得たとしても、次は70の責任感を求め始めるのです。

その探求や成長が楽しければ、もちろん続けてもらっていいのですが、
責任感がないと思って苦しい思いをしているのであれば、
「責任感を身につける」という方法では、身につくか否かに関わらず、将来、ずっと苦しいのです。

5.「責任感」を感じる方法

では、どうしたら良いのか?
「ある」部分に目を向けてくださいとは言いません。
もう、「ない」のだと諦めてください

自分には、責任感が0なんだと思って、生活してみてください。
すると、自然に自分には責任感がもともとあったのだということに気づきます

「責任感がないと認められない」ではなく、
責任感があってもなくても認められるならば、何をしますか?

その答えの通りに行動してみてください。

6.まとめ

責任感が「ない」のではなく、本当は「ある」のです。
しかし、「ない」に目を向けたり、もっともっとと求めると「ある」がわからなくなります。

これは責任感に限った話ではなく、
あなたは、すでに「認められている」し、「愛されている」のです。

だから、もっともっとと求めるのではなく、
すでに持っている、すでに「ある」のであれば、どう行動するのかを考えてみてください

すでに認められているのなら、責任感はもしかするといらないのかもしれません。
自分のやりたいことをはじめるかもしれませんね。

そして、人からの評価でなく、自分がやりたいからというこだわりが、
責任感に取って代わる、物事に取り組む素晴らしい姿勢になるのかもしれません。

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