満たされない理由と虚無感を生む「心の穴」の埋め方

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満たされないペンギンどれだけ評価されても満たされない。
頑張れば頑張るほど虚無感に襲われる。
自分の心に穴が空いている気持ちになる。

心に穴が空いたように何を頑張ってもどれだけ評価されても、
満たされず虚無感に襲われるというのはとても苦しいことだと思います。

この記事では、この「心の穴」の正体と、
どうすれば「心の穴」が埋まり、満たされた気持ちに包まれていくのかについて説明します。

「心の穴」にいくら評価や承認を放り込んでも満たされることはありません。
それは、「心の穴」の形と「評価」「承認」の形が違うため、うまくはまっていかないからです。

ぜひ、「心の穴」の仕組みとその埋め方について理解して、
実践に移してもらえたらと思います。

1.満たされない理由

まず、なぜ満たされないのか、なぜ心の中に穴が空いたような感覚になるのかについて説明します。

「なぜ満たされないのか」を一言で表現すると、自分の性格や自分の感情・気持ちの一部を捨ててきたからです。

「冷たい人ではいけない」「自分勝手な考えはいけない」「怠けてはいけない」
というように、冷たい部分や自分勝手なところ、怠ける自分を自分の中から捨てると、
その部分が「心の穴」になり、虚無感を生んでいきます。

そして、この「心の穴」を埋めようと、
回りから認められようとしたり、性格の良いキレイな自分になろうとする。

しかし、自分が捨てたパーツは「冷たい」「自分勝手」「怠ける」というパーツであり、
埋めようとしているパーツは「承認」や「性格の良さ」なのです。
つまり、捨てたパーツと違う形のパーツで穴を塞ごうとしているということです。

これでは、いくら他人から認められても、羨ましがられても、性格がよい自分になったとしても、
満たされない気持ちは埋まることはありません。

これが、満たされない理由であり「心の穴」の正体です。

別の表現をすると、いくら他人に認められても他人に素敵だと思われても、
それが本来の自分とは違う作られた自分だったら、素直に自分のことだと喜べないということです。
「私だってこれだけやっているんだから」「まぁ頑張っている分、褒められて当たり前」となっていくのです。

2.満たされない気持ちの満たし方

では、どうすれば心の穴は塞がり満たされた気持ちが広がっていくのでしょうか?

その答えは「捨てたパーツを取り戻す」です。
「冷たい」「自分勝手」「怠ける」というパーツを捨てたことによって穴ができているのだから、
その捨てたパーツを取り戻すことによって、その穴が埋まるのです。

この「心の穴」が埋まってしまえば、無理に自分を満たそうと思わなくても勝手に満たされていきます。

つまり、「心の穴」を埋めていくには、
こんな人間じゃダメだと思って捨てた自分の醜い部分を取り戻していくということです。

今までやってきた方向の真逆を選ぶということです。
贅沢をするのでも好きなことを探すのでもなく、キラキラな自分になるのでも、
相手から褒められて評価されるのでもありません。

今まで嫌って遠ざけていた「本来の自分」になるということです。

3.「捨てたパーツ」は他人が教えてくれる

ここまで読んで、「じゃあ、自分の捨てたパーツってなんだろう」という気持ちになったのではないでしょうか?
人は自分のことが一番わかりにくいので、自分で捨てたものなのにそれがわかりません。
忘れてしまっているのですよね。

その自分を捨てたパーツの見つけ方をここで紹介します。

それは、「他人に対してイラっとするところを探していく」というものです。
私たちが他人に対してイラっとするとき、その多くは自分のルールを破っている時なのです。

例えば、自分勝手な人にイラっとするとき、自分の中には「自分勝手にしてはいけない」というルールがあり、
「自分はそのルールを守っているのに、あいつだけルール違反をしていてずるい。ムキー!」となっているということです。

つまり、「自分勝手はダメ」で自分の中から「自分勝手を捨てた」ということなのです。

あなたは日頃、誰のどんな行動にイラっとしますか?
そのイラっとさせる相手は、あなたにどうしたら満たされるのかのヒントをくれています。

ぜひ、その相手から「捨てたパーツ」を見つけて、その相手と同じような行動をとってみてください。
そのひとつひとつが「心の穴」を塞いでいき、満たされた気持ちへとつながっていきます。

4.どんな自分でもそれでいい

とは言いながら、そんな人になっていいのかと感じるかもしれません。
冷たくて自分勝手で怠けるなんてダメだから、そんな相手と同じ行動なんてできるか!!と。

結論から言うと、どんな自分でもそれでいいのですよ。

そもそも、最初に自分のパーツを捨てたのは「そんな自分じゃダメだ」という思いからだったのではないでしょうか?

  • 誰かに怒られて「こうしてはいけない」と感じた
  • 認められるために好かれるために「こんな自分じゃダメだ」と思った
  • 否定されて落ち込むのが辛くて否定されない自分になろうと思った

否定されずに受け入れてもらうために。
認めてもらうために、愛してもらうために。

しかし、あなたはずっと受け入れられていて、認められていて、愛されてたんです。
ときに否定されたり、怒られたり、叩かれたりがあったかもしれません。
でも、その出来事とあなたが認められる存在か愛される存在かは関係ないのです。

認められるために愛されるためにといって、今まで随分遠くまで歩いてきました。
言葉を変えると、あの時の言葉を真に受けて自分のその部分を否定してきたということです。
自分の一部をものすごく嫌っていじめて来たということです。

そろそろ、嫌ってきた自分の一部を認めてあげてみてください。
愛してあげてみてください。

どんな自分でもそのままで良くて、他人の言葉や好き嫌いを鵜呑みにしなくていいのですよ。
自分の中にいる無邪気で好き嫌いがはっきりしている子どものような自分を、可愛がってみてください。

他人に気に入られても、自分から嫌われたら悲しいですからね。
今度は、他人から嫌われても自分に好かれる方向に切り替えてみてくださいね。

それだけで、「やっと他人ではなく自分の方向を向いてくれた」という感覚が広がり、
満たされた気持ちでいっぱいになります。

「どんな自分でもいい」ということを覚えておいてくださいね。

5.まとめ

今回は、「満たされない気持ち」「虚無感」をテーマに自分の心の穴を埋めていく方法を紹介しました。

今まで、こうすれば評価され満たされるだろうと進んできた方向は、
実は、本来の自分と離れていく方向であり、結果的に心の穴を生んでいたのですよね。

今度は、逆に評価もされず嫌われることを覚悟して、
「自分自身」に戻っていってみてください。

満たされた気持ちと共に、
「あれ意外に認められてるな」「こんな自分でも愛されているな」という感覚を覚えると思います。
そして、「なんだ元々自分のままでよかったんだ」と自分がおかしく思えてくるかもしれません。

そうやって、自分を許しながら自分を愛でてもらえたらと思います。
いつの間にか「満たされない気持ち」も「虚無感」も忘れているはずです。

また、認められない苦しさと認められたい他人軸を終わらせる方法では、
「不足感」について記載しているので合わせて読んでみてください。

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