「心が疲れた」心を休ませることができない理由と対応方法

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心が疲れた観覧車仕事もやる気が起きず無理やり頑張っている。
人間関係も気を遣うだけで苦しい。
その上、家事も育児もって辛すぎる。

もう、心が疲れた。

あれもこれもと無理をしていると、心がどんどんすり減っていきます。
そんなときはぜひ休んでください。
しかし、「そうは言っても頑張らなければいけない」と感じているかもしれません。

この記事では心を休ませることができない理由とその解消法を説明しています。

お恥ずかしい話ですが、私はずっと心の中で「拗ね」ていました。
特に態度に表すわけではないのですが、大事にされない認められないことに対して「拗ね」て、
大事にされるように、認められるようにひたすら頑張っていました。

そんな孤独の塔を登っていると、心はすり減る一方で自分の中で休むことは許されませんでした。
しかし、拗ねを辞めて、認められることを手放したところから、
休むことに許可を出せ、また、元々頑張る必要がないことに気づきました。

頑張ることよりも、今を楽しむことが大事だとわかったのです。

ぜひ、今、心が疲れ苦しいのであれば、今までと異なる見方をしてみてください。
その「異なる見方」を本文で提示しているので、ご活用いただけたら幸いです。

1.心を休ませることができない理由

まず、心を休ませることができない理由について説明します。

1-1.休むことへの怖さ

あなたが休もうと思った時に、起こりそうな怖いことやこうなったら嫌だなと感じることはありますか?
怖さがある場合、それは具体的に何でしょうか?
少し考えてみてください。

  • 仕事の業績が落ちる
  • 仕事を休むと、仕事ができなかったりミスしたりしたときに相手から責められる
  • ママ友から仲間外れにされそう
  • 旦那から小言を言われそう、上司に怒られそう

この怖さがあなたが休むことにブレーキをかけています。
この怖さを回避するために、あなたは休まずに頑張り続けているのです。

1-2.休むことへの罪悪感

次に、休もうと思った時に、誰かに対して「悪いな」や「申し訳ない」という気持ちが湧いていないか考えてみてください。

  • 上司や同僚に仕事のしわ寄せがいき、悪いなと感じる
  • 自分だけ嫌な付き合いから抜けて、我慢して付き合いをしている他の人に申し訳ない
  • 旦那は頑張って働いているのに、自分だけ楽をして悪い気がする

この「悪いな」や「申し訳ない」という気持ちが罪悪感です。
自分だけ休み自分だけ楽をすることを罪に感じて、自分を罰しているのです。

罪悪感を抱いている状態で休んでも、心が休まることはなく四六時中気を揉むことになります。
休むことに罪悪感を感じてるのであれば、もしかしたら働いている方が心は疲れないのかもしれません。

1-3.心を駆り立てる5つの要因

心理学の用語で「5つのドライバー」という言葉があります。
ドライバーとは「心を駆り立てるもの」という意味であり、私たちの心を駆り立てるものは以下の5つです。

  • 完全でなければいけない
  • 他人を喜ばせなければいけない
  • 努力しないといけない
  • 強くなければいけない
  • 急がなければいけない

要は、どれも「今のままではいけない」という前提を元に「こうしなければ」と心が駆り立てられているのです。
この5つのドライバーが強ければ強いほど、心を休めることが難しいということです。

2.心を休ませるためには

では、次に、どうしたら心を休ませることができるのかについて説明していきます。

2-1.休むことへの怖さ

上記で触れたとおり、我々は起こりそうな怖いことを回避するために、頑張り続けています。
しかし、この「起こり『そう』」という怖さは想像や妄想であるため、いくら回避しても怖さがなくなることはないのです。

回避や頑張るというのは一時しのぎであり、「起こりそうな怖さ」はずっとあなたにつきまとっていきます。

ですので、怖さとの付き合い方は「逃げるのではなく受け入れる」です。
起こるであろう怖いことが「起こってもいい」と自分に許可を出すのです。

  • 仕事の業績が落ちてもいい
  • ミスをして相手から責められてもいい
  • ママ友から仲間外れにされてもいい
  • 旦那に小言を言われてもいい

この怖いことを先に受け入れてしまってください。
すると、暴れていた怖さが落ち着いた怖さに変わっていきます。

そして、実際に怖さに飛び込んでみてください。
休むことを行動に移してみるのです。

今まで回避しようと頑張っていたことなので、ものすごく勇気がいることだと思います。
しかし、その勇気を頑張って出してみてください。

怖さとは、起こる前の想像する段階が一番怖いです。
起こってしまったらなんとかなったという経験があなたにもあるのではないでしょうか?
そう、実際に経験することで「怖さ」の等身大がわかるようになり、「怖さ」に振り回されることはなくなります。

そして、勇気を出したときに、仮にその恐れていたことが起きたとしても、あなただけは自分のことを否定しないでください。
誰かに批判されても、自分だけは自分のことを見捨てないと決めるのです。
怖さを乗り越えて勇気を出せた自分を存分に誇ってください。

2-2.休むことへの罪悪感

次に「罪悪感」について説明していきます。
罪悪感とは、「こうするべき」というルールを守れない自分や「こうあるべき」というカタチ通りでない自分に罪を感じているということです。
そして、そんな罪を犯した自分を罰しようとしたり、罪がバレないように自分を律しているのです。

しかし、「こうするべき」や「こうあるべき」というのはあなたが作り上げた「あなただけのルール」であり、
そもそも守る必要はないし、目指さなくてもいいのです。

自分勝手でも冷たくても人の幸せを喜べなくても、そこに罪はないし、
誰かの役に立たなくても、誰かを幸せできなくてもいいのです。

つまり、「こうするべき」「こうあるべき」自体が勘違いであり、
そこから派生する「こうしない自分」や「こうでない自分」にそもそも罪はないのです。

上記1-2であげてもらった罪悪感を思い出してください。

  • 上司や同僚に仕事のしわ寄せがいき、悪いなと感じる
  • 自分だけ嫌な付き合いから抜けて、我慢して付き合いをしている他の人に申し訳ない
  • 旦那は頑張って働いているのに、自分だけ楽をして悪い気がする

ここには、以下のような「こうするべき」や「こうあるべき」が埋まっています。

  • 仕事はみんなで分担すべき、仕事は頑張るべき
  • 抜けがけはすべきではない、みんなが我慢していることは自分も我慢すべき
  • 他人が大変な時は自分だけ楽をしてはいけない

そして、この「こうするべき」や「こうあるべき」が勘違いです。
頑張らなくてもいいし、自分だけ抜けがけしてもいいし、自分だけ楽をしてもいいのです。
だから、そもそもそこに罪の意識を感じること自体が見当違いということになります。

元々、あなたは罪人ではないし、どんな自分でもどんなことを考えていても罪はないのです。
また、そんな自分のことを許してあげてください。
罪悪感については、人生を楽しむことができない心理的な理由に詳しくまとめてあるので読んでみてください。

2-3.心を駆り立てる5つの要因

1-3で5つのドライバーの裏には「今のままではいけない」という前提があり、
その前提によって「こうしなければ」と心が駆り立てられていると説明しました。

これについても「今のままではいけない」という前提が勘違いになります。
もう今のままでいいのです。
未熟で中途半端な上に力不足で自信がなくブレブレなのに自分のことしか考えていない今の自分でいいのです。

さらに、「今のままでいい」と思えない自分のままでもいいのです。

もし、心が何かに駆り立てられそうになったら、
「今のままではいけない」と自分がどこかでそう思っているのだなとぼんやり考え、
「まぁ今のままでいいんだよなぁ」とぼんやり思い直し、「やらなければ」という気持ちを緩めてみてください。

3.もう十分頑張っている

あなたは「まだまだ頑張らなければ」「もっと成長するんだ」「もう少しだけできるはずだ」と思っているかもしれません。
しかし、もうすでに十分すぎるほど頑張っています。
心が疲れたということは、自分のキャパを超えて無理をしすぎているということなのです。

ぜひ、自分にお疲れ様って言ってあげてください。
「今までよく頑張ったね」と、「無理させたね」と自分をいたわってあげてください。
「もう頑張れないよね」「もう苦しいよね」とあなたがあなたの一番の理解者になってあげてください。

そして、そんな自分自身をあなたが守ってあげてください。

周りがなんと言おうと、自分を守ってあげることがあなたの唯一の仕事です。
自分を責めてケツを叩くのではなく、今度は自分を守る味方になってあげてください。

4.まとめ

今回は、「心が疲れた」をテーマに、心を休ませることを疎外する要因とその対応方法についてまとめました。

何かができたら楽になれる、もう少しやったら自分を認めることができる、ということではありません。
何もできない今この瞬間をいかに楽に楽しくするか、中途半端で未熟な自分をいかに認めることができるかということなのです。

前書きにも書きましたが、私自身ずっと「このままではいけない」と思っていました。
そんな自分を変えようと頑張っていたのに、周りは認めてくれないと拗ねていたのです。
そんな状況で、さらに「このままではいけない」を強化し、休むことを許せないでいました。

しかし、そもそも「このままでよかった」のです。
そこに気づけてから見えるものや考え方が大きく変わりました。
そして、そのきっかけは「今までの逆をやってみる」だったのです。

ぜひ、休むことが怖いのであれば休んでみてください。
罪の意識を感じるのであれば、そこに罪はないと素知らぬ顔をしてみてください。
心を駆り立てるものがあれば、ぜひ一旦立ち止まってみてください。

心の疲れる世界から、心が軽い世界や心が踊る世界に大きく変わることと思います。

また、生きる苦しさの正体、自縄自縛を辞める方法も楽に楽しく生きるエッセンスが詰まっているので参考にしてみてください。

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