愛着障害が終わり愛されている安心感が広がる!自分の育て直す4ステップ

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愛着障害菜の花他人や自分が信じられず、気がつくといつも相手を敵対視してしまう。
他人から愛情や承認を求めても、愛されず認められなくていつも傷つく。
0か100で捉えてしまい自分の感情に振り回される。

私は愛着障害なのかもしれない。

今回のテーマは愛着障害についてです。
子ども時代に、親からひどい扱いを受けたり無視されたりして愛情を感じずに人格が形成されると、
自分や他人に対する愛情を持って接することがわからなくなることがあります。

その結果、自分をひどく責めたり、自分は必要のない人間だと決めつけたり、
他人は自分を傷つけるものだと捉えたりするため、
生きづらい選択や生き方をしてしまうことがよくあります。

ですが、愛着障害は生まれ持ったものではなく、子ども時代に形成された後天的なものです。
生まれた後で身につけたことであるなら、今からでも変えていくことができます。

それが生きづらいものであるなら、どんどん変えていってしまいましょう。
「愛着障害」というと何か大きく大変なものと対峙しているように感じるかもしれませんが、
要は、自分に対して愛情を持って接することを知らないというだけの話です。

これから、少しずつ自分を愛するという感覚を知っていけばいいのです。
ぜひ、本文を参考に実践してもらいながら、自分の中の愛情を育ててみてくださいね。

1.「愛着障害」という言葉は好きではない

最初から脱線しますが、「言葉」というものを少し意識してもらえたらと思います。
私は、何かの状態を言葉にするということが好きではありません。

  • 愛着障害、癒着、適応障害
  • アダルトチルドレン
  • ○○依存
  • うつ病、双極性障害

などなど、ただ愛情というものが分からずそれを他人に求めたり、人と同じことができなかったり、
無理しすぎて強制的に心身ともにストップしたお休み期間だったりすることを、
「障害」と言ったり「病気」と言ったりすることが嫌いです。

自分がどういう状態か分からないときに「○○障害です」「○○病です」と言われると、
自分がおかしいのではなくてそういう病気なんだと感じたり、
わかってもらえた気がしたりして安心する気持ちも確かにわかります。

しかし、今度は自分を「障害のある人」「病気の人」ということを前提として、
そこから抜け出さなければならないと考え始めます。
要は、言葉に当てはめてしまうと自分を縛ることにもなるし、その前提で物事を見ることになります。

では、愛情が分からず自分を否定することや愛情を求めて他人と接することはおかしなことなのか、病気や障害なのかというと、
それはそれで当たり前のことです。
「障害」や「病気」という言葉に押し込めなくていいと思っています。

その上で、現状が生きづらいのであれば、それを生きやすいようにただただ変えていこうというだけの話です。
それくらいライトに考えてくださいね。

かなり本筋から外れましたが、
ぜひ、「言葉」というか現状の捉え方について少し気をつけてもらえたらと思います。
今の自分はおかしいわけでも障害でも病気でもない。
ただ、生きづらいから生きやすいようにカスタマイズする感覚です。

と言いながら、この文章では便宜的に愛着障害という言葉を使わせてもらおうと思います。

2.親の接し方で自分への接し方は決まるが変えることができる

さて、具体的な内容に入っていこうと思います。

まず、愛着障害とはどういう状態なのかについてですが、
要は、子ども時代に親からの愛情を感じずに育ったことによって、
自分や他人に愛情をもって接するということが分からず、他人が皆親のように愛の無い存在だと捉えているということです。

だから、自分を否定して苦しくなったり、
周りが敵のように感じてコミュニケーションがうまくいかなかったりするのです。

では、子ども時代に愛情を感じずに育ったからこれからはずっと愛情を感じることなく生きていくのかというと、
もちろんそんなことは一切ありません。

確かに、人は、子ども時代の親からの接し方を無意識に踏襲します。
親からひどい扱いをされたら、それが辛いことであったとしても自分に対してもひどい扱いをするし、
親から無視されていたら、それが悲しかったとしても自分の気持ちを無視する傾向にあります。

子どもにとって親がものすごく大事というのはそういうことです。
その人の最初の装備(自分との接し方)を親が決めています。
これが素敵なものならラッキーだし、苦しいものだと無意識の中でずっと苦しい標準装備で生きることになります。

標準装備を変えられると教えてもらったことはないし、
普段、自分がどんな装備をしているか意識したこともないですしね。

ただ、それは、あくまで”標準”装備の話であり、最初の装備が何だったかというだけの話です。
自分がどんな標準装備しているかが意識できて、そして変えることができるということを知った今この瞬間から、
変えていくことができるのです。

自分の装備が苦しいものなら、その装備を外して新しい装備を身につける。
至って簡単な話だし、この標準装備を変えるというこの記事を今目にしている方は、
手前味噌も甚だしいですが、とてもラッキーですね笑

3.自分を育て直す4つのステップ

それでは、いよいよこの標準装備を変えていく方法を説明していきます。

3-1.今、自分の親が自分であることを知る

まず、最初に、今の自分の親が自分であることを知ってください。

先程、子どもにとって親の存在は大事だという話をしました。
それは、最初の装備を決定するのが両親で、自分の装備を認識し変えようと思うまで無意識に続くからです。

しかし、いつまでも親が子どもの装備を決定できるわけではありません。
子どもが成長し理性を持ち、自分で考えられるようになってからは、
その子どもの装備を決めるのはその子どもに変わっているのです。

ただ、自分の装備は何なのか、その装備を変えようという発想がないため、
親からもらった装備を無意識に惰性で使い続けているだけの話です。

まずは、今装備を決定できる人(=親)は、自分であることを知ってください。
これから自分を育てていく人や自分に大きな影響を与える人は、
自分の両親ではなく自分自身です。

両親はあくまで最初のきっかけに過ぎません。
そういう意味では、両親の影響力は大きなものではなく、
自分の人生は自分でいかようにもなっていくのです。

3-2.両親への怒りを成仏させる

今の自分の親は自分であることを知ったら、次に両親への怒りを成仏させていきます。
このステップについては、両親に対して怒りを持っていない場合もあるので、
該当しない場合は、次のステップへ進んでください。

子どもの頃、自分のことを愛してくれなかった、寂しい思いをした等の気持ちによって、
親に怒りを感じることがあります。

この怒りがある程度収まっていないと、
自分を育てて楽になるよりも親へ怒りを感じている方が優先順位が高くなり、
幸せな方向に進むことに大きな抵抗を感じます。
自分が幸せになると親への怒りを感じることができなくなってしまいますからね。

ですので、両親への怒りを先に成仏させていきます。
ここでは、イメージワークを一つ紹介します。
椅子に座り目を閉じながら、以下の手順でワークをしてみてください。

  1. 小さな頃に親に対して怒りや寂しさ、悲しさを感じた場面を思い出す
  2. その時に感じた感情を味わう
  3. その時に言いたかったことをイメージの中で親に対して言う
  4. イメージの中でその時に言って欲しかったことを自分に対して言う、して欲しかったことを自分に対してする

一日一回タイミングを決めて、しばらく続けてみてください。
終了するタイミングは、ワークをしなくてももういいかなと感じた時です。
数週間で両親への怒りや自分の心のしこりが穏やかになっていることに気づいてもらえると思います。

3-3.自分に語りかける言葉を変える

以上が事前準備でここから実際に、自分を育て直す方法を紹介していきます。

一つ目は、自分に語りかける言葉を変える方法です。
人は日々、自分に対して何かしらの言葉をかけています。

  • なんで私はあんなこともできないんだろう
  • こんな自分じゃダメだ
  • もっと頑張らなければ

この自分に対する言葉は何も意識していないと、昔、親から言われた言葉がそのまま採用されます。
昔、親から「早くしなさい」と言われたら、「早くしなくちゃ」と思うようになるし、
親から「あなたは何もできない」と言われたら、「自分は何もできない、なんてダメなんだ」と自分に対する言葉を選びます。

もし、自分へ語りかける言葉が否定的なものであるなら、
意識的に肯定的な言葉や「今のままでいい」という言葉に変えていってください。

人は小さな頃や自分にとって影響の大きな人から、
「こうしなさい」「それはおかしい」「なんでそんなこともできないの!」と言われると、
それを正解にしてしまい、そうできない自分をとがめたり、そうすることを自分に強要します。

しかし、本来、「人はどうあるべきか」「何が正しいのか」なんて正解はありません。
どんな性格でもいいし、何を感じ何を思ってもいいし、何ができなくてもいい。
それは間違いなんかではなく、ただの違いであり個性です。

周りから言われたことを正解だと思い込み、自分を否定することは、
そのままでいいものに難癖やいちゃもんをつけているのと同じです。

ぜひ、自分に対して優しい言葉やそれでもいいという言葉をかけてみてください。

  • それができなくてもいい
  • こんな自分でもいい
  • 頑張らなくていい無理しなくていい

3-4.実際の行動を変えていく

前のステップで、自分に語りかける言葉を変えるという話をしました。
自分に「それでもいいよ」と優しい言葉をかけてあげるということでした。
ただ、これだけだと片手落ちでなかなか前には進んでいきません。

この優しい言葉を自分にかけることと一緒に、自分の行動も実際に変えていく必要があります。

自分に頑張らなくてもいいと語りかけながら、実際には頑張っていたら自分の中で矛盾が生じます。
前に進むのと同時に後ろに進む感じで、立ち往生してしまいます。

この自分に対する語りかけと実際の行動は両輪をなしているので、
語りかけ通りに行動をしてみてください。

  • できなくてもいいんだから、できない自分を隠さずできない自分のまま生活する
  • 自分は自分でいいんだから自分の感じたことを相手に言ってみる
  • 頑張らなくてもいいんだから、誰かのお願いを断ったり誰かにお願いしたりしてみる

実際にやってみるときは、とても勇気がいると思います。
しかし、勇気を出してやってみた時に、自分の今までの常識や当たり前が一気にくつがえります。

そして、ありのままの自分を自分が認めてくれた嬉しさと、
やっと自分が自分の味方になってくれた安心を感じることができます。
私も初めて実践した時に言葉にできない感動をしたことを覚えています。

ぜひ、自分が自分の味方になってあげてください。
自分を大切にする、自分を守る、自分は自分でいいという愛情を自分に注いだ瞬間から、
この世界は一変します。

愛されたいと感じていたが、自分は愛されていたことに気づいたり、
人は自分を傷つける怖い存在だと思っていたが、人は優しいことに気づいたり、
得体のしれない満たされた気持ちに包まれたり。

この文章を読んだだけの今の段階では、半信半疑だと思いますが、
実際に行動に移して、この感覚をぜひ体験してもらえたらと思います。

4.まとめ

そして最後にまとめとして、
愛情や承認は他人からもらう必要はないという話をして終わりにしようと思います。

愛着障害というのは、要は「愛して欲しい」「認めて欲しい」というということです。
もっというと、「愛して欲しい」「認めて欲しい」ということは、
「自分は愛されていない」「自分は認められていない」と認識しているという話になってきます。

だから、他人の愛情や承認が欲しくなるし、
それが本当にもらえているのか、相手を試すことで確認したくなるし、
愛情や承認をもらえないことが怖くなるし、
愛情や承認をもらえなかったときは、胸をえぐられるように苦しくなるのです。

ただ、愛情や承認は他人からもらう必要はありません。
人から愛されたから自分を愛することができるようになるわけでも、
人から認められたから自分を認められるようになるわけでもないのです。

なぜなら、その他人というのは、あなたが愛情や承認を欲しい本当の相手ではないからです。

では、愛情や承認を欲しい本当の相手は誰か、それは”親”です。
小さな頃だったら、自分の両親です。
そして、自分が大人になった今、誰から愛情が欲しいかというと”親”である「自分自身」です。

本当に欲しい相手から愛情や承認をもらえていたら、他人からそれらをもらう必要なんてないのです。
というか、自分が自分自身に対して愛情をかけ始めた瞬間から、
他人も自分を愛してくれて大事にしてくれていると勝手に感じます。

だから、ぜひ、目の前の他人に振り回されず、目の前の他人にどう思われたとしても、
自分を育て直して、自分が自分に愛情をかけることをしてあげてください。

この世界の変わりように必ず度肝を抜かれると思います。
本記事がその手助けになれば幸いです。

また、本記事と関連がありそうな「見捨てられ不安」について、
見捨てられ不安の仕組みと崩れない安心感の広げ方にまとめてあるので、
こちらもぜひ参考にしてみてください。

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